Author Archive Nomura

『なぜ人類が地球を制圧できたのか?』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
今日は、自分のTumblrからの転載記事です。
最近、非常に重要な仮説が立ちました。
発端は、ある実験の結果を知ったことです。
どんな実験かというと、、、、、
未開社会の子供に、ブラックボックスを見せます。
ブラックボックスの他には細い棒を持っています。
そして、下記の一連の動作を見せます。
1.ブラックボックスの上にはつっかい棒が渡してあるのですが、
細い棒で横からつっつくとつっかい棒は外すことができます。
2.つっかい棒を外したところには穴が開いています。
 その穴に細い棒をつっこんでコツコツと、数回叩きます
3.ブラックボックスの側面についている小さな蓋をあけて、
 細い棒を突っ込みます。
4.細い棒を引っこ抜くと、ご褒美であるシールがついてきます。
これを見せた後に、子供にブラックボックスと細い棒を渡すと、
同じようにやって、シールを手に入れます。
今度は、シールをエサに変えて、チンパンジーにも同じ様子を見せます。
そうすると、チンパンジーもやはり同じようにやってエサを手に入れます。
次に、ブラックボックスを、同じ構造の透明な箱に変えます。
箱を透明にすると、箱の上部とそれ以下は完全に仕切りがあるのが見えます。
つまり、上記の1と2の動作には、全く意味がないことが丸分かりです。
この状態でまた細い棒を渡してみると、、、
人間の子供は1から4の動作を同じように行いました。
一方でチンパンジーは、いきなり3からやり始めました。
この実験においては、チンパンジーは目的合理性のある行動をして、
人間は意味が無いと分かっているのにその前にやったのと同じ行動をする、
という結果になりました。
他にもいくつか、短期の目的合理性に関する実験があったのですが、
この実験の違いは重要だと思いました。
これは見方を変えると、
人間には「目的合理性はさておいて、習慣を引き継ぐ」
という傾向があることが分かります。
つまり、自分の行動に意味があるのかは考えずに、
与えられた習慣を受け入れるというわけで、、、
これは、人間の持つ文化のあらゆるところで見て取れます。
(その行動に何の意味があるの?と問うと、特に意味が無いことが多いです)
人類は目的合理性だけを考えると、非常に非効率な判断をすることも色々とあるわけですが
非効率な動物故に、個体数が必要とされたわけで、
個体数が増えた結果、力を持つことになった、という側面があると思います。
個体全体で考えると、無駄と言いうか、遊びがある分だけ、
予想外の変化に対して、個体全体が生き残る確率は上がるわけです。
これを、露骨な言い方をすれば、
「人類が地球を制した要因は、人類がバカだから」
ということになります。
逆にチンパンジーは必要なことしかしないので、
必要最小限の個体数で生活すれば良いわけです。
そこには無駄が少ないので、例えば、人間に乱獲されて絶滅しそうになるとか、
そういうこともあるわけです。
※ボノボがそういう状況ですね。
これを前提にして世の中を見てみると、
まぁ、非常に分かりやすく、そして、面白くもあります。
そして、この意味で人間的であるほど、騙される人になるわけで、
逆に、人を動かしたりする人は、よりチンパンジーっぽい思考をしているわけです。
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『RBCの行動指針について』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズです。
前回、RBCの活動指針について書きました。
そして現在、それを受けた行動指針についての議論を進めています。
RBCの活動目的、活動指針については、主語がRBCです。
ここには、RBCをひとつのシステムと見立てた思考が必要です。
システムを考える時に非常に大事なことは、
そこにあるのは要件だけであって、
誰かの所有物であるという思い込みは捨てる必要があります。
こと、現在スタッフがいて、活動をしているRBCにおいて、
RBCそのもののシステムについて考える時に、
主語をRBCにする、というのは高度な思考力が必要になってきます。
人がいて現業がある状態でシステムを見直す場合に、
→人がいることによって現在の人に思考が引きずられる
→現業があることによって達成度合いからべき論を考えてしまう
というリスクがあります。
ですから、私たちの議論には時間が必要なのです。
ここをゼロベースで考えるのは、カンタンなことではありません。
今日の定例勉強会の中でもありましたが、
とかく、人は目の前の出来事に思考を制限されがちです。
人の入れ替わりや外部環境の変化に対して脆弱なシステムを、
少なくとも設計段階でつくるわけにはいきません。
実装の満足度となると、色々と課題もあるかも知れませんが、
少なくとも、目先の見込みによって設計のレベルを下げるようでは、
それは、設計のやり直しが頻繁に必要になってしまいます。
今、RBCは設計レベルでの強化をしています。
優れた行動指針を策定し、一気に種々の施策を加速させ、
また新たなチャレンジをどんどんしていくのです。
RBC第二の夜明け前です。
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『RBCの活動指針について』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズです。
今日は、100年後のRBC会員に向けてブログを書きます。
RBCは、「ビジネスクリエーターの輩出」を活動目的とした集まりです。
目的というのは、目指すところであり、また、それを達成したらもう何もやることがないということです。
ですから、RBCの活動目的というのは、RBCの解散条件だと言い換えることもできます。
世界中の人がビジネスクリエーターになったら、RBCは解散です。
それまで、RBCの活動は続きます。
少なくとも、今の実感では、これは100年くらいで達成できることではないと思っています。
ですから、今、運営をしている私が死んだとしてもRBCが活動を続け、
ビジネスクリエーター輩出に邁進しているという前提でRBCをつくりあげる必要があります。
限られた命をつかうわけですから、
ちょっと自分の手元に入ってくるお金が増えるとか、
ちょっと周りの人にチヤホヤされたり褒められるとか、
ちょっと自分が楽できるとか、
そんな仕組みをつくるためにやろうとはとても思えないのです。
そういうことで悩んでいる人が多いのも知っているので、
ちょっと言い難いのですが、それを踏まえても、
「その問題は限られた命を注ぎ込むにはカンタン過ぎる」
と思うのです。
もちろん、数多あるそういうレベル感の活動を否定する必要も無いんですが、
しかし、長期に渡って価値のある場をつくることに、もっと重要な意義があると信じています。
さて、RBCの活動目的は、
「ビジネスクリエーターの輩出」です。
そして、ビジネスクリエーターとは、
「世界のビジネスシーンにおいて、人に今まで味わったことの無い感動を与える人財」
です。
その活動目的から、一足飛びに活動分野や目標を決めると、
その時々の運営スタッフの解釈や能力によって活動内容のブレがあり、
スタッフ間の論点の齟齬が大きくなってしまいます。
RBCが何を良しとするか、のモノサシとして、
先日の合宿の時間を通して、「RBCの活動指針」を策定しました。
この指針によって、
手がけようとしている事業の分野が適切であるか?
設定した目標が適切であるか?
といったことの判断基準になればと思います。
活動目的が土台であって、それと運営における様々な判断を紐付けるのが活動指針です。
ちなみに、主語はまだRBCです。
※個人が主語になるのは、次に考えるべき「行動指針」です。
 従前に出していた行動指針は、おそらく刷新することになります。
【RBC活動指針】
1. RBCは、新しい人が集まってくる場をつくり続けている
2. RBCは、人を変化させる
  →ビジネスクリエーターという存在を伝え続けている
  →ビジネスクリエーターの価値を伝え続けている
  →ビジネスクリエーターになる方法を伝え続けている
3. RBCは、ビジネスクリエーターに愛される組織である
4. RBCは、活動目的に強く共感し、主体的に行動するスタッフが集まっている
5. RBCは、明日もRBCが存続する選択をする
6. RBCは、あらゆる活動の結果を見て考えることを続ける
7. RBCは、どんな問題も人を変えることによって解決する
8. RBCは、実現可能なことが増え続けている
諸々の判断が、この指針に準じているのか?
そうして、全ての人をビジネスクリエーターに変えて欲しいと思います。
もちろん、我々世代も全力を尽くしますが、
それでも、どうしても、力不足で、
小さなことで悩んだり、自分のことしか考えていない人を
ビジネスクリエーターへと変えられないこともあります。
それは次の世代に、申し訳ないですし悔しいですが、引き継がせてください。
世界中の人がビジネスクリエーターになったら、、、
良い世の中じゃないですか!
人類の発展は長期展望と長期記憶によってもたらされました。
短期記憶と即時的な目的合理性であれば、人間はチンパンジーやボノボより遥かに劣っています。
そんなことを考えながら、100年後のRBCの皆さまに向けて書いてみました。
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『スティーブ・ジョブズ氏について』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
今週、最も話題になったニュースのひとつが、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなったというニュースです。
皆さんがあっちこっちでジョブズ氏に関するコメントをしています。
私も、ちょっとだけ書いてみたいと思います。
実は、iPhoneユーザではあるものの、私は、「林檎教の信者ではない」ということを
常々言っていました。
それは、真に公益性の高いビジネスモデルか?と考えると、
アップルはとても美しいとは言い難いビジネスモデルであって、
GoogleやAmazonのほうが美しいと考えていたからです。
(iPhoneに対しては、Androidのほうがビジネスとしては美しいと思っています)
また、Windowsユーザである私にとって、
ややMacを意識したVistaは駄作だったと思いますが、
Windows XPは非常に優れたOSだと思っています。
そもそも、コンピュータは道具だと思っているので、
より速く動いて、自分の言うことをよく聞いて、情報が整理できるWindowsは
非常に良いOSだと思っています。
そもそも、ハードとソフトが一体だった世の中に、
ハードを跨いでOSを横展開する、というビル・ゲイツ氏のビジネスモデルは、
これまた公益性という点において、アップルよりも美しかったと思います。
これはビジネスモデルの好みによるところが大きいです。
私の好きなビジネスモデルは、より多くの人にメリットのある仕組みです。
対して、アップルは技術やノウハウをクローズにし、流通を握り、、、
いわゆる一極集中、独裁者モデルの傾向が強かったです。
(かつ、利益率が。。。)
もうひとつ、ビジネスモデルではなくて、
プロダクトについてですが、、、
「アップル製品は美しい」
というのが、多くの方の語られるところです。
ちなみに、私のPCはデスクトップもノートもLenovoなんですが、
これは、価格当たりの性能が最も良いという理由で選んでいます。
(しかも、あらゆる方法で高速化をしています)
この基準では、大概のマシンは無駄が多く遅すぎてつかう気にならないのです。
(トラックポイントというのも重要な理由ですが)
ただ、LenovoのPCが美しいか?と問われると、
正直、返答に困るところです。苦笑
そこで、アップル製品が美しいか?という話になるんですが、
例えば、MacBook AirがThinkPadより美しいか?と聞かれると、
Yesだと思います。
しかしながら、私の審美眼からして、アップル製品が「美しいもの」という
カテゴリに入るかと言うと、そこには違和感があります。
これは私の趣味がちょっと変わっているせいでしょうが、
最大公約数的な美しさというのには、元々あまり反応しません。
どちらかといえば、奇抜なもののほうが好みです。
なので、平たく言えば、「このデザインはクールだけど趣味じゃない」
というのが私の感じたところなんです。
さらにおまけですが、、、私は映像や音楽もつくりません。
ということで、林檎教に入るきっかけが私は悉くありませんでした。。。
とはいいつつも、
スティーブ・ジョブズ氏は偉大な方だと思っています。
それは、自分の仕事に対する強烈な情熱。
この点については、本当に偉大な方だと思っています。
その情熱が人を動かし、、、
前例の無い電話のデザインを大企業の中でゴリ押ししてカタチにし、、
(これ、かなり破天荒だと思います。。)
こうして、私がブログ記事まで書いてるわけですから、、、
そのエネルギーたるや、たいへんなものだと思います。
そういう方と勝負するチャンスがもう無いのが、
私にとっては残念でなりません。
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『貧乏は危ない』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
ちょっとセンセーショナルなタイトルかも知れませんが、
ここ最近感じるところです。
お金というのは、金融の仕組みが行き届いた経済圏においては、
とても大きな力を持つ道具です。
情緒や感情を大事にした時間にこういう話をすると
非常に好感度が下がるものですが、、、汗
しかし事実として、そのような側面があります。
例えば、ドラえもんのポケットから出てくるものが、
現金、クレジットカード、宝石、金塊、絵画や彫刻、
不動産の権利書、激レア切手やフィギュア
とかだったらどうでしょう?
これらが無尽蔵に出てくれば、おそらく、プロセスは違っても
どんな要望であれ、ある程度以上満たせると思います。(笑)
さらに、時としてはその情緒や感情もお金に変換されて取引されています。
ですから単純に、お金があればあるほど、
行動の選択肢が増えるということになります。
日本におけるここ10年くらいの言論では、
「お金じゃない幸せ」
というのが、
「ゆるやかな収入の低下」という傾向とセットで語られてきました。
もちろん、そのような言論に、一定のイデオロギー的な価値はあるでしょう。
しかしながら、現実的に、とりわけ若者世代の収入減という傾向に対して、
「こう言わざるを得ない」という部分があったのも事実でしょう。
ただ、これは前提条件があって、
「極端な外的変化は起こらない」
というものです。
お金をつかわずに楽しい日々を送っていて、
その日々の生活に必要な収入がギリギリで足りる。
これでも外的変化がさして起こらず、
先月とも先々月とも同じ環境下にいられれば、
問題はありません。
しかし、大きな災害などが起こると、
どっからどう見ても、そこから生活の拠点を移したほうが安全なのが、
事実です。
が、、、、、
生活の拠点を移すには、
ある程度自由になるお金があることが現実的には必要条件です。
※もしくは、換金性のある人脈や能力。
災害後なんかは、地域への愛着やアイデンティティが語られがちなのですが、
しかし、上述の「お金じゃない幸せ」原理主義と同じ構造で、
「生活拠点を移す力がないためにそう言わざるを得ない人」
というのは、実際にはそうとう多いんじゃないかと思います。
つまり、選択した結果というよりは、
「そう言うよりほかにない」
ということが「お金が無い」という条件下では起こってしまいます。
なので、お金があればいいなぁ、、という甘い話ではなくて、
「お金が無いというのは危険なんだ」
という認識を持つことが大事なのではないでしょうか?
もちろん、「お金がある」というのはひとつの結果であって、
その原因は、他者への貢献であり、生み出した感動であるので、
ひとりひとりがビジネスクリエーターとしてより活躍することに
委ねられているわけです。
RBCの役割は益々重要だと思う、今日この頃です。
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『交流の仕組みづくり』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズです。
RBCでは、定例勉強会の後に、ビジネスランチ交流会をしています。
ここでは、定例勉強会の講師の方を含め、参加者の方々が集まっています。
勉強会までで帰ってしまう方もいらっしゃいます。。。
ただ、個人的には、非常にもったいないと感じています。
知識を増やすことはもちろん大事ですが、
それをつかうにあたっては、他者との交流によって、
その価値は大きくなります。
カタチの上では、休日の午前中に勉強会に足を運ぶということで、
積極的な気もするのですが、
同じテーマに関心のある方との交流や
講師の方が勉強会の中で話せなかった話を聞くこと、
こういうことに対するチャンスを逸していると見れば、
なんというか、詰めが甘い、、とも感じてしまいます。
本意では無いのですが、
勉強会を開催すると、一種のエンターテイメントコンテンツを提供する、
という性格も帯びてきます。
その視点からは、勉強会だけ来て頂くのも良いのですが、
勉強することは手段であって、それをつかうところに目的がある、
と考えると、やはり、そこに集った方との交流には、
大きな価値があるのではないかと思うのです。
昨今の勉強会ブームを見ていると、
なんというか、ガリ勉の量産という側面がある気がしてなりません。
ややもすると、RBCもそうなっていないか?と
よくよく確認したいところです。
というのも、そうなってしまうと、
ヒトという貴重なリソースを、消費活動へと導くだけなので、
ビジネスの世界にいて、しかも、人材を育成するんだと、
本気で考えているところからは情けない限りだからです。
もちろん、巷の多くの勉強会のように、
ヒトを踏み台にして主催者の名誉のために勉強会をするなら、
そうやって浅はかなことをしているのがちょうどいいんですが、
RBCは100年構想ですから、現在いるスタッフの自己満足がゴールでは
決して無いのです。
そういうことを考えた時に、
現状のRBCにおいて、ヒトが交流する仕組みは、
まだまだ向上の余地があると感じています。
定例勉強会後の交流企画は現在、様々な可能性を検討していますが、
すぐに着手できることとして、Facebook上で会員の皆さんがカンタンに
会話をできる仕組みを用意しました。
こちらのFacebookグループです。
参加するには、申請ボタンを押して頂ければOKです。
木曜の夜は定例チャットを開催していますが、
オンライン上にいる仲間は常に分かりますから、
この場をきっかけに、どんどん話しかけて頂ければと思います。
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『大掃除・片付け モノを捨てる方法』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
前回、私の禁煙法がけっこう反響を呼びました。
またまた、生活ネタなんですが、
モノを捨てる方法について、書いてみたいと思います。
よく、「モノを捨てられません」と悩んでいる方がいらっしゃいますが、
そんな悩みを解決する発想があります。
それは、
「空間の価値を知る」
ということです。
モノがあるということは、
見方を変えれば、
空間を占拠すること
です。
そして、空間には意識するしないに関わらず、
空間そのものの価値があります。
例えば単純に、
賃貸の部屋に住んでいる場合は、
家賃から1月あたりのスペース価値というのがざっくり割り出せますね。
椅子が置いてあるとして、
「この椅子があるだけで、1ヶ月あたり500円かかってるんだ」
とか。
空間を占拠することによるコストを計算すると、
「はたしてこのコストを負担するだけの価値があるのか?」
という思考になり、
これだと、けっこう色々と捨てることができます。
掃除している時に、
「これには年間○○円のランニングコストをかける価値があるのか?」
と問いかけるわけです。
私は、モノを捨てる時には、そういう問いかけをしています。
そうすると、特に躊躇いもなく捨てることができます。
ぜひ、お試しください。
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『禁煙 タバコをやめる方法』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
さて、実は、タバコをやめて1年以上になります。
なんというか、巷で言われるような苦労はまるでありませんでした。
では、私がどうやって禁煙をしたのかを振り返ってみたいと思います。
1.動機付け
人間の脳は、自分の声には従い、他者の声は危険信号と解釈する性質があるそうです。
例えば、「宿題やりなさい」と言われると途端にやる気がなくなるのはこの性質によります。
だから、他人の声に従った動機付けは一切やらない、
これが最初のルールでした。
私の場合は、2010年のワールドカップでスペインの優勝を望んでいたというか予想してたので、
「ワールドカップでスペインが優勝したら禁煙する」
と決めていました。
ポイントは後で変動のしようがない事象を契機とすることです。
また、「なぜ禁煙したの?」と聞かれた時に、ベタなつまらない話をしなくてすみます。
※肺が汚れるとか、肌に良くないとか、そんな話をすると、
 仮に喫煙者の方がいた場合に、不愉快な話をしなければなりません。
「スペインが優勝したから」なら、好きなサッカーの話題になります。
何より、同じ理由で禁煙した人は滅多に会わないでしょうから、
「自分の声」として独自性を保ちやすいです。
2.商売人の魂
これを書くのはどうかとも思うのですが、書いてしまいます。
実は、私が禁煙し始める時期は、ちょうど
「禁煙外来」
のテレビCMが流れていました。
これを見た時に最初に浮かんだことは、、、
「あぁ、禁煙外来ってテレビCM打つ価値があるほど儲かるんだ」
ということ。
であれば、禁煙外来に行ったら、
「テレビCMの広告費の回収に協力する人」
になるわけです。笑
だったら、
「1円もかけずに禁煙しよう」
というのが2つ目のルールでした。
かの有名なウォーレン・バフェット氏の2つの原則によると
原則1:絶対に損をするな
原則2:原則1を絶対に忘れるな
だそうです。
「世界的な成功者がそう言うんだから、
成功者たる私は同じマインドで、、、」
ということで禁煙のためにあれこれ買ったりお金をかけることはしませんでした。
禁煙にかかわった出費は800円程度です。
※ボトルガムを1コだけ買ってきました。
3.不愉快なことを考えず、ニコチンという相手の価値を認める
このタイトルはイマイチなんですが、まぁ、そういうことです。
タバコといえば、タールとニコチンが有名な含有物です。
ニコチンというのは薬物の中では非常に不思議な薬物で、
大抵の依存性のある薬物は、覚醒作用があるか、鎮静作用があります。
ところが、ニコチンはその両方の作用があったりします。
テンションを上げるために一服というのも、
落ち着くために一服というのも、
実は、ニコチンの作用からするとどちらも合理的だったのです。
別れ話で揉めるのが見苦しいというのと同じですが、
相手を貶めて離れることは無いんです。
ちゃんと相手を認めつつ別れる。
これがキレイで精神的にも負担にならないお別れだと思います。
精神的な波風を立てないことで、
禁煙自体を忘れてしまえば完璧です。笑
でもだから、自分が禁煙したからといって喫煙者をバカにしたりすることもありません。
実は、人間には、背徳感への欲求というのがあったりします。
これが秘密であればあるほど興奮度が高い。
秘密を共有すると仲間としての距離が近づき、関係が深まります。
要は、一緒に悪いことすると仲良くなる、みたいな。。
喫煙に対して必要以上の背徳感を持たせてしまうと、
仮に、1本でも喫煙してしまうと、もう、そのまま坂を転げ落ちるような
ある種の快感が押し寄せてきてしまいます。
だから、タバコを必要以上に悪者にしないという3つ目のルールは、けっこう意味のあることでした。
4.そうは言っても戦略的に15分を乗り切る
やや概念的な話しが続きましたが、もう少し細かい工夫も必要でした。
喫煙への欲求の仕組みをちゃんと知ることが大事です。
相手を見ずに打つ対策というのは、独りよがりでピントはずれになりがちです。
相手は「喫煙への欲求」です。
実は、喫煙への欲求は非常に強いのです。
「ニコチンレセプターがニコチンを欲する」という脳内のはたらきだと言われていますが、
その欲求は、「喉が乾いた時に水を欲しがる」という欲求に似ているそうです。
となると、これはもう、本当はキョーレツな強さなんですね。
ただし、水を欲しがる欲求とは大きな違いがあります。
それは、欲求の持続時間。
約2時間毎に訪れると言われているこの欲求は、だいたい15分しかもたないと言われています。
喉の渇きとはここが違います。
なので、タバコを吸いたくなったら15分間の過ごし方さえ考えれば良いわけです。
そのためにボトルガムを買ってきたのですが、実際には、10粒程度しか必要ありませんでした。。。
最初の2日間くらいは、「タバコの時間」になると、何だかウロウロしたりしてたのですが、、、笑
「あ、そうだ、イニエスタが決勝ゴールを決めてスペインが優勝したんだ」
と思うわけです。笑
「15分ほっとけばおさまるから」
ということで、どうにかこうにか15分間を過ごします。
これなら、「1日禁煙」よりも遥かに楽ちんです。
時間で言うと、「24時間禁煙する」と「15分禁煙する」は、
なんと96分の1です。
なんと、「今日1日禁煙」というエネルギーのだいたい100分の1の労力で良いわけです。
人間の習性として、2週間続いたことは習慣になります。
まぁ、実際には2,3日なんですけど。
この、
15分という単位で禁煙を考え、その過ごし方を決めるというルールもけっこう効果的だったと思います。
5.人間は何でもできる
最終的には、これしかありません。
メカニズムすらちゃんと解明できていないくせに、人間は飛行機をつくって空を飛んでいます。
そんな無茶苦茶なことでも平気でやってのけてしまう人類です。
たった15分間を、タバコ以外の方法で過ごすなんてことができないはずがありません。
1代でモナコ公国を買っちゃうほどの金持ちになる人もいました。
インターネットなんかなくても天下統一しちゃった人もいました。笑
というか、禁煙の場合は、
「タバコを我慢する」
と考えると何かをやるように感じるかも知れませんが、
「タバコを吸いにいかなくて良い」
と考えると、サボって良いんです。笑
もう、何でもやってのけてしまう我々にとっては、
こんなに簡単なことは無いんじゃないかと思います。
と、最終的には、人間の可能性を信じるというところにいきつくわけです。
ちょっと大袈裟ですが。
ただ、この成功法則こそが鉄板なんです。
「自分は成功する」
と思うかどうか。
しかも、それは自由なんです。
失敗すると思うのも自分の勝手ですが、
成功すると思うのも自分の勝手です。
6,喫煙者を攻撃しない(おまけ)
そして最後に、3つ目のルールとも関わりますが、
喫煙者を見ても、「禁煙してるのに!!」みたいに
自分を被害者にはしません。
母校の後輩だと思って接してあげて下さい。
「あぁ、昔の自分だなぁ」と。
理由は書きませんが、おまけにして、このルールが最も強烈かも知れません。
ちなみに、ルールと書いてきたので堅苦しく感じるかも知れませんが、
そこは日本人的な文化ではなくて、ラテンのノリで、
「ルールとは利用するためにあるもの」
という解釈でどうぞ♪
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『人は変わるか?』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
Tumblrからの引用にします。
「人は変わるか?」
この問いについては、何時間でも議論できる気がします。
「人は変われる」と言う人もいれば、
「人は変わらない」と言う人もいます。
もはや、これはその人の信仰だと思います。
ちなみに、
「人を育てる」
ということがやりたい人にとって、
「人は変われる」
という信仰は必須条件でしょう。
あなたはどちらの信仰でしょうか?
実のところ、
「人を育てる」
ということが、必ずしも良いとは限りません。
「人を育てる」という時に、
「苦手を克服する」というのがあったりします。
果たしてこれは意味があるか?
大体の場合、
苦手を克服した状態
というのは、あまり他人の役には立ちません。
得意なことをさらに伸ばした状態
であれば、他人の役に立つ可能性が高いですが。
なんか、
「人は変われるよ!」と言えば好感度が上がりそうで、
「人は変わらないよ」と言えば好感度が下がりそうですが、
ちょっと言い換えて、
「ひとりひとりの個性に応じてがんばれば良いの」とか言えば、
好感度は上がりそうです。笑
なので、どっちにしても好感度は上がると思うので、
自分の好きな方を信じたら良いと思います。
ただ、自分がどっちの信仰なのかが分かると、
自分のやったら良いこととやったら良くないことの判断が
良くなるんじゃないかと思います。
意識がある、って、良いことだと思います。
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『1人会社の良いところ』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
Tumblrからの引用にします。
私の周囲には1人会社の方がけっこういらっしゃいます。
ビジネスを進めるには、大まかには
・商品やサービスを提供する
・お金を頂く
という2つの要素が必要です。
この2つの要素について、お金がぐるぐると回り続けると、
事業が成立します。
1人会社においては、
自社の中に2つの要素があるか、
いつも安定的に「足りない要素を補う取引先」があるか、
の、どちらかが経営していくには必須です。
大企業であれば、この両方について、
社内に細かくあれもこれも揃っていたりします。
1人会社の場合は、それが揃っているとしたら、
お金を頂く力が非常に高く、なおかつ、
強い商品を持っているか、本人がハイパフォーマーか、
という社長ということになります。
そうでない場合、常に外部との連携が必要になります。
ですから、自己完結できない場合であれば、
今度は社外のリソースと自社の特徴をうまく組み合わせて、
事業を成立させるようなコミュニケーション能力が必須です。
ここで言う「コミュニケーション能力」は、実にたくさんの要素を含みます。
ビジネスモデルを描く力から、相手の状況を理解する能力、
さらに、関係するプレイヤーに気を回して持続可能な状態をつくるとか、
もう、本当に多岐に渡ります。
分かりやすく説明するとか、クリティカルな質問をするとか、
それはもちろんのことです。
その意味で、1人会社の経営というのは、
自己完結しようと思えば、人を選びます。
これは、従来のRBCインテグレートの講義では、
強調が十分ではなかったように思います。
さて、1人会社の良いところは、
顧客へのコスト転嫁が最小化されるところにあります。
なんと言おうが、その点は「1人」というのが
最大ポテンシャルになります。
※ただし、業態によって1人会社が成り立たないケースもあるので、
 万能ではありませんが。。
また、
必要なものを必要なだけ組み合わせて事業をつくることができます。
必要なものを必要なだけ組み合わせるスタイルであれば、
利益率は良くなりやすいです。
これは、例えば、大企業の利益率を見ても、
ハードウェアの製造をしているIT企業と、
製造という機能の無いIT企業とでは、
後者のほうが利益率が高い傾向にあります。
「自社のもの」が増えれば増えるほど、
利益率は下がりやすい。
特に、解雇規制の厳しい日本で企業経営をすれば、
1人会社は極めて優秀なコスト構造にしやすいです。
コスト構造が優秀であれば、
顧客のことを大事にしやすい。
それは、スピードについてもそうです。
かなり柔軟に動ける可能性が高いです。
なんといっても、社内に階層構造がありません。笑
ただ、勘違いしてはいけないのは、
これは、構造的なポテンシャルである、ということです。
1人会社をつくってさえいればそうなる、ということではないです。
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