Author Archive Nomura

『審美眼について』

こんにちは。のむらです。
先日、とある方と美的感覚というか、
審美眼のような話になりました。
私の倍以上生きて、様々な経験をされている方との
お話でしたが、その時に、建築物の話になりました。
ある有名な商業施設についてですが、
あのエリアとしては全く華がなくて全く良くない、
という話でした。
私も、その施設の建築家のお話を伺ったことがあるものでして、
どういう考え方で設計されたのかを知ってはいました。
とはいえ、華がないのはもはやセンスの問題とのことでして、
そのようなセンスは建築だけでは十分に磨かれない、
という話でした。
そこでひとつ教えて頂いた話として、
建築やアパレルのような分野は、
宝石を学ぶことでよりレベルが上がり、
宝石は絵画にたどり着く
というお話でした。
とはいえ、宝石といっても、
一般的に流通しているような、
だいたい8割くらい利益を乗っけて売ってるような
アクセサリーの話ではないと思います。
以前、件の方に
ホンモノの宝石を知りたくないか?
と問われて、
カタログを見せて頂いたことがあります。
詳しい背景は端折りますが、
ダイヤモンドの価格が安定しているということから、
ダイヤモンドそのものを宝飾品ではなく、
金融商品として流通させたらどうか?
ということを考えたことがあります。
USAではそういう市場もあるそうです。
そういうわけで、
日本でダイヤモンドを扱っている会社の社長さんにその話を
したところ、多分、上述のように8割くらい乗っけて販売している
アクセサリー屋さんの原価がバレるということから、
日本でそれをやると叩かれると思う、という回答でした。
とはいえ、
ホンモノの宝石たるや、
私が考えていた金塊に変わるような金融商品よりも、
ある意味ではレベルの高いお話でした。
というのが、
石そのものの色や透明度、輝きや大きさといったことはもちろん、
極めて上等な石を、
超一流のデザイナーのデザイン、
超一流の工房での加工、
それらを経て完成します。
そのようなたった一つの宝石がオークションに出されます。
スタートの値段が日本円換算で1億円くらいからとかです。
落札額はその10倍くらいになったりするそうです。
これは、高額な絵画に似ていると思いました。
絵画の金融資産的な側面というのに似ています。
最近、このような感覚を別の角度から見せられた機会がありました。
宮崎駿監督の映画、「風立ちぬ」を観てきました。
その時にも、美しさを追求するところにある、
ある種の残酷さというか格差というものが見えました。
映画の詳細には触れませんが、
素晴らしい絵画も、ホンモノの宝石も、
はたまた、極めて美を追求されたファッションデザインや建築デザイン、
これらと大衆性というものは、違いどころか、世界の断絶があると思います。
さて、そんなことを思いながらお話を伺っていたわけですが、
そうなると、どうしても聞きたいことが出てきてしまいました。
ここは、私の庶民的な好奇心という次元の話なのですが、
「最も美しい建築物って何だと思いますか?」
と、
まぁ、こんなこと聞いて怒られやしないか、という質問かもしれませんが。。。汗
しばらく考えた結果、
「二重橋」
とのお答えを頂きました。
併せて、
「美しさ」というのは、それを解釈したり読み解く側のセンスが必要だ、と。
そういうことも教えて頂きました。
で、これを聞いちゃった以上は、当たり前ですが、
「君は何が最も美しいと思うか?」
という質問が返ってきました。。。汗
ここ1年くらいの関心事は「日本のオタク性」だったりするので、
日本庭園の構造が好きだという話をしました。
上から見て奥行きと自然を管理するというつくりの英国的な庭のつくりに対し、
平面の連続によってつくられる日本庭園の構造が美しいと思います、と。
とはいえ、まだまだ知っている建築物が多いわけでもないので、
どんどん変わるかも知れません。
「芸術の秋」という言葉もありますが、
秋に限らず、審美眼、美しいものを読み解く力というのは、
日々磨いていきたいです。
そういうこともビジネスクリエーターズでできたら良いですね。
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明日は八須くんです。

『インターネットによる情報技術の進化はまだ届いていないから終電帰りになる』

こんにちは。のむらです。
最近、今さらながらではありますが、
「インターネットが発明されて世界のルールが変わった」
という話を色んなところでしています。
大学1年生の頃、といっても、私が大学に入ったのは
2000年ですから、けっこう前の話です。
確か「情報リテラシー」というタイトルの授業がありました。
内容的には、AppleやIBMが何年に何というマシンを売り出したかといった
コンピュータに関する歴史を振り返って、
一問一答式の期末試験では、それらの名前や年代を丸暗記しているかどうかを試す、
その試験の結果で単位が出る
と、
こう言っては何ですが、内容から試験、単位認定の考え方まで
情報リテラシーの低い人の頭の使い方全開なプログラムだったように思います。
情報リテラシーというのは、情報の取扱に関する思考法を含めたスキルですから、
そもそも私たちを取り巻く情報環境というのを知るところから考えてみるべきでしょう。
ということで、この話です。
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97年くらいまでは殆ど同じだった
消費可能情報量と選択可能情報量が、10年くらいでもの凄いギャップになりました。
さらに付け加えると、情報の増加スピードは早くなるか、遅くなるか?
で言えば、必ず早くなるので、このギャップは益々大きくなるでしょう。
まず、この環境の変化を知るか否かというところで、
インターネットが発明されたことにより、
世の中が変化したことの重要なポイントを理解しているか否かという話になるでしょう。
幸か不幸か、殆どの方はそういうことを理解せずに、
FacebookやLINEをつかっています。
そうして自分の情報処理ができる24時間というのを
ジャンクな情報の処理に費やしています。
もし、たまたまこの投稿を見てこの事実にようやく気づいた方がいたら、
儲けもんです。
これだけで、かなり多数の人よりも未来に行けました。
今日、インターネットが発明されたことを知りました。
情報が膨大になって、情報の生み出されるスピード、流通スピードが速くなり続けると、
「モノを知っている」
ということよりも、
「既にある情報をつかってどんな問題をどう解決するか?」
という、
覚えることよりも考えることが人間の仕事になりました。
80年代であれば、マッキンゼーやボストン・コンサルティングのような
コンサルファームが持っているフレームワークを知っている人は
神がかり的な情報を持っていたと言えるかも知れませんが、
今は、それらの会社の人が持つ知見も8割近くまではGoogle検索で
手に入れることができるでしょう。
結局、大事なことは、
情報をいかにたくさん暗記するかではなく、
必要な情報に速く正確に到達し、その情報をつかってどんな課題を解決するか?
というところにあります。
そのために必要な情報に速く正確に到達できたり、
ゴミ情報に時間を奪われないようにしたり、
というのが、インターネット発明後の情報リテラシーでしょう。
検索エンジンに適切なキーワードを入れることで、
必要な情報に速く到達する。
その際に、そもそも打鍵数を減らす、なんてことも有効なわけでして、
その対策の一例が「グーグル日本語入力」だったりします。
先日、某所で堀江貴文さんの講演会に出席したのですが、
この時に、会場の方に「グーグル日本語入力つかってる人は?」と
挙手を求めてみたら、その普及率の低さに唖然としました。
5%以下くらいだったと思います。
出席者は皆さんビジネスパーソンだったのですが、
グーグル日本語入力を使えば、打鍵数は半分くらいには減るでしょう。
メールを書いたりドキュメントにタイプする時間が単純に半分になるわけです。
※細かい説明は端折りますが、そのメカニズムたるや、
 インターネットの力をガッツリ活用しています。
なので、帰りが遅い、仕事が終わらない、と悩んでいる方で、
グーグル日本語入力をつかっていない方がいましたら、
一刻も早く、インターネットが発明されたことの恩恵を受けましょう。
インターネットが発明されたということが、言葉だけ先行していて、
ネットとリアル
のように、インターネットの中か外かという世界の切り方をする人が多いですが、
今、
手紙とリアル
とか
電話とリアル
なんていう世界の切り方をする人はなかなかいません。
結局、インターネットが発明されたという事実は
まだまだ十分に理解されていないのだと思います。
それが十分に理解された時には、
ネットとリアル
という世界の切り方はしないでしょうし、
インターネットにある情報を外部記憶装置としてうまくつかうようになるでしょうし、
そして、
グーグル日本語入力をPCにインストールして、
もう少し早く仕事を終わらせるようになるでしょう。笑
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明日は八須くんです。

『今の日本で新しいチャレンジをする現実解』

こんにちは。のむらです。
グローバル化や国際競争力ということが言われてからというもの、
いわゆる先進国との教育の違いやスタートアップ環境の違いというのを
けっこう批判的に言われがちなのが日本です。
とはいえ、私は単純に先進諸国の後を追いかけるのもどうかと思っています。
例えば、
アメリカではこうだ、シリコンバレーではこうだ、
と言われたところで、あまりそれを真似ることや、
それらと日本のギャップを批判することは、
思慮不足じゃないかと感じています。
確かに、教育システムの違いはありますし、
金融機関に従事する人々の考え方というか温度差というのも感じます。
ただ、アメリカを引き合いに出すのであれば、
そもそも、国の歴史が違いすぎるので、
時間感覚やメンタリティはずいぶんと違うのも必然だと思います。
アメリカ合衆国であれば、建国から300年ちょっとです。
日本には1000年企業があったりするわけで、
そもそもアメリカ合衆国の歴史を3回くらい繰り返せるような
事業者がいたりします。
昨今の日本の税制を考えると、
事業者として歴史があるからといって、
必ずしも富が蓄え続けられる仕組みでも無いのですが、
家族経営というか、家制度的な考え方も相まって、
株主価値を最大化するような企業経営はあまり馴染みがなかったりもします。
株主側も株主価値ということに比較的鈍感な面もあるでしょう。
そういう意味で、各所に少しずつ特殊性があるわけですから、
現在の環境をよく見て、それに合ったことを考えるのが良いと、
私は思っています。
新しいことにチャレンジする際、
いくつかの資源が必要です。
大きく分けると、
・チャレンジ精神
・お金、モノ、技術、情報、人(経営資源)
になるのですが、
日本の現状を見るに、大企業には経営資源がかなり眠っています。
これとチャレンジ精神を掛け算することで、
新しいチャレンジが生まれるわけですが、
社歴の長い大企業が多く、
人口増と高度経済成長期を経て、
富を蓄えていたりします。
そして、新卒入社という制度と終身雇用という(そのうち崩れる制度ですが)信仰があります。
就活生と毎年お会いしていますが、
大企業、終身雇用、福利厚生の充実。
正直なところ、こういう志向の就活生は多いですし、
年々その信仰は根強いものになっています。
(受験やシューカツというイベントで人生を決めちゃうような価値観の方が多いです。)
このようなメンタリティの若者が大企業に集まります。
大企業には経営資源が今のところ豊富ですが、
それを食うための競争がシューカツであり、
入社後の長い(という前提の)時間です。
ここで、大企業の体質を変えなければ!
という意見の方もけっこういらっしゃいますが、
それは大企業で働いたことがあると、
安易には要求できないように思います。
入社の時点で、
できるだけ波風立てずに、定年まで素晴らしい福利厚生に恵まれて働きたい、
それなりの役職までは出世しておきたい、
仕事と家庭の両立、ワーク・ライフ・バランスというのが大事です
なんてイメージを持っている方に、
「成功事例は?」と聞かれて、「そんなの自分がこれからつくるんです」
というメンタリティを持たせるというのは、
けっこうミスマッチも甚だしいと思います。
だいたい、新しいチャレンジは、「成功事例」と言われるようになる保証はありません。
だから、ある程度は多産多死な状況をつくる必要もあります。
大企業にいる方にガンガンそういうことをさせてしまうと、
エラーが増えるかも知れません。
それは大企業に入る動機とは相反しています。
(私も大企業にいたことがありますから、分からなくはないです)
そういうわけですから、
私たちのように、よく分からない外部の人間、
チャレンジ精神にあふれているというか、
新しいことをどんどんやっていきたいと思っている層の人間が、
大企業の経営資源を活用して新しいことをやる。
うまくいったら、大企業でそのために動いてくれた方々の出世のネタとして
つかってもらえれば良いですし、
ダメだったら、外注先の我々の責任にすれば良い。
そういう仕切りで色んなことをしかけるのが、
メンタリティ等を変えずに実行できる現実的な方法だと思っています。
ひとつ、壁があるとしたら、
会計監査の話です。
これもまぁ、肥大化した監査法人等の飯のタネという事情もあるでしょうから、
制度の矛盾を指摘しても時間の無駄です。
素直に、グループ子会社をトンネル会社にしたりして、
今の飯のタネは守ってあげながらチャレンジするということになるでしょう。
こうすれば、
チャレンジ精神のある人と、豊富な経営資源を掛け算することができます。
もし、日本を豊かにしたいと考える人がいるならば、
悪者探しをして批判するよりも、
こういう現実解を実行していけば、良いと思います。
そういう現実的な人とは、
ぜひ、一緒にお仕事をしたいと思う今日このごろです。
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明日は樋口くんです。

『スイッチについて』

こんにちは。のむらです。
スイッチと聞くと何を思い浮かべますか?
私は、3つのことを思い浮かべます。
ひとつは、「やる気スイッチ」です。
やる気スイッチがどこにあるのか?
なんて声をたまに聞くことがありますが、
最近、やる気スイッチを発見しました。
自分で発見したわけではないのですが、
軽度の筋肉痛を起こすことです。
これ、何の比喩でもなくて、
そのままの意味です。
筋トレや運動等によって、軽度の筋肉痛を起こすと、
筋肉を超回復させようとカラダが動きますが、
この時、やる気ホルモンが分泌されるので、
結果的にやる気が出ます。
そういうわけで、
グダグダ言わずに、とりあえず、短時間で良いので
筋トレをしたら良いと思います。
ふたつ目は、「スイッチオン」です。
これは、お世話になっている方のお話なのですが、
死ぬ時にはスイッチオフになるのだから、
生きている時にスイッチオフにする必要がない、
というお話です。
ここでいうスイッチオンというのは、
新しいことにチャレンジし続ける
ということです。
過去の栄光や、孫の自慢話、持病の話、
なんかをする人はスイッチオフになっている、
既に人生が終わっている、のだそうです。
私自身、死ぬまでスイッチオンでいようと思っています。
3つ目は、「切り替えスイッチ」です。
これが、最近の課題です。
良くないことが起こった時に、
気持ちを切り替えて他のことに集中する。
言葉で書くとカンタンなんですが、
そうそうカンタンには実行できていません。
やる気スイッチに近いのかも知れませんが、
軽度の筋肉痛がある状態でも、
多少、パフォーマンスに影響しているように思います。
※もちろん、筋トレによって、パフォーマンスの下げ止まりは
 していると思いますが。。。
私はどんな仕事でも法則やルール、ロジックは参考になると思いますが、
根本的には感性が物事の結果を決めていると思っています。
その意味で、
いじけたりくよくよしていたりすると、
どうも感性が美しくない、豊かではない。
そこから出てくるアウトプットなりパフォーマンスというのは、
常に濁りがあります。
そこで必要なのは、感性を美しく、豊かに戻すための
切替スイッチです。
これについては、良い方法を模索中です。
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『PC版のLINEでアップデートとアンインストールができなかった件』

こんにちは。のむらです。
以前、現在でいうところのビジネスクリエーターズLiveであり、
旧、定例勉強会に、LINEの森川社長に来て頂いたことがあります。
そういうわけで、けっこう騒ぎになる前からユーザとして
色々とお世話になっていたLINEなのですが、
PC版のアップデートに失敗しましたので、
備忘録的にメモを残しておくことにします。
LINEのアップデートをしようとしたら以下のエラーが出ました。
対象PCのOSはWindows XPです。
Line失敗
そして、アップデートはできません。
LINEそのものをアンインストールしようとしても、
NSIS Error!となってアンインストールもできません。。
ということで、
LINEのインストールをそのままやり直してみることにしました。
そうしたら、今度はインストーラーが動きません。。。
これは明らかに様子がおかしいぞ、、、ということで、
PCを再起動した際に、カレンダーのバックアップがエラーになりました。
私はグーグルカレンダーのデータをPC起動時のタイミングで
外付けHDDにバックアップしているのですが、
これがエラーになりました。
で、HDDの様子を見てみると、、、空き容量が0になってました。。。汗
インストーラーのTempを外付けHDDに置くようにしている関係で、
これが原因だったようです。
そもそも、最初のアップデートに失敗したのもこれが原因のようでした。
トホホ。。。ですね。。
初歩的な話ではありましたが、
こんなこともあるんだ、、、ということでメモを残しておきました。
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明日は樋口くんです。

『一生は一度しか無い』

こんにちは。のむらです。
私たちが、意外と忘れてしまいがちなことなのですが、
「一生は一度しか無い」
というシンプルな原則があります。
ひょっとしたら、常にそういう意識の方もいるかも知れませんが、
私の場合は忘れてしまっていることがちょくちょくあります。
先日、ひょんなことから、
父方の祖父の仕事の様子を知る機会がありました。
以前に、財界という雑誌で連載記事を書いていました。
そのアグレッシブさたるや、
アグレッシブと言っていいのか、
命知らずと言っていいのやら、
しかし、個性的な半生だったと思います。
また、同じくひょんなことから、
母方の祖父の遺言について、聞きました。
実は、申し訳ないことに、
私はあまりちゃんと覚えていなかったのですが、
ひとことで言えば、
「自分で事業をやりなさい」
という話でした。
母方の祖父が、どんな仕事をしているのかも、
あまりよく理解していなかったのですが、
自営業者としてひとりでずっとやっていたそうです。
仕事の内容そのものについて、
祖父と同じことをやろう、とは思いませんが、
いずれにしても、
「誰かの人生を生きることは、
ある意味では死んでいるようなものだ」
ということを改めて思うきっかけになりました。
人は、情報をきっかけに発想します。
発想したことしか行動はできません。
ですから、全く他人の影響を受けずに自分の人生を選択することは無いのでしょう。
ただ、あらゆる情報から自分が何を選択するか、
ということについては、ある程度検討と判断の余地があります。
そういう時に、
「自分は誰かの人生を生きていないか?」
と問うのは、大事なことだと、私は思います。
自分にとって重要な選択をする時、
「一生は一度しか無い」
ということを意識して生きたいと思う、
今日この頃です。
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『いびきがうるさくて眠れない時の対処法』

こんにちは。のむらです。
意外と知られていないのですが、
自分自身はけっこう役に立っているので、
書いておきたいと思います。
学生時代であれば、合宿的な場面で、
また、友人との旅行なんかでもそうです、
さらに悲劇的なことに?恋人とのお泊りなどで、
「いびきがうるさくて眠れない」
ということがありましたか?
特に、夏場などで暑いと、暑さといびきの音で
とても寝苦しく感じるかも知れません。
いびきをかいている本人を叩き起こすということもせず、
お人好しなあなたが苦労していると思ったら、
それを少しでも楽にできないかと思って、
この技を公開します。笑
想像してみてください。
さぁ、寝よう、と思ったら、
いびきの音が聞こえてきました。
耳障りでなかなか眠れません。
だんだん、イライラしてきてしまいます。
そんな時に、この技です。
それは、
「聞こえてくるいびきに自分の呼吸を合わせる」
です。
他人のいびきを自分のいびきのようにしてしまいます。
そうするとカンタンに眠ることができます。
いびきに出くわしたら、ぜひ試してみてください。
この技のメカニズムを解説しても良いかも知れませんが、
心理学やコーチングスキル、カウンセリングスキル系の知識が少しあれば、
理解できるような気もしますので、わざわざ書きません。
ちなみに、、、
この方法には限界もありまして、
同時にたくさんの人のいびきが呼吸のペースがバラバラな状態で聞こえてきたら、
どのいびきかを自分のものにしても、やはり他のいびきがうるさいかも知れません。
そんな時には、耳栓をどうぞ。

役に立ったよ、という方は、
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『足あとの価値』

こんにちは。のむらです。
今度、とある就活支援系の団体の集まりで、
少しだけ喋ることになりました。
だいたい、お酒のある会の最後なんか、
誰も他人の話なんか聞いていないだろう、、ということと、
そもそも、
自分自身が酔っ払っていて話すどころじゃない可能性もあるので、(笑)
とりあえず、話そうと思ったことを書いておきます。
とはいえ、フタを開けると全然違う話をしているかも知れませんが。。。
さて、私は大学4年生の就職活動後に、
大学配下の就活支援の団体の立上げに参画しました。
私の代が1期で、今は10期になっているそうです。
当時はそこそこ就職氷河期の代であったことと、
(統計上は2000年卒がここ最近では最も氷河期で、
その後、03卒、04卒あたりにも落ち込みがあって、
05年度から09年度までは右肩上がりの新卒バブル。
それからまた少し落ち着いてきている、という近年かと思います。)
たまたま、私が新卒入社を決めた会社が、
当時の学生の入りたい企業ランキングで上位にいたこともあり、
下の代の就活生が色々と聞きに来ました。
所詮は学生。
しかも、私は就活開始までは文学部で真面目に勉強というか、
自分のやりたいことに専念していたので、
業界も会社も、全然知りませんでした。
就活しながら業界や会社を見聞きし、
就活そのもののルールもやりながら覚えた感じです。
そうやって入社する会社を決めてみたら、
下の学年の就活生が、色々と話を聞きに来る。
名誉欲がくすぐられるこの構図は、
なかなか気持ち良いものです。
会社に入った後も、メールや電話、対面で色々と相談がきました。
私自身、公式には1人、非公式というか偶然なものを含めれば
2名の方にOB訪問をしました。
今にして考えても、この方々は超絶的に優秀な方でした。
実際、私は初期にたまたまOB訪問した方が優秀すぎて、
他にOB訪問をする必要がなくなってしまいました。
そういうご縁に感謝する意味も含めて、
下の代の就活生に一定以上の時間を割くこと
ということで、実は、今まで毎年訪ねてくる就活生には
時間を取っています。
おかげで、年度毎の定点観測のようなことができていて、
例えば、同じ時期に同じ質問をした時のリアクション等を
見ていたりもしています。
そういう意味では、私自身にとっては、世の中を観察するという時間でもあります。
とはいえ、社会に出てみて、
就活の武勇伝を偉そうに語るとか、
会社の自慢をするだとか、
仕事内容を大げさに言うとか、
なんだか、そういうことはイタいんじゃないかと感じるようになりました。
では、そのイタさというのはどうして感じたのでしょう?
就活生が先輩内定者の話を一生懸命聞くのは、
自分にとってはよく見えない世界の話だからでしょう。
先輩がその世界を歩いた自分の足あとを喋ると、
自分からはよく見えないが故に、就活生はがんばって聞こうとします。
つまり、そこにある価値というのは、
相手からはよく見えない足あとを語ることにあったわけです。
とはいえ、情報の流通量はどんどん増え、
情報の流通速度はどんどんアップしています。
ということは、就活のように、実際には個体差の小さい足あとというのは、
時間の経過とともに価値が小さくなることでしょう。
日本が国家として情報の流通を遮断するようなことでもしない限り、
この変化は不可逆な変化でしょう。
となると、いつまでも同じ足あとを偉そうに語っていれば、
知らず知らずのうちに、ものすごいスピードで実は自分が後退している。
それでも嬉しそうに話を聞きに来る就活生が毎年いるというのは、
ある意味、薬物依存に近い状態です。
もし本当に、自分の足あとを人に見せることの価値を理解したのであれば、
どんどん、前人未到のチャレンジをしていくのが、
就活支援をしよう、と思い立った人の、真に活かされる道なのではないかと思います。
少なくとも、名誉欲をくすぐられる気持ち良さはありつつも、
どこかに、自分の足あとを通して、後から来る人の役に立ちたい、
という思いはあったことでしょうから。
どんどん新しいことに取り組んでいきましょう。
他人がやらなかったことにチャレンジしましょう。
新雪に足あとをつけましょう。
少なくとも、私はそうやって死ぬまでスイッチONの人生を選びたいと思います。
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明日は樋口くんです。

『企画系の会議をうまくやる方法(2/2)』

こんにちは。のむらです。
前回のお話の続きです。
企画系の会議をうまくやる方法について、
2回に分けて書いています。
2つのことというのは、
1.基本動作編:情報収集
2.スキル編:アイディア発想
です。
前回は基本動作編として情報収集のお話をしました。
今回はスキル編として、アイディア発想についてです。
優れたアイディアには、その要素として情報が必要です。
しかし、情報さえあれば良いのか、というと、
実際には時間あたりでアイディアを出すということについては、
個人差があると思います。
その個人差こそがスキルの差です。
そもそもスキルとは何か?
知っているだけなら知識や情報を持っているという状態です。
それを元に、実行できる、継続できるようになっている状態が、
スキルが身に付いているという状態です。
アイディア発想についても、最終的にはスキルですから、
実行できる、継続できる、という状態を目指す必要があります。
特に、企画系の会議ともなると、開催までの期限は決まっていますし、
会議が始まったら終わりの時間も決まっています。
ですから、限られた時間の中でスピーディにアイディアを出せると、
より質の高い企画が出てきます。
実行できる、継続できる、という状態になるには、量稽古が必要です。
変な薬を飲めば一瞬にしてスピーディにアイディア発想ができるわけではありませんから、
最初は決して得意とは言えない状態でも、スピーディにアイディア発想をする、
ということに着手しなければなりません。
実は、個人差を生んでいる最初にして最大のポイントがここだと思います。
誰しも、生まれたばかりの時には表現する言葉すら持たないわけですから、
他人にアイディアをぶつけるというのは、後天的な要素が大きいと思います。
しなしながら、得意ではないこととなると、つい後回しにしてしまったり、
他人任せにしてしまうのが、私たちの成長を妨げる癖でもあります。
ですから、アイディア発想が得意だという方は良いのですが、
そうでないと感じている方は、
まずは、「得意じゃないからやる」ということを意識しなければなりません。
では、どういうところでアイディア発想をすれば良いのか?
いきなり、影響が大きくてプレッシャーのかかるところで実践すると、
大きな痛みを伴いますので、、、笑
日常の何気ない会話の中でやってみると良いでしょう。
例えば、略語なんかは身の回りに溢れていますので、
それをつかってみたらカンタンだと思います。
この間、試しにLINEでBCの役員グループに、
某企業のスタンプにMKという略語が入っていたので、
「MKはホントは何の略?」
という問いを出してみました。
そうしたら、たくさんの回答が出て来ました。
傍目には、ただの雑談なんですが、
実際には、アイディア発想を実践するために、
この問いを投下していたりします。
この場合、回答は何でも良いんです。
「もう恋なんてしない」とか
「もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」とか(笑)
「漫画貸して」とか
「まぁまぁ快調」とか
「もしかして来る?」とか
一応、これは今、制限時間2分で書いてみた内容です。
これを例えば、最寄り駅まで歩く間にやってみて、
到着までに何個出すことができたか?
というのを振り返ってみたりであれば、
本もセミナーもいりませんね。タダです。笑
何より、トレーニングにわざわざ時間を取る必要がありません。
だいたい、私たちは面倒なこと、得意ではないことのために、
積極的に時間を取ろうというほど立派な精神は持っていないものです。
少なくとも私はそうです。
(なので、私は筋トレも5分位内でできる方法を考えたわけです。。。笑)
そういう日々のトレーニングをしておくことで、
ここぞという会議の中で、良いアイディアが出るようになるものです。
また、たくさんのアイディアを短時間で出せるようになっていれば、
100個のアイディアが仮にNGだと言われても、
じゃあ、あと100個出せば良いのか、と、なります。
アイディア発想のスキルが高く無いことで、最もキツいのは、
1つか2つしかアイディアが出ていないから、
それがNGになった途端に、絶望的になってしまうことです。
これでは、良い企画をつくる前に、
会議が馴れ合いの場のようになってしまって、
何のために時間をつくっているのか、目的がぼやけてしまいます。
ですから、今は得意ではない、という方も、
ぜひ、短時間でアイディアを出す、という頭の使い方を
日々、磨いてみて下さい。
これは、筋肉のようなものですから、
続ければ成長しますし、
サボれば退化します。
基本動作とスキルを併せて、素晴らしい企画をたくさん生み出しましょう。
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『企画系の会議をうまくやる方法(1/2)』

こんにちは。のむらです。
先日、いわゆる企画系の会議に出てみて、
この手の会議をうまくやるには
大きく2つのことが重要だと思いました。
それを書いておきたいと思います。
2つのことというのは、
1.基本動作編:情報収集
2.スキル編:アイディア発想
です。
そもそも、企画系の会議というのはどんなものかというと、
会議の時間を通して、より良いアイディアを出し、
そのアイディアを実行する方法を合意し、実行に繋げる、
という会議です。
どんな仕事でも、カタチにするためには、
それなりの時間と労力がかかるものです。
しかし、そもそものアイディアが良くなければ、
実行段階でどれだけ苦労しようが、
それによってもたらされる成果はあまり大きいとは言えません。
例えば、銀座4丁目の交差点のど真ん中に穴を掘るとなると、
それはとても苦労の多い作業です。
もし、作業のたいへんさだけを問題にするならば、
「オレ、超がんばってる」
みたいなアピールもできるかも知れませんが、
そのアイディアを実行されたところで、
多くの人にとってはそれは非常に迷惑な話です。
つまり、実行段階でどのくらいがんばるかということは、
それそのものに価値があるわけではなく、
それが、どんなアイディアを実現するためのがんばりなのか、
という方に、より重要な価値があるわけです。
ところが、往々にして、自分の仕事となった途端に、
自分の苦労そのものに価値があるように錯覚してしまいがちなので、
これは非常に注意が必要です。
さて、それでは、実行した場合の価値が大きくなるような、
優れたアイディアを生み出すような会議をするには何が必要でしょうか?
大前提として、優れたアイディア、より良いアイディアを出す必要があるわけです。
となると、アイディアがどのように生まれるのかを理解しなければなりません。
アイディアというと、閃きのように感じるかも知れませんが、
完全に何も無いところからアイディアが生まれることはありません。
アイディアはその要素として情報が必要です。
例えば、多くの人が天動説を信じている社会において、
地動説という仮説を立てるというのは、
非常に珍しいアイディアだったことでしょう。
ただ、地動説というアイディアが出るには、
「地球が動いている」と考えるわけですから、
「地球」という情報を持っていないと、
そもそもこのアイディアは出ないことになります。
地球というのがある、という情報が無いところに、
地動説というアイディアは出ないのです。
従って、アイディアを出す材料というのは、
自分の持っている情報
になるわけです。
もし、優れたアイディアを出そうと思ったら、
情報が必要であるということです。
ということで、企画系の会議までに、
どんな情報をどのように手に入れるのか?
という準備が必要です。
もちろん、会議を通して企画をより良いものにするのですから、
ひとりよがりの結論ありきで準備しては、
せっかく他の方がいる会議があまり有効に活用できません。
かといって、何も準備しないというのは、
アイディアの質を上げにくくなります。
情報そのものは、世界中に溢れているわけですから、
まずは、それらを集めてくる、という基本動作をすれば良いわけです。
これは、やるかやらないか、という話なので、
あまり能力には依存しません。
基本動作と言えるお話です。
例として、ビジネスクリエーターズLiveの企画で考えてみましょう。
ビジネスクリエーターズLiveは、
ビジネスクリエーターといえるゲストをお招きして、
皆さんで会いに行こう!という場を毎月つくっています。
ゲストの特徴をうまく引き出して、
集まった皆さんにとってより有意義な時間をつくりだすことが、
企画の良し悪しによって変わります。
では、その企画会議をするにあたって、どんな準備ができるか?
なるべく汎用的に挙げてみます。
■ゲストについて知る
まずは、ゲストについての情報を集めます。
方法は、
1.最近の情報を集める
→Twitterやブログ、facebookの投稿等、ご本人が書いているものがあれば、
 少なくとも直近3ヶ月分くらいは見ておきます。
→ニュース等を見ます。Googleでニュース記事を検索したり、
 ゲストの方の会社サイトにニュースの項があれば、それも見ておきます。
2.ゲストのパーソナリティに関する情報を集める
→Wikipediaや公式プロフィールを調べます
→書籍があれば、読みます。
 もし、数が多くて時間的に間に合わない場合は、
 その方が初めて書いたものを読みます。
■集まる皆さんについて知る
1.集まる皆さんの統計情報を確認する
→どういう方が多いのか、ビジネスクリエーターズの場合は、
 会員属性や、最近のビジネスクリエーターズLiveに参加された方との
 会話を思い出します。
 メール等で近況を聞いてみたりもします。
2.特定の方の要望を聞く
→たくさんの方にあたる必要はありませんが、
 ゲストの方と相性の良さそうな方3名くらいに、
 ゲストの方から何を聞きたいか?を直接質問してみます。
→また、答えが来ない場合もあるので、
 ゆるいもので良いので、こういう話をしてもらおうと思います、
 という叩き台を出すのも良い方法です。
と、ここまでの情報収集に関しては、
自分のスキルとは殆ど関係なく、やるかやらないか、
という部分です。
なので、まずはこの基本動作をしておくことが大切です。
次回、スキルに依存する部分の話をします。
まだの方は、ビジネスクリエーターズへの会員登録をどうぞ。
会員登録は無料です。
明日は樋口くんです。