Author Archive Nomura

富裕層ビジネスというのを真面目に考えてみる

こんにちは。のむらです。
日々、色々なビジネスモデルを研究しているという性質上、
だいたい、一日に一個以上は、ビジネスモデルに関する話をしているような
気がします。
最近、富裕層ビジネスというのを考える機会が多いです。
以前、宝石商の話を聞いたことがあります。
ダイヤモンドは元々、デビアス社が世界の流通のほとんど全部のシェアを持っていましたが、
今はそのシェアも半分程まで落ち着いているそうです。
とはいいつつ、価格の変動は殆ど無く、純金よりも安定的な資産のようにも思いました。
実際、アメリカではそういった市場もあるそうです。
日本でダイヤモンドを売っている会社の社長さんに聞いたところ、
なかなか、資産としてダイヤモンドそのものを売るような市場は無いとのことでした。
というのが、日本で流通しているダイヤモンドは殆どが宝飾品となっていて、
宝飾品の場合、ダイヤモンドそのものの値段は、
宝飾品の販売価格の2割程度となっているそうでして、
ダイヤモンドの原価がオープンになるようなビジネスを始めると、
「宝飾品業界からそうとういじめられるだろう」
と仰ってました。
さすがに、そこに切り込むような勇気は私もありませんから、
そういうことはしませんが。。。汗
ある宝石商の方のお話で、
「一番良い石は日本には入ってこない」
という話がありました。
アジアであれば、香港になるそうです。
これはいくつかの解釈ができる話ですが、
そのひとつとして、
「日本には一番良い石を買う富裕層がいない」
と、宝石業界ではそう評価されているという見方があります。
世界的に見れば、日本は結果平等を求めるお国柄だと言われます。
格差は比較的少ない方だと言われ、
例えば、インドの富豪となると、
日本円で1000億円くらいで自宅を建てたりということがありますが、
日本ではあまりそういう話は聞きません。
世界規模での高額な買い物等のニュースだと、
なかなか日本人が出てこなかったりもします。
ただ、ビジネスをグローバルに見た場合、
日本では見かけることのなかったような、
そういう世界レベルでの富豪に選ばれるようなものを提供することを
考えるのも大事ではないかと思うのです。
ちょうど時期的には中国の春節だったりするわけでして、
銀座や新宿に中国から来られる方がたくさんいることでしょう。
先日も、ある百貨店では中国語で福袋の案内がありました。
※日本語表記は最後に小さく書いてありました。
トレンドとして、今は、
中国の方の喜んでお金をつかって頂けるようなビジネスに
勢いがあるように思います。
また、世界ではインフレ傾向できていましたが、
日本はデフレ傾向が続いてきました。
これは、グローバルに見た時には、
少しトレンドが実感し難い環境にあったとも思います。
この間、ある方に
「一番高い夕張メロンの価格は2つでいくらか?」
という質問をされまして、
この質問を恥ずかしながら、脳内で
「価格帯で最上位の夕張メロンの価格」
で自動変換しておりました。
250万円というのが正解だったのですが、
10万円くらいだと答えてしまいました。
実際、事前情報無しだと、数万円という回答に寄ったそうですが、
これはつまり、
「量産型ビジネス」
というのを無意識的に想定してしまっているのですね。
一番というのはふたつもみっつも無いので一番なのです。
そして、そういうものを手に入れるには、
相応しい価格というのがあるわけでして、
誰でもちょっとがんばれば手に入る、
という価格帯ではいけないわけですね。
買う方からすると、
物質を買っているのではなくて、
そこにあるブランドや名誉であり、
そういう話に関わることの出来る自分のポジションというものを
実感しているわけです。
これは、そうとう頭を切り替えないといけません。
つまり、
「それがひとつしか無いとして、ビジネスとして成り立つか?」
というのが、本当の富裕層ビジネスになるわけです。
かなり意識してチューニングする必要があります。
これはこれで、
具体的なことをそれこそWebで書くようなことではありませんが、
真面目に考えてみる価値のあるテーマだと思っています。
今回はあまりにも事例が具体的に紹介できないものだったので、
ひとつ、ヒントになりそうな公開情報を。
ブガッティのサイト
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【常識をちょっと変える】巨人の足元を見るビジネス

こんにちは。のむらです。
日々、色々なビジネスモデルを研究しているという性質上、
だいたい、一日に一個以上は、ビジネスモデルに関する話をしているような
気がします。
今日は、お客様の具体的な話はここで書けませんけど、
打合せの中で、人材紹介系のサービスについて考える機会がありました。
今、世界最大のサービスは何か?と考えると、
LinkedInだと思います。
「LinkedInはビジネス系SNSじゃないか」
というツッコミもあるかも知れませんが、
転職を仲介するヘッドハンターなんかがお金を払って詳細プロフィールを見たり、
というところがキャッシュポイントになっていたりもするので、
人材紹介系のサービスとして成り立っていると思います。
これは、従来のヘッドハンティングをインターネットというインフラによって、
より効率化する手助けをしていると思います。
ヘッドハンティングのビジネスプロセスに新たな関所をつくって
キャッシュポイントにしているという点では、
新たなビジネスを生み出した、と見ることもできます。
LinkedIn自体は、Webサービスとしても、
このところの状況では世界でトップ20には入るような
利用数だと思います。
さて、国内の話に移りますが、、、
(実は、日本国内ではまだあまりLinkedInは流行っているとは言えないようにも思います)
人材紹介系のサービスとして、
リクルートという会社が戦後に出来た会社としては、
巨人と言えるのではないでしょうか?
スタートは求人広告というところになると思いますが、
インターネットの時代になっても、
ビジネスモデルとしては、広告掲載モデルを核としていると思います。
このモデルを支えられるだけの、強烈なセールス能力のある人がたくさんいることでも、
リクルートは目立っています。
いわゆるセールスに関する書籍やセミナー講師のプロフィールでも、
「リクルートNo.1営業」という肩書の方は、
たくさんいらっしゃるかと思います。
さて、広告掲載モデルの巨人に対して、
少し競合軸をずらしている人材紹介系サービスというのが、
色々と出てきました。
巨人と競合軸をずらすというのはどういうことかというと、
既にその市場で大きくなっている事業に対して、
すぐにその大きな事業が自分たちと同じようなモデルには、
シフトすることが難しそうなところで、
着実に収益を上げていく、ということです。
いくつかピックアップします。
まずは、リブセンスが運営するジョブセンスです。
ジョブセンスは求人情報の掲載を無料にしている求人メディアです。
Webのメディアですが、SEOに注力して、人の流入を増やしました。
そして、採用毎課金という方法で課金をしました。
求人企業側としては、効果が出なければ広告出稿費用がかかりません。
成果報酬型のサービスですね。
既存の出稿費用がそれなりにかかってしまう媒体がいきなりこのモデルに切り替えるのは、
既存の組織を維持するという点からも、そうそうカンタンなことではありません。
次にピックアップしたいのが、
ビズリーチです。
こちらは、少し変わっているのが、
求職者側に課金するという課金方法を採用しました。
年収の高い人を対象に、会費を取るモデルでして、
サイトとしても、自分の市場価値に敏感な層のビジネスパーソンを想定したつくりにしました。
これも、広告掲載モデルとは、ちょっと違った課金方法ですね。
もうひとつ、
ウォンテッドリーを挙げたいと思います。
こちらのサービスの特徴は、
Facebookで求人情報が拡散していくということをかなり想定してつくられています。
求人メディアがメディア単体で人を呼び込んでくるというところから、
他のサービスも利用しながら、文字通り人伝で情報が拡散していくということで、
メディアの性格が新しく定義されていると思います。
このように、既に市場で大きな成果を出している事業があっても、
その足元を見て、別の競合軸の事業が育ったりするものです。
大きな成果を出している事業を見ると、
ついつい何でもかんでも真似したくなってしまう気持ちも湧いてくるかも知れませんが、
完全コピーであれば、ユーザがわざわざオリジナルを辞めてコピーの方に移るには、
様々な厳しい競争が待っています。
こういうところが、事業をつくる時の頭の使いどころであり、
また、完全な成功事例が無いからこそ、
勝てるチャンスがある、という部分もあると思います。
余談になりますが、
そうは言いながらも、意外とWebサービスのキャッシュポイントは単純だったりもするものでして、
だいたい、4種類+1種類に分類できると思います。
1.広告モデル
→広告費を頂く
2.会費モデル
→サービス利用料を頂く
3.直接課金
→サービス内でつかうものを直接買って頂く(アイテム課金等)
4.EC
→物販をWeb上に持ってくる
これらのどれか、もしくは掛け算で、
だいたいのキャッシュポイントは成立していますし、
また、事業全体としては、複数の方法で課金することもできるでしょう。
ちなみに、+1種類というのは、Webのサービスだけでは完結しない課金ポイントでして、
ざっくり言うならば「データ販売」です。
Webサービスの運営によって得られた情報を換金できるようにする、
ということです。
ひょっとしたら、今、目の前にあるサービスも、少し競合軸をずらした
新たなサービスを追加できるかも知れませんし、
自分で新たに何かのサービスを始める時に、
自分のいる市場の巨人の足元を見て動くというのも役に立つ視点かも知れません。
こういうことを色々と考えると、
ビジネスを見たりつくったりすることの
面白さというのも、さらに増すのではないでしょうか?
さらに言うと、
自分が当たり前のように利用している巨人たるサービスに、
何か、対応できないような対策が思い浮かんだりしたら、
今、目の前にチャンスが見えている、ということかも知れません。
ますます、ビジネスを楽しんでいきましょう。
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【ビジネスの出口】売上が無くても大儲け!?

こんにちは。のむらです。
日々、色々なビジネスモデルを研究しているという性質上、
だいたい、一日に一個以上は、ビジネスモデルに関する話をしているような
気がします。
今回は、昨年にとてもインパクトのあったサービスを紹介したいと思います。
昨年の重大ニュースというのを考えるに、
DeNA、キュレーションプラットフォームiemoとMERY買収
↑こちらのニュースは外せないように思います。
この出来事自体を、当事者でも無い我々がどうこう言ったところで、
背景にある考えなどは、推測の域を出ないところではありますが、
ただ、私としては、日本のビジネスシーンにとってはすごく価値のある出来事だったと思っています。
そもそも、ビジネスのタイプというのはざっくりと3つに分類できると思います。
1.IPO
2.バイアウト
3.スモールビジネス
1.IPO
IPO (initial public offering)というのは、新規公開ということですが、
いわゆる、上場するということです。
世界中のビジネスであり、そもそも株式会社の性質上、
これが出口になるように、というのが教科書通りの出口と言えるかも知れません。
ただ、現実的に、日本に限っていうと、
事業を創業してIPOをした場合の創業者利益というのは、
比較的小さいように思います。
(何を創業者利益と捉えるかにもよりますが、少なくとも、創業者が相応のキャッシュを手にする、
ということで考えると、あまり恵まれていないように思います)
2.バイアウト
バイアウトというのは、いわゆる事業売却です。
細かくは色々な方法に分かれますが、
少なくとも、日本で創業して創業者が相応のキャッシュを手にするには、
最も合理的な方法だと思います。
今回紹介したニュースの件も、
バイアウトという出口を迎えた話になりますね。
ちなみに、世界的に見ても、最近のスタートアップのトレンドは
IPOよりもバイアウトにシフトしてきているようです。
3.スモールビジネス
こちらは、1と2に対しての分類ということなので、
実際には規模はそれぞれですが、
利益を生み続ける事業として、運営し続ける、というものです。
出口のことを考えずに動き出したビジネスは、
こういう形態になることが多いように思います。
実は、この話、
第一回のビジネスクリエーターズLive(当時は立教ビジネスクリエーター塾の定例勉強会)
でも教えて頂いたことですね。
話が少し広がりすぎましたが、
なぜ件のニュースに注目したのか?
というと、
DeNAが買収したiemoというサービスは、
立ち上げから10ヶ月程度というタイミングでして、
傍から見ると、利益が出ているようには見えません。
(それどころか、売上も殆ど無いように見えていました)
ちなみに、iemoを立ち上げた村田マリさんは、
第49回、2008年6月21日にゲストで来て頂きましたね。
M&Aでスタートアップの事業が売れる(バイアウトする)パターンとして、
単純に考えた場合、
・立ち上げた新しい事業に一定のニーズがあってユーザーが増えてきた
  ↓
・もっと大手がセールスをすると事業の拡大スピードが何倍にも上がる
  ↓
・大手は事業拡大スピードを掛け算して新しい事業を評価し、買収する
という感じで、
放っておけば、例えば、1年で10社ずつ増えていく事業も、
セールス能力が50倍の会社が引き継げば500社ずつ増えていく、、と、
ということは、仮に、今の利益の100倍の値段で買ったとしても、
2年でペイする買い物になる、ということです。
これは合理的だと思いますが、
一方で、利益は出ていないけど、ユーザが喜んで集まっているようなサービスに対して、
これまではあまり、高い評価での買収のニュースは目立っていませんでした。
海外の話で言うと、
FacebookによるInstagramの買収なんかは目立っていました。
社員13人で売上ゼロ。その状態で日本円で約810億円での買収となりました。
こういう出口があると、
「良いサービスをつくろう」
とチャレンジする人も増えるかもしれませんし、
また、
サービスを立ち上げる人の気合も入るのではないでしょうか?
好きなんだかそうでもないのか分からない仕事を、
色んな言い訳を考えたり、様々な折り合いをつけたり妥協しつつ、
30年くらい働いて、せいぜい2億円ちょっとというのも人生ですが、
それを数ヶ月や数年でやって、しかもお釣りのほうが多いような、
そういう人生というのも、ビジネスの世界にいる人の醍醐味ではないでしょうか?
(この選択肢は、全ての人に用意されています。選ぶかどうかは本人次第ですが)
ただ、こうやって新しく「良いサービスをつくろう」という人が出てきて、
世の中がより明るく楽しく満足で豊かになるには、
こうやって、「良いサービス」という評価をして買ってくれる大手企業の
存在というのもとても大事だと思います。
その意味で、
DeNAが立ち上げ間もないサービスを高く評価し、買収したというのは、
少なからず、日本のスタートアップに対しては良い影響があると思います。
※もちろん、当事者の方々は、「この買収が良い話だった」と振返れるよう、
 尽力されていることとは思いますが。
また、iemoについても、
ユーザに受け入れられるサービスを素早く立ち上げて
バイアウトに至る運営をされていたということで、
このような事例がもっと増えてくるようになると、
「日本のビジネスシーンも面白いよね」
と、注目されるようになると思います。
そういう意味で、他の方々にとって、
ひとつの素晴らしいモデルになったようにも思います。
余談ですが、
東京という場所は、社会インフラや財政を考えるに、
スタートアップの拠点としてのポテンシャルをかなり備えています。
あとは、中の人の努力だと思います。
人口減になれば、人口増によって拡大したような事業は、
みんな曲がり角を迎えます。
有名大学に行って、大手企業で安心して定年まで、、、
というロールモデルも、
否定されるものではないでしょうが、
そういう選択肢が与えられる豊かな社会というのは、
結局は優れたスタートアップから始まります。
ということで、私たち自身も次年度はスタートアップを手がけていきますし、
また、そういう方をより支援して行きたいと思っています。
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【複数のカードを集約!】カード型デバイスのお話

こんにちは。のむらです。
日々、色々なビジネスモデルを研究しているという性質上、
だいたい、一日に一個以上は、ビジネスモデルに関する話をしているような
気がします。
今回は、昨年から注目していた件が競争する段階に入ってきたので、
紹介したいと思います。
カード型デバイスというのがあります。
銀行のカードやクレジットカード等、
複数のカードを持ち歩く人も多いと思います。
これは日本に限ったことではありません。
というわけで、世界を見渡すと、
カード型デバイスなるものの開発がされているわけです。
要は、カードのカタチをしたデバイスに、
自分のカード情報を登録すると、
例えば、ATMを使う時には銀行のカードにするとか、
飲食店で支払いをする時にはクレジットカードにするとか、
そうやってつかうものです。
カード型のデバイスであることによって、
既存のATMやクレジットカード端末で利用することができるわけです。
さらに、このカード型デバイスを
スマートフォンのアプリと連動させることで、
家計簿がつけられたり、ということもあります。
Plasticというサービスを最近知りましたが、
実は、昨年にすごく研究していたサービスがありまして、
それが、
Coinというものです。
実際、これ、私も製造の見積まで出してたんですよねぇ。。汗
便利か不便か?で考えれば、
まぁ、間違いなく便利です。
このサービス、日本に来て!という声もあるのですが、
いや、日本でも既に製造できるエンジニアもいたりするので、
この事業をやるのに相性の良い会社さんがいたら、
すぐにでもご連絡を頂ければとも思います。笑
私が研究していたのは、あるお客様の新規事業にどうか、
というところだったのですが、
別の案で行くことになりましたので、
検討しただけになってしまいましたから。
自分で事業をつくるのも楽しいですが、
私の普段考えていることは先を行き過ぎていると言われることもけっこうありまして、、、汗
そういう意味では、クライアントワークもけっこう、
世の中との接点を維持しながら新しいものを生み出せるので、
大事な場だと思っています。
とはいえ、ちょっと先を行くくらいのアイディアだと、
すぐに競争になる、というのも必然でして、
厳しい競争を避けたいのであれば、
二歩くらい先を考えて、それを具現化しているうちに、
一歩先くらいになる、というほうが良いのですが、
二歩くらい先を考えると、
「成功事例は?」
という質問で、話が消えてしまうことも多いですね。
大概のアイディアというのは、
自分が思いついた時点で、何人かの人が思いついているわけでして、
私の場合、最初にやることは、
Googleで自分のアイディアを検索することだったりします。
で、たまたままだ無かったとしても、
既に同じことを考えている人はいると考えたほうが良いので、
それを実現するまでにかかる時間であったり、
その事業の出口だったりというのを考えて、
それから動くという感じですかね。
タイミングは大事だと思います。
カード型デバイスは、今年辺りに投入できれば、
面白いかな、とも思います。
5年後にあるサービスなのかどうかというのは、
電子マネーとクレジットカードだけに注目すると謎ですが、
日本のメガバンクのATMが5年くらいで今よりも
劇的にスマートな方法を採用するとは考えにくいので、
そこに注目すれば、けっこうアリだと思います。
現金決済の寿命と日本円の寿命という話は、
これとは別に影響のありそうなところですが、
5年後にお年玉やご祝儀をアマゾンギフト券にするとかは
無さそうな気がしますので、
それなりの寿命はあるんじゃないかと予想します。
あとは、これをFacebookの時みたいに、指を加えて高みの見物といくのか?
というのが、日本の体力のある企業や投資家への重要な問いかも知れません。
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【方向音痴必見】グーグル・マップをつかえない人のためのアプリ

こんにちは。のむらです。
日々、色々なビジネスモデルを研究しているという性質上、
だいたい、一日に一個以上は、ビジネスモデルに関する話をしているような
気がします。
今回は、ビジネスというよりは、アイディアの話です。
知人の手がけているサービスの話になるのですが、
Waaaaay!という方向音痴向けのアプリがあります。
参考:メンバーのインタビュー記事
私の場合、待ち合わせ場所等に行く時は、
グーグル・マップのアプリでルートを表示して行くようにしています。
グーグル・マップのアプリは良く出来ていて、
タクシーに乗れば車の場合のルート検索を表示して、最短ルートや現在の混雑状況を確認します。
徒歩の時は徒歩の場合のルート検索を表示します。
過去にあった最短ルート表示では、表参道ヒルズの正面入口を通って、小さな裏口から出てくる、
なんていう最短ルートが表示されたこともあります。笑
私は、これで効率的な移動方法を確認できています。
とはいえ、世の中にはあまりにも方向感覚が無さ過ぎて、
地図表示、現在地表示、目的地までのルート表示が揃っていても、
うまく目的地に辿りつけない人もいるようです。
そんな方のためにつくられたのが、
Waaaaay!というアプリです。
これは、目的地までの距離と方向だけが表示されるというアプリです。
1人でつかう場合は、目的地までの指示をしますし、
2名でつかう場合、相手までの距離と方向を表示するようになってます。
グーグル・マップのような素晴らしいサービスがあるという時に、
それでもうまく目的地に辿りつけない、迷子になる、となると、
「サービスの使い方が正しくないのではないか?」
と考えることもできますが、
「このサービスでは十分に目的を達成できないのではないか?」
と考えることもできます。
既につかわれているもの、普及しているものであっても、
「それでは不十分ではないのか?」
と考えてみるところに、新たなアイディアがあるかも知れません。
目の前の「当たり前」を、
一回無視して考えてみるのはいかがでしょうか?
今日も朝から晩まで、けっこうな数の
「当たり前」を処理してきているかも知れません。
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【利益モデルを考える】スタバ以上にスタバ的なセブンイレブンのカフェ

こんにちは。のむらです。
日々、色々なビジネスモデルを研究しているという性質上、
だいたい、一日に一個以上は、ビジネスモデルに関する話をしているような
気がします。
ちなみに、ビジネスを考える上で、
利益モデルというのはとても重要な観点ですが、
利益モデルは分類するとそんなに多くなかったりします。
利益モデルを23に分けて説明している
『ザ・プロフィット』がありますが、
これをひと通り頭に入れておくだけでも、ずいぶんとビジネスを把握するスピードや、
次の一手を考えるスピードが上がるような気がします。
さて、その中に、ローカルリーダーシップ利益モデルというのがありまして、
よく、スターバックスコーヒーで説明されたりします。
この利益モデルは、ざっくり説明すると、
「局地的にシェアを高めることにより、競合他社よりも利益率を上げる」
というモデルです。
ある地域にたくさんの出店をしたりすることで、
地域レベルでのシェアを上げ、他社よりも優れた収支構造にするわけです。
実際、ある地域にたくさん出店をしたら何が起こるか?
これもポイントだけ挙げると、
・チャネル占有率が上がる
・価格設定力が上がる
・(販売/求人)広告コストが下がる
・物流を含めた仕入れコストが下がる
といったところです。
前回の記事でも確認した通り、
そもそも利益の体というのは「情報の非対称性」です。
その観点から、コーヒーというのはなかなか良い商材でして、
そもそも、コーヒーについて詳しい人ってそんなにいないと思います。
どこの畑でどういう状態のものを、どういう方法で運んで、
どういう細工をして、、店頭に出ているか?
けっこうブラックボックスに感じる人が多いのではないでしょうか?
実際、食品として捉えた場合のコーヒーの粗利率はなかなか優秀だったりします。
ちょっと前から、高級豆なんかも少しずつ話題になるようになりましたが、
新鮮な良い状態の豆でコーヒーを入れると、
コーヒーというのは、酸味を感じられる飲み物だったりするわけですが、
安い豆の場合は、普通の船で赤道を通過していたりするので、(そこでいたんだりしていて)
その後、しっかりローストして苦い飲み物として出したりするわけです。
そういうわけで、
「コーヒーは苦い飲み物」
という常識を持たれている方も多いように見受けられます。
(もちろん、国が変われば「寿司にチリソースかけてくれ」というところもありますので、
それ自体は良い悪いの話ではないでしょうが。)
と、少し話が逸れてきました、、、汗
ローカルリーダーシップ利益モデルといったらスターバックスコーヒー
と言われていたわけですが、
日本においては、それを強烈に実践しているところが既にありまして、
それこそがセブンイレブンなわけです。
セブンイレブンの近くにはセブンイレブンがあります。笑
以前住んでいたところでしたら、
家から左に行っても右に行ってもセブンイレブンがありました。
さらにその前に住んでいたところでも、同様でした。
またまた余談ですが、オリジン弁当はセブンイレブンの近くに出店するように
なっているそうですね。
セブンイレブンの綿密なリサーチにタダ乗りするという、
これも優れた戦略だと思います。
とはいえ、店舗を集めたりまではしないわけでして、
実際には、セブンイレブンの戦略を追いかけているわけではないのですね。
そんなセブンイレブンのブレなさっぷりときたら、
実は、他のコンビニチェーンのほうが先にコーヒーを売り始めたのですが、
全店導入を発表し、価格も他のチェーンより安く出しました。
※これに他のチェーンがついてくるという、「価格設定力が上がる」
 というのを見事に体現しているわけですね。
ちなみに、セブンイレブンのカフェの機械をよく見ると、
だいたいどの店舗でもシールが貼ってあります。
つまり、そのままの状態だと使いにくくってしょうがないという、
ユーザビリティとしてはかなり問題アリなデザインだったわけですが、
そんなことはどこ吹く風で、非常に調子が良いです。
(これは、もはやデザインの内容よりも、有名デザイナーを起用したというニュース性による
広告宣伝費の削減と捉えたほうが良いかも知れません)
さて、そんなセブンイレブンが、今度はドーナツです。
これまた、粉物で粗利がしっかり取れそうな、、、
というのと、
コーヒーとの相性が良さそう、、、
ということがすぐに思わされます。
商社のモデルとメーカー込みのモデルとでは、
メーカー込みのほうが、価格弾力性は高いので、
商社モデルの競合と競争した場合に、
お値打ち感を出すには有利なはずです。
ちなみに、ここで思い出すのは、
マウントレーニアという森永乳業の商品ですね。
コンビニで好調でしたが、セブンイレブンにとっては、
商社モデルになるため、自社のカフェに比べると、
価格弾力性が下がります。
※ちょっと前に、セブンイレブンのプライベートブランドのコーヒーも置いてましたね。
 これは、他社のものよりちょっとお値打ちになってました。
と、ビジネス上の戦略を理解するのに、セブンイレブンは見ていて飽きないです。
あと、これは個人的な話ですが、
他のチェーンのお弁当を夜ご飯として食べると、
カラダが風邪をひいたような感じになるのですが、
セブンイレブンのお弁当の場合はそうならないので、
こういうところにも何か違いがあるかも知れません。
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【いわゆるボッタクリ業界に参入】シンプル葬・シンプル火葬

こんにちは。のむらです。
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気がします。
今日、とあるところで話題になったのが、
葬儀ビジネスです。
そもそも、利益の体(たい)というのは、
「情報の非対称性」
ですから、
買い手に全く情報が無く
売り手に情報がたくさんあり、
そのギャップが大きいほど、利益も大きくなります。
時に、業界レベルでそういうところがあったりもしますが、
葬儀業界というのは、情報の非対称性が大きい業界のひとつでしょう。
情報の非対称性が大きい業界には、
(もちろん、だいたいどんな業界にも参入障壁はあったりしますが)
参入の際の価格弾力性もけっこうあったりします。
しっかりと粗利の出るところであれば、
回転数を上げることによって、粗利を減らして参入しても、
十分な利益を確保できる可能性があります。
というわけで、
提供価格を下げて参入しているシンプル葬・シンプル火葬というサービスがあります。
22.8万円から、いわゆる故人のお見送りができるというサービスです。
(そもそも、ご経験のない方からすると、この時点で既に相場感が分からなかったりするとも思います)
かつては、メガネ業界でも似たようなことが起こりましたが、
こういう業界で最もシンプルな参入方法は、
「提供価格を下げる」
という方法です。
人口減の一方で、中期的なトレンドとしては、
件数という意味での市場規模はまだまだありそうな業界です。
大局的に見た場合、情報の流通量と流通スピードが上がることによって、
情報の非対称性というのは、減っていくスピードが上がります。
つまり、今日であれば、
インターネットが発明され、
インターネットをまともに使える人が増えるほどに、
既存の情報の非対称性というのは、
早く減っていくようになるわけです。
(まだまだ、インターネットを活用できている人というのは、
ほんの一握りですから、すぐに、という感じでも無さそうですが)
件のシンプル葬・シンプル火葬の場合は、
今後、日本は経済格差も広がると予想したほうが良さそうなので、
その点からも、必要とされていくように思います。
実は、周辺にもかなり情報の非対称性が溢れている業界ですから、
まだまだ注目すべきポイントもあるでしょうが、
それはまたどこかで。
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【30代ホイホイ】メタルヒーローシリーズの歌がアツ過ぎてたいへんなことになる件

metalhero
こんにちは。のむらです。
ちょっと最近、思い出して、
アニキこと水木一郎さんの歌をニコニコ動画で見ていました。

こちら、コンバトラーVのライブでの様子です。
客席を見ると、
特別な訓練を受けたとしか思えない、大きなお友達がたくさんいたりしますが、、、汗
年齢を感じさせないパワーです。
ヴォーカルの声がカッコイイということもありますが、
ちゃんと聞くと演奏もメロディもカッコイイなと感心していました。
が、、、
そうすると、関連して、
メタルヒーローシリーズの動画も見つけて、見てたのですね。
これがまぁ、作業用BGMって書いてあるのですが、
全然作業用BGMにならないんです。笑

最初が、串田アキラさんの宇宙刑事ギャバンの主題歌なわけでして、
ガッツリ聞いちゃうんですね。
アツい歌詞と声。これは反則です。
なんと、このメドレーの動画、60分くらいありまして、、、汗
年ごとに続いていくので、30代とか20代後半くらいの方であれば、
皆さん、自分の世代のが出てきそうです。
ちなみに、メタルダーの歌である
『君の青春は輝いているか』
も出てくるのですが、
この歌は国歌にしても良いくらい重厚なものです。
別名、説教ソングとも言われますが、
極めてアツい歌詞です。
ブラジルでジャスピオンが大人気だったりもするそうですし、
アメリカでは、ロボコップも宇宙刑事ギャバンのデザインを公式にパクって生まれたそうです。
この分野もジャパニーズコンテンツの力を感じるものです。
と、これを聞き出した結果、
翌朝ちょっと寝坊したというおまけもついてきましたが。。。苦笑
ただ、基本的に元気になる歌ばかりなので、
朝から串田アキラ先生はじめ、
メタルヒーローシリーズの歌手の皆さまにパワーをもらうというつかい方もありそうです。
全く関係ないですが、
串田アキラさんといえば、
富士サファリパークのCMソングの方ですので、
皆さん、どこかで声を聞いたことがあるのではないでしょうか?
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『足し算引き算を超える掛け算』

こんにちは。のむらです。
足し算と引き算を覚えてから掛け算を覚える。
ひょとしたら、そういうわけで、
無意識のうちに
足し算と引き算の世界観が強くなってしまうものなのでしょうか?
ものを考える時に、とりわけ、
アイディアを早くたくさん出す時には、
足し算と引き算で考えていると、スピードが上がってきません。
足し算と引き算というのはつまりどういうことか?
こういう課題に対しては、
こういう考え方やこういうやり方が良いですよ、
という回答を調べたり覚えたりしてから、
それを応用する、という思考のプロセスです。
私自身は、
アイディアを出すのが仕事というところでもありますから、
アイディアが出ません、
という理由で思考が止まったことは無いのですが、
あまり得意ではないという方もいるんだと、最近理解しました。
じゃあ、どうしたら良いですかね?
ならまだしも、
どうしたいですか?
と聞いてみても、
何も出てこない。。。汗
待ってる間にも、私ならこう考える、
というのがいくつも出てきてるのですが、
それを伝えたらまた、
目の前の方は足し算の発想法しかしないことになるのですね。
掛け算で考えるというのは、
あるものとあるもの、限られた知識で良いのですが、
これを組合せてみるのですね。
そうすると、少しだけ掛け算につかう要素を変えるだけで、
どんどん新しいアイディアが出てきます。
アイディアを言わないというのには、
「そもそもアイディアが出ません」
という場合もあれば、
「アイディアを言ってもダメと言われたら困る」
という場合もあるように見られます。
これ、前者は能力の問題で後者は名誉欲とかメンタルの強さのようにも
見えるかも知れませんが、
どちらも、足し算思考の結果です。
というのが、
アイディアが出ませんというのは、足し算思考による停止ですし、
アイディアを言ってダメと言われたら困るのは、
そのアイディアが一本槍だからなわけでして、
つまりは、アイディアをすぐにどれだけでも出せる、という自信が本人に無い。
いくらでも代案が出せるという自信があれば、
ひとつやふたつ、10個や20個ダメと言われたところで、
またすぐに出せるわけですから、凹んでいる暇も無いわけです。
今、目の前にある課題に対して、アイディアが出てこないなぁ、
という時は、
もう、掛け算を書いてしまえば良いと思います。
慣れないうちは、○○ × □□
という2つの要素を並べてみて、それをちょっとずつ変えてみる。
それだけで、新しいアイディアがいくらでも出てくることでしょう。
思考が止まってしまったら、具体的に手を動かしてみてください。
慣れてくれば、書くよりも喋るよりも、思考のほうが本来はスピードが早いので、
どんどん脳内でアイディアの生成と検証ができるようになると思います。
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『身軽でいることの重要性』

こんにちは。のむらです。
あるきっかけで、ちょっと昔の話を思い出しました。
会社員時代のお話ですが、
ある平日に、家に帰って夕食を食べました。
夕食が終わり、満腹にもなったので、
PCに向かおうとしたところで、電話がかかってきました。
電話の内容は、
「今、ある方と食事をしているのだけど、ノートPC持って来られないか?」
というお話でした。
というのが、どうやら、最近のお仕事の話をしていて、
そのデータをその場で見ながらお話をするために、PCが必要だったそうです。
場所を確認すると、あるホテルの和食のお店でした。
普通に電車と徒歩で移動すると、アクセスがイマイチだったので、
1時間はかかってしまいます。
しかし、タクシーなら40分で現地に到着できます。
というわけで、急いでスーツを来て、タクシーを飛ばしました。
で、到着すると、和食のコースが用意されているのですね。
満腹からのコースでも、そもそも料理が美味しいので別腹というのもありますが、
美味しく頂きました。
この出来事の時、最も必要とされていたのは、
セキュアな(信頼できる)PCであって、
私の能力や知識、肩書等は、正直なところ付加価値ゼロに等しいわけです。
ただ、
こういう依頼がなぜ私に来たのか?
と、考えると、
依頼した方が「何とかしてくれそうな気がしたから」
と思ったことくらいしか理由がありません。
短期的な合理性で考えると、それなりに非合理的な行動です。
この話に、いくつかの分岐点があるように思いました。
もちろん、このようなことをするのが良いとか悪いとかを言い出すとキリがないのですが、
少なくとも、人によって、「上述の行動をやらない理由」がいくつかあるだろうなと思います。
1.せっかく自宅に帰ったので外出したくない
2.スーツを脱いで夕食をガッツリ食べたという状況でそもそも外出したくない
3.自分が直接やっている仕事でもない話のために外出したくない
4.満腹なところから会食の席に行きたくない
5.自宅から急いでも1時間くらいかかりそうな微妙な場所まで出て行きたくない
6.電車で移動すれば500円程度のところで20分の短縮に5000円以上もつかいたくない
7.食事後1時間程度でまた食事をしたくない
つまり、自分の都合を考えれば、
まぁ、やらない理由はいくらでも出てくるのですよね。
ちなみに、
私がやる理由はとてもシンプルで、
先方の都合を考えたら、
・とても重要なビジネスの話なので今すぐ話したいことがある
 →だからわざわざ無茶を承知で電話してきている
・既に会食も会話も始まってる状況なのでなるべく早く到着して欲しい
・せっかく良いお店に来てもらってそのまま帰すのは気が済まないしカッコがつかない
となるわけなので、
「なるべく早く到着して美味しくお食事を頂くこと」
が、相手の都合に合わせるということなのですね。
上記の「できない理由」も、
全部自分のやる気ひとつでだいたい何とかなるのですよね。
ひとつ、自分の体質に依存することがあるとしたら、
私は元々大食いですので、1.5人前の食事くらいなら問題なく食べられるということです。
もちろん、毎日毎日こういう依頼があるわけではありませんが、
こういう話をクリアすることで、
少なくとも、上記の「できない理由」を「当たり前」だと思っている方よりは、
チャンスを掴みやすくなっているとは思います。
別に、この件が直接的なかたちで今の自分の会社の売上になっているかというと、
全くそういうことはありません。
ただ、こういう対応する力を試された経験は、
今、自分が良いカードをひけるようになったことと、
とても関係が深いと思っています。
私なりに、色々な
「起業したいと言いながら時間だけが過ぎていく会社員の方」
もけっこう見てきましたが、
「いつかチャンスが来たら」とか「良いタイミングがあれば」とか、
正直、そうとう生ぬるいことを言っていたりもするのですね。
少なくとも、自分が今いる環境とは違うルールの世界で活躍する気があるのであれば、
今の自分の価値基準に閉じ籠もっていては、
永遠に同じことの繰り返しだと思います。
そんな人には、チャンスもタイミングも来ません。
今の自分と違う結果を得たいと思うならば、
まずは今の価値基準から出なければなりません。
よく、チャンスは待つにあらず、つかむもの、と言われますが、
そのためには「いかに身軽であるか?」はとても重要だと思います。
実際、どんどん新しいチャンスをつかんで変化していく方は、
身軽さがとてつもないですし、
「身軽に対応できる状態でいること」
をとても大事にしています。
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