Author Archive Nomura

『貢献を考える』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
最近の関心事は、「心づくり」です。
堅苦しく言えば、
「貢献とは何か?」
でもあります。
どうにかして、他者のお役に立ちたい。
そのためには、想像力をはたらかせます。
その人が何をしたいのか?
分からなければ教えてもらいます。
もちろん、言語体系や目標も違ったりしますから、
「分かった」と言っているそばから「分かっていない」
ということも少なくありません。
RBCの行動指針の一番最初の言葉は、
「まず与える」
です。
これについて、考え抜く。
そしてそれが習慣として身につくには、
時間を要します。
ただ、商売人たるもの、これだけが本分といっても過言ではありません。
この心を調え続けたいと思う、今日この頃です。
RBCの会員登録はこちらから
明日は友部くんです。

『RBCプロジェクト実践』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
今日も、前回に続き、RBCの話です。
2011年度のRBCはいくつかの新施策があります。
前回はビジネスクリエーターシートのお話をしました。
これは、更にブラッシュアップしていきますが、RBCの核となることでしょう。
今年度の新施策に、プロジェクト実践があります。
従来のRBCの活動は、「勉強会」という範疇で語られていましたので、
行動の場としては、
→定例勉強会におけるワークや、プレゼン大会へのエントリー
→アドバンスの講師になる
ということであったり、あとは、
→RBCインテグレートで実際に稼ぐための活動をする
というあたりで、幅広くそのような場があったか?といえば、向上の余地がありました。
そこで、勉強会という枠からは離れて、
→実際にビジネスプロジェクトに従事する
という場をつくってみました。
これは、RBCが様々な分野で活躍する方の集まりであることを活かしつつ、
しかも、ビジネスシーンで企業に貢献できるように、という活動です。
RBC会員からエントリー者を募り、プロジェクトチームをつくります。
そのチームを企業がイニシャルコストを負担せずに活用します。
プロジェクトの目的は、利益を増やす、コストを下げるのいずれかの目的で、
「やろうと思ってるんですが、今は人手が足りなくて、、、」
という分野の改善活動を行います。
成果が出れば、出た成果に対して報酬を頂きます。
結果的に、
プロジェクトメンバーは、
→キャリアアップのスピードを早める
→異なる知識やノウハウ、文化を持つ人との交流を通して成長する
→成果が出れば報酬を得られる
というメリットがあり、
企業側は、
→人手不足で後回しになっていた課題の解決に着手できる
→成果が出たということは、増益、コスト削減のいずれかができている
→社内には無い知識やノウハウを活用することができる
というメリットがあります。
少なくとも、理論上は、良いことだらけです。
今まで、何でやらなかったのだろう、、、と思えます。
もちろん、粗探しをすれば、デメリットも出てくるのでしょうが、
少なくとも、デメリットを探すのに労力がかかるような話なのですから、
議論しているより、実行すべきだということで、立ち上げました。
やらない理由があるとすれば、
実は、「変化に抗おう」という人の無意識的な気持ちかも知れません。
増益するぞ!と言っていながら、変革を嫌う。
コスト削減するぞ!と言いながらも、現状維持に固執する。
RBCがブレイクしていかなければならないのでしょう。
その意味では、一緒にチャレンジできる会員の方のエントリーであり、
一緒にチャレンジできる企業さまのお申し出は、たいへんありがたいですし、
力になります。
是非とも、RBCプロジェクト実践へと飛び込んできてください。
RBCの会員登録はこちらから
明日は友部くんです。

『ビジネスクリエーターシートに期待』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
今日は、RBCの話です。
今日のRBCアドバンスでは、
ビジネスクリエーターシートを書いてみる機会を設けました。
参加された方々の声を聞いて、バージョンアップの指針も見えましたし、
思った以上に、効果的なツールであることが分かりました。
貴重なご意見をありがとう御座います。
そもそも、成長目標というのは、ひとりひとり異なるものでしょうから、
企業という枠を外し、役割を外し、
自分自身を中心に据えた成長の計画というのは、
とても可視化する意義があると思います。
また、今日のディスカッションで見えた課題を次のバージョンに反映させると共に、
もう少し、周辺サービスとして用意できるものも見えてきました。
主な課題としては、
・そもそも年度単位での行動目標が設定できる前提になっているが、
 行動目標の設定もリスト等を利用してサポートする
・言葉の定義をシート内で解説する
ということに、まず取り組みたいと思います。
どちらも、容易な課題ではありません。
おそらく、見た目はシレッと何の苦労もなさそうなアウトプットになるような気もしますが、
たくさんのことを考え抜くことになるでしょう。
また、周辺サービスとして、
カウンセリングサービスのようなものが必要になってくる気がしました。
シートを書くことで、実は、「分からないこと」が明確になることもあります。
その場合に、情報提供によるサポートをしたり、
そもそも、書いた内容を聞く相手がいたほうが良いという方もいらっしゃるように思われました。
この点については、RBC側でそういうサービスを展開したり、
他の企業と連携することも考えられます。
更に、もうすぐ正式発表となる見込みの「社外トレーナー制度(仮)」とも
相性が良い気がしてきました。
今年度は、色々な可能性があります。
ひとつひとつの施策が、とても大きな価値を生み出すポテンシャルを持っています。
そして、その成否を決するのは、つまるところ、
「やるかやらないか」
です。
皆さまのフィードバックを活かして、
より良いものにしていきたいと思います。
まだ、ご覧になっていない方は、
ぜひ一度目を通してみてください。
無断転載や盗用は望ましく無いですが、
ただ、そんなことはさておいて、多くの方にご利用頂ければ幸いです。
↓こちらで無償配布中!
ビジネスクリエーターシート
RBCの会員登録はこちらから
明日は友部くんです。

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』-その51-

こんにちは。のむらです。
しばらく空きましたが、引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
↓過去の記事↓
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
その9
その10
その11
その12
その13
その14
その15
その16
その17
その18
その19
その20
その21
その22
その23
その24
その25
その26
その27
その28
その29
その30
その31
その32
その33
その34
その35
その36
その37
その38
その39
その40
その41
その42
その43
その44
その45
その46
その47
その48
その49
その50
↑過去の記事↑
■できることをやる
最近、セルジオ越後さんの記事が話題になりました。
今年は、アジアカップで日本代表が優勝しました。
殆どの試合が苦しい試合でした。
シリア戦では(誤審だとは思いますが)退場者が出てしまいました。
結果的には、1人少なくなった後に、なんとか1点を取って勝ちました。
特に、最近の日本代表は、選手が人として成熟しているような気がします。
ボールを触らせれば、今の代表の選手は、過去の選手と比べて、そこまでずば抜けてはいません。
ただ、人間的な成熟度がかなり高まっているところに、逞しさを感じます。
南アフリカワールドカップの期間中から、選手ひとりひとりの「チーム全体を考える姿勢」
が、とても向上してきたと思います。
そうやって出来上がった結束力の強いチームは、
強敵との戦いで威力を発揮してきましたし、
観戦する私たちへの感動も与えてきました。
さて、今の日本は、震災によってあらゆることがピンチだと思います。
人によっては、「潜在的なリスク」くらいに捉えているかも知れませんが、
私は、そんな段階には無いと捉えています。
特に、現状の「過剰なまでの自粛ムード」は、そうとうの危機感を持っています。
件のセルジオ越後さんの記事にもある通り、
これは、「退場者が出たからといって、走るのをやめている」
ということに他なりません。
悲しみや悼みというのは感情です。
しかし、感情を行動にそのまま表すことというのは、
時としては意識的にコントロールをしなければいけないことです。
もし、そのコントロールを行わなければ、
世界はもっと紛争だらけ、犯罪だらけになっていると思います。
私は現役中にイエローカードをもらったことはありますが、
退場になったことはありません。
退場になると、チームへの負荷が大きくなるので、
イエローカードをもらったら、何かと注意したものでした。
ただ、たまには退場者が出るゲームもあります。
退場といっても、レッドカードをもらう場合もあれば、
既に交代枠を使い切った後に、ケガ人が出た場合というのもあります。
どちらのケースも目の当たりにしたことはありますが、
今の日本は、後者のケースに近いでしょう。
じゃあ、後者のケースでチームが1人足りない、という時、
残った選手はどうするか?といえば、
「11人の時以上に走る」
「11人の時以上に考える」
という姿勢になります。
「悲しいので私もベンチに下がります」
なんていう選手は、普通はいません。
こんなことは、子供であっても、当たり前に理解しています。
潔癖なまでの言葉狩り等は、
全体感の無い「行き当たりばったりのチームワーク」
でしかありません。
本来、チームには「集まっている目的」があるわけで、
それを見失っているのは、手段の目的化でしかありません。
全てが全てとは言いませんが、
現状の過剰なまでの自粛ムードは、
ややもすれば、ケガ人が出たことを理由に「ぼくも休みます」
と言っているのに等しいのではないでしょうか?
私たち、今生きている人間は、震災前よりもがんばるのが、
サッカー少年ならば当然の姿勢なのです。
明日は友部くんです。

『東日本大地震について』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話でもありません。
このタイミングで話題といったら、もう、地震のことしか無いでしょう。
まずは、今回の震災で犠牲になられた方についてお悔やみを申し上げる共に、
現在、救助を必要とされる方々のご無事を強く念じます。
RBCでは昨晩、
会員の皆さまに、いつもとちょっと違った内容のメルマガを配信しました。
第2金曜日の大久保さんのコーナーは、
面白いビジネスやサービス、商品等を取り上げるコーナーですが、
今回は地震関連の情報に変更してもらいました。
>大久保さん
急な原稿の差し替え、ありがとうございます。
※内容は昨日の吉村くんのブログに転載されていますので、併せてご確認ください。
さて、このブログを皆さんがどのような状況で見られているか、個人差はあるかと思います。
その中で、備忘録も兼ねて、自身の行動等を振り返っておきたいと思います。
何か参考になることがあれば幸いです。
【地震発生】
まず、地震発生時ですが、私は普通に打合せをしていました。
打合せ場所が2階建ての2階部分にあるカフェでしたので、実は、あまり混乱はありませんでした。
逆に、周囲は古めのビルも多かったので、外に出ないほうが良いだろうということで、
外には出ませんでした。
(ガラスや看板が降ってくるというリスクから)
とりあえず、震源だけ調べて、関東ではなかったので、そのまま打合せを続けました。
で、打合せが終わってから、どうやらたいへんなことになっていると気づきました。
※PC開いて打合せしてましたが、
 Eモバイルがつかえていて、ツイッターもFacebookも普通に動いていたので、
 あまり違和感がありませんでした。
【移動】
打合せ終了後、
歩いて2時間もかからずに帰れると思ったので、自宅まで歩きました。
また大きな地震が来ると何なので、なるべく地下鉄に沿って歩きました。
※iPhoneでマップを開いて歩きました。
地下鉄を重視したのは、建物が倒壊するレベルの地震に遭遇した場合は、
ビルだと生き埋めになりますが、地下鉄内は、必ずどこかに出口ができるので、
そういうことを意識しつつ。
(まぁ、確率論的には逃げ込めない場所のほうが多いですけど)
あと、途中でちょっと建物の一角を借りてPCつかって連絡をしてました。
電話はダメでしたが、EモバイルとノートPCは普通に連絡手段として
機能していたので、その後のアポのリスケとか、そういうことをしました。
情報収集は、歩きながらツイッターを見てました。
ここではiPhone大活躍です。通話は全くダメでしたが。。。汗
※時間を要しましたが、ケータイのメールで家族との連絡は取れました。
【買い物】
ツイッター経由で、今春スタッフ卒業のみつきさんより「食料調達すべし」の
連絡を頂きました。
確かに、コンビニに寄ると、食べ物が全然なかったので、
100均ショップに入って、水、重量あたりのカロリーが高そうな菓子類、タオル、袋
なんかを買っておきました。
この時点では、家まで辿り着けないリスクもあったのでそのことを意識しておきました。
【家に到着】
2時間くらいで到着したと思いますが、着いたら下記のことをやりました。
※家の中は色々ひっくり返ってました。
 なぜか、割れたガラス類がぐい呑み1つだけ、というのは奇跡でしたが。。
 (香水の瓶は30コくらい落ちたのですが、ひとつも割れませんでした)
→破損物と、コンセントから出ている電源類を全て確認。不要なものは抜く。
 (ひとつ、落ちてきたノートPCもしくはディスプレイにぶつかった携帯電話用アダプターが
  大破してましたが、、、差し込み口側でスイッチがOFFになった状態で、
  助かりました。これ、ONだったら、普通に発火するかブレーカー落ちてたと思います)
→災害用袋を出口付近に持ってきました。
→iPhoneとガラケーを充電
→ノートPCを充電して電源落とす(充電完了したら出口付近に移動)
→着替え
→導線の確保(最小限の片付け)
→米を多めに炊く
※災害用袋の中には、いわゆる防災対策キットに始まり、
 手動の発電機つき懐中電灯兼ガラケー充電器とか、
 色々入ってます。
【分かったこと】
・ツイッターは強い
→安定運用されていたことにより、帰れなかった場合の避難場所等、
 必要な情報がどんどん集まりました。
 Facebookも安定運用はされていたものの、今回のようなケースでは、
 FBのウォールよりも、TwitterのTLのほうが、優れていました。
 この話をし始めると1時間くらいいけるかもしれませんので、細かくは述べません。
・次のことを考える
→次のことを考えながら動くと、やるべきことが自動的に決まるので、
 あまり悩むことがありませんでした。
 考える順番としても、水、食料、安全をまず確保することから考えて、
 次に、情報を得る手段の確保。そこまで揃えば、とりあえず死なない。
・それでもやるべきこと
→これは、地震そのものの話ではないのですが、
 このような状況下になったときに「そんなことやってる場合じゃない」と、
 何の葛藤も無く切り捨てられるような活動。
 そういう活動というのは、どういうもんだろう?と思いました。
 たとえ、厳しい状況になっても、その中でも従事する価値のある活動。
 そういうことに、私たちは注力すべきではないか?
 ということを思いました。
 人は地震でも死にますが、病気でも死にます。事故でも事件でも死にます。
 そして、その日は誰にも必ずやってきます。
 それを意識した上で、今、従事している活動はやるべき価値があるのか?
 この問いをもっと大事にしたいと思いました。
まだまだ細かい話は色々ありますが、振り返ってみました。
そして、48時間を経過したタイミングではありますが、
くれぐれも皆さまのご無事を念じます。
無料メルマガが届くRBCへの会員登録をどうぞ。
明日は友部くんです。

『RBCのポジション・立ち位置』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
また、RBCそのものシリーズです。
前回は、個人的な話をしました。
さて、今日はRBCのポジションについてお話してみたいと思います。
RBCは分類すれば「人材教育」の場になります。
が、いわゆる教育機関とは若干違います。
シンプルな違いは、国の予算が入っていないことです。
では、民間の教育サービスを行う企業なのか?というと、
会員の皆さま向けにおいては、それも違います。
※企業様向けの場合は、人材教育サービスを行う企業という位置づけになります。
会員の皆さまに向けては、
まず、会員の皆さまを、「サービス業におけるお客様」だとは捉えていません。
定例勉強会をはじめ、各種勉強会も、収益事業という考えではありません。
従って、過度の顧客満足度を追うことはなく、
「ビジネスクリエーターを輩出する」
という目的にとってプラスかどうか?
が、最も優先すべき判断軸です。
もし、会員の皆さまをお客様として捉えるとしたら、
満足度を上げることが第一になります。
そうなると、教育効果は第二です。
二択を迫られた場合、
判断軸が顧客満足度に変わるわけです。
もちろん、ビジネスとしてはその判断は正しいですから、
他のコミュニティで、顧客満足度を第一にされている企業さまの存在を
否定する必要はありません。
ただ、RBCとはポジションであり役割が違うのです。
RBCは「ビジネスクリエーターの輩出」が第一ですから、
安易に金銭的な補助を受けるわけにはいきません。
(外部から団体理念や活動方針への影響力が発生したら、本末転倒です)
必要以上に顧客志向になり、会員の方の変化を妨げてもいけません。
(現状のその人の満足を追求すると、変化に抗うことになる)
そのようなバランスから、現在のポジションになっています。
もちろん、最も楽な道かと言われると、
もしも「運営=ルーティンワークだ」くらいに思っている人からすると、
非効率な部分もあるでしょう。
しかし、そうやってそのうち「ただの人の集まり」になるのであれば、
最初から何もしないほうが良いのではないかと思います。
100年後にも残り続ける場にするには、筋肉質な土台が必要です。
筋肉質なビジネスパーソンを志向するあなたはRBCへの会員登録をどうぞ。
明日は友部くんです。

『RBCのスタッフをやっててよかったこと』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
また、RBCそのものシリーズです。
前回は、マーケティングの話をしました。
今回は、ちょっと個人的な話をしてみたいと思います。
私は、どんな体験からでも、学ぶべきことがあると思っています。
その意味では、何をしても良いといえばそうなんですが、、、
RBCのスタッフになってよかったことは何か?
というのをちょこっと書いておきたいと思います。
1.0→1を経験できた
まず、私はRBCのできた時からスタッフをやっています。
単純に、何もない、どうなるか想像もつかないところからやってみたというのは、
いい経験だったと思います。
というのも、手取り足取り教えてもらえたり、想像力をあまり発揮しなくても、
完成イメージが描けるような場であれば、創造的な想像をする力は、
殆ど養われなかったのではないか?と思います。
「叩き台があったり、前例があれば動けます」
正直言って、こういう人なら山ほどいますし、
こういう経験なら山ほどできます。
何だか知らないけど、やってみた。
それは、世間知らずだったからできたのかも知れません。
はたまた、世間知らずだったから想像がつかなかったのかも知れません。
とはいえ、とにかく、何もないところから何かをつくりだす、ということに関われたのが、
最も大事だったことだと思います。
これはベタな話ではありますが、やっぱり言うほど甘くはないと思います。
2.人に会う理由ができた
次に、人に会う口実ができたこと、です。
社会人になったと言っても、私は大企業に入ったので、
何の権限もない一社員でしかありませんでした。
もちろん、本気で相手のことを考えれば、何かしらの価値を生み出すことはできるはずなので、
それが、異なる属性や、異なる価値基準の人に会えない言い訳にはなりません。
とはいえ、油断するとすぐに怠けてしまう私ですから、
「積極的に起業家・経営者の方とお会いしなければならない立場」
とも言えるRBCのスタッフでいられたことは本当によかったと思います。
そのおかげで、何とかそういう方々と少しでも会えないか?ということを考え、
また、会社員としてはお仕事を受発注し難い立場でしたが、
RBCはお仕事と言ってはいけないレベルの話だとは思いますが、
お願いをする口実にはなりました。
そうすると、どんな方にお会いしても、お会いする理由がある、お話する理由がある、
という状態が常に用意されていました。
常に手ぶらな状態にはならないので、このことは非常に大事なことでした。
3.マルチキャリア
そして、次世代型のキャリア構築というのを、自分自身で試せたことです。
成熟した社会においては、
→人と同じことをやり続けることの価値が生まれ難い(同じ仕事をやり続けにくい)
→事業そのものの寿命が短くなる(今ある仕事が急に必要なくなったりする)
→知識やノウハウのコモディティ化が早い(仕事が習熟しやすい)
といった性質が強まります。
しかし、それに抗おうとして、
沈みゆく産業、必要とされない仕事に生活をのっけてしまって、
生存権を盾に、あまり世の中全体にとって効率的ではない行動をするオトナも少なくありません。
こういう人に対して、
「君たちは無能だから消えてください」
と言うのはカンタンですが、
「じゃあ、どうしたら良いのか?」
というのを示しておかないと、「太陽と北風」でいうところの北風みたいなオチになる気がします。
成熟した社会において、
同時に複数のキャリアを構築する、
というのは、もう、あまりにも当たり前なリスクヘッジの方法だと思います。
これは、個人のリスクヘッジにもなっていますが、
世の中の最適化にもなっていると思います。
不要な産業に世の中の資源を投じることになったニュースが日本でもありましたが、
正直なところ、当事者の方々が、他の分野でも活躍できるようにキャリア構築を
行ってきていれば、あまり大きな問題ではなかったと思います。
私は、マルチキャリアという概念(ケータイではありません。。。笑)だと思っていますが、
これはもっと世の中に浸透すべきです。
個人にとっても、世の中にとっても、実は、会社にとっても良いことです。
RBCは私にとってはそういう場になりましたし、
法人化した時の仕組みも、そのように設計されています。
これを全部話せば、何回かの講座にもなりました。
4.知識やスキルが増えたこと
勉強会に何度も参加しているというのもありますが、
開催する側になれば、ここでこんなことを書いてしまって良いのか
ちょっと微妙ではありますが、、、汗
正直、参加者の方よりも学習効果が高い場合が多いです。
それは当然で、
その勉強会の価値がどこにあるのか?
何が狙いなのか?
どうしてその講師の方をお招きしたのか?
講師の方はどんな方なのか?
ということを、多くの参加者の方よりは、
勉強会の主催者のほうがよく知り、よく考えているからです。
そういう状態で勉強会に臨んでいるわけで、
しかも、ちょっと眠いとか、そういう理由で欠席するわけにもいきません。笑
単純に、学習量が強制的に確保されます。
また、マルチキャリアの話とも絡みますが、
いろいろな種類の作業をやることになります。
会社員としては、知らないうちに意外と色んな方に作業を丸投げしていたわけですが、
そういうわけにもいかず、やったことのない作業がたくさん出てきます。
そういう時に、自分は知らないと言ってられず、調べてやるしかないのです。
さらに、異なる会社の人たちと、仕事を進めていくことで、
勉強になることも多いです。
例えば、私のパワーポイントのスキルは、就職先の企業では
殆ど教わったことがない状態で構築されていきました。
実は、某外資系コンサルファームの先輩から連日のようにご指導を頂いた時期がありました。
たった1枚のスライドを褒めて頂くまでに半年くらいかかった気がしますが、
自分のつくったスライドが初めて褒められたことは、今でも鮮明に覚えています。
近視眼的に見れば、パワーポイントの扱い方と思われてしまうかも知れませんが、
その背景にある考え方であり、もっと言えば、頭のつかいかたであったりと、
たくさんのことを学んだ本当にかけがえの無い経験でした。
いつも寝不足でしたが、あの時にぐっすり寝ていたらと思うと、とても恐ろしいです。
5.人の動きを見れた
あとは、RBCというのがコミュニティであることに関係が深いのですが、
人がどんな情報に対して、どう動くのか?
というのを定点観測できていることはとても恵まれています。
これは、人が集まっている場を運営していけば、
ほぼ共通的にできることです。
もちろん、当事者がどの程度のアンテナを立てているかによって、
だいぶ差があるとは思いますが。。
【おまけ】
よかったことを話せば、じゃあ、よくなかったことは?となるかも知れませんが、
あまり思いつかないですね。。
思い通りにいかないことであったり、失敗したなぁ、、ということはありますが、
しかし、それらは全て貴重な学びとなって、生かされていたりします。
ちょっとだけ例を出すと、
私は、
「RBCのスタッフに人を誘うこと」
というのをある時から一切しないようにしました。
スキルだとか知識だとかを見れば、
「戦力になりそうな方」
というのは、色々なところにいらっしゃいます。
ただ、そういう一見強そうな方であっても、
「自分で決めていない」
という方は、実は、とても弱いです。
ピンチになるといともカンタンに倒れます。
これは、過去にそういう失敗があったので学んだわけですが。。。汗
と、今回は個人的なことを書いてみました。
RBCへの会員登録はあなたの意志でどうぞ。
明日は友部くんです。

『息の長いRBC的マーケティング発想』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
また、RBCそのものシリーズです。
前回は、定例勉強会の話をしました。
今日は、RBCのマーケティングにおける考え方を書いてみます。
さて、そもそも、「マーケティング」とは何か?
様々な説や解釈があるこの問いですが、
私の定義は
「自分(自社)の目の前にお客様(ユーザ)の行列をつくるための活動」
です。
RBCでは、どのような考え方をしているのでしょうか?
最近は、「Webマーケティングのコンサルタント」なる人が、
Twitterでガンガン人をフォローしまくったり、
Facebookでガンガンリクエストを送りまくったり、、ということがあります。
で、そういう人が来ると、「まだこんなことやってるんだ。。。」と、
感じている次第です。
いわゆる押し売りマーケティングというか、
「今すぐここに並んでください」
と、拡声器を持って叫び、走り回っている街宣車のようです。
このような手法の効能は何か?というと、
→比較的短期間でたくさんの人にリーチする
ということにあります。
と書くと、「それは良いこと」だと思う人もいると思いますが、
私が考えるRBCのマーケティングからすると、それは、悪だと思います。
それはなぜか?というと、RBCは、
→無理やり人を集めるべきではない
→100年後にも自然に人が集まる場であるべき
というところに立っています。
短期間で人を集めるようなマーケティングは、実は、
「市場からの評価が早く出る」
という特徴があります。
市場というのは、その人が商圏にし得る範囲のことですが、
仮に、Twitterユーザを市場とした場合、
どんどんフォローしまくっていくと、短期間のうちに、
「市場内のリーチ率」
が上がっていきます。
「リーチ率が上がるのは良いことだ」
という常識に縛られている人が多いところだとは思いますが、
息の長いビジネスをやろうと思えば、これが害悪以外の何ものでも無いと思います。
どういうことか?
市場内リーチ率を急激にアップさせると、
自分や自社を認知する人の割合が一気に増えます。
認知されると同時に、
「良い(自分に関係ある)」「悪い(自分に関係ない)」
というジャッジが認知した側で起こります。
マーケティング上のメッセージがこうしてジャッジされてしまうことで、
「良い」という人が増えるのは良いのですが、
同時に、「悪い」という人も大量生産してしまいます。
大抵、マーケティングデータとしてこの「悪い」側の人のことを実績値と
することは殆どありません。
しかし、リーチ率が上がって「悪い」という認知をしている人が
市場内で増えていくと、結果的には「市場が無くなる」ということに繋がります。
そうなるくらいなら、「良い」「悪い」以前に、「知らない」という状態で
いてもらったほうが良いのです。
私も、セールスライティングの分野では、おそらく、
そこらへんのコンサルタントが束になってもかなわないような実績を出しましたが、
(反応率24%を超えたことがあります。運もあったと思うので、殆どの人は一生かかっても出せない実績だと思います。。)
それでも、「悪い」という認知を既にしてしまっている人を「良い」という認知に変えるのは、そうとう困難だと思います。
これはちょうど、焼畑農業を一気にやって、「もう土地が無い」となってしまうが如しです。
どんな組織でも、「やらないよりはやったほうがマシだ」
という意見には流される傾向があります。
結果的に、火に油を注ぐことになっても、やります。
RBCは間もなく会員数が2000人になりますが、
やはり、焼畑マーケティングをする気はありませんし、
そうならないようにバランスを取るのが私の仕事だと思っています。
実際、強烈なメッセージで動く人が集まると、コミュニティとしても、
微妙な感じになっていくことが想像できます。
ボソボソとつぶやくようなマーケティングを長期的に続けることによって、
RBCを
「適切なタイミングで」
「知るべき人に知って頂き」
「来るべき人に来て頂く」
ということを続けていきたいと思います。
と、巷の○○コンサルタントを敵に回しそうな話ではありますが、
でも、もし真面目に長期に渡って何かをやろうとすれば、
すごく大事な発想だと思うので、あえて書かせて頂きました。
逆に言うと、勉強会ブーム等に乗っかって3年前くらいから、
色んなコミュニティが立ち上がっているものの、
「何か、集まる人がビミョー」
「いつの間にか、新規の人の入りが減ってきた」
「というか、ちょっとしたら潰れた」
となってしまうのは、この点を真面目に考えるべきではないかと思うのです。
とはいえ、コミュニティの主催者が焼畑農業をやって、
「人が集まっているのを利用して自分だけ有名になろう」
みたいな考えであれば、それはそれで、別に咎めるつもりもありませんが。。。
(ただ、そういう価値観の人とは私なら全然仲良くしたいと思いません。)
ということで、時機が来た方??だけRBCへの会員登録をどうぞ。
明日は友部くんです。

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』-その50-

こんにちは。のむらです。
しばらく空きましたが、引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
↓過去の記事↓
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
その9
その10
その11
その12
その13
その14
その15
その16
その17
その18
その19
その20
その21
その22
その23
その24
その25
その26
その27
その28
その29
その30
その31
その32
その33
その34
その35
その36
その37
その38
その39
その40
その41
その42
その43
その44
その45
その46
その47
その48
その49
↑過去の記事↑
■分かりやすいメッセージを考える
さて、RBCへの会員登録された方向けのメルマガでもリクエストされていましたが、
アジアカップで日本代表が優勝しました。
相手が戦意喪失していたサウジアラビア戦を除けば、どの試合も苦労していました。
なので、振り返れば色々な話ができるのですが、今日は、決勝戦のザッケローニ監督について注目したいと思います。
そもそもの話として、現状のシステムは、岡田前監督の採用したシステムがベースになっているので、
戦術的に画期的な変化は実のところ、ありません。
ザッケローニ監督が今のところ無敗だと騒がれていますが、そのベースづくりに、岡田前監督の苦悩があることを
私たちは忘れてはいけないと思います。
さて、そうやって南アフリカワールドカップの日本代表をベースにつくられた今の日本代表ですが、
チームとしては、とてもまとまりがあって良いチームです。
そんなまとまりのあるチームが、少し困惑していたシーンが決勝の中にありました。
それは、岩政選手を投入するタイミングです。
岩政選手はセンターバックの選手なので、彼が出てくるのを見たとき、
今野選手が自分と交代だと思って、「大丈夫、まだできる」と言ってたのですが、
元々、この交代は藤本選手との交代でした。
(それを、ピッチの中の人が理解できていなかったため、混乱した)
このピッチの中の選手の理解が追いつかなかった交代は、
以下の内容です。
【交代前】
      前田
 岡崎  本田  藤本
   遠藤  長谷部
長友 今野 吉田 内田
【交代後】
      前田
 長友  本田  岡崎
   遠藤  長谷部
今野 吉田 岩政 内田
慣れていない人にとっては、間違い探しみたいな状態ですが、
この交代のポイントは、「長友選手を前に出すこと」であり、
また、「両サイドを走って戦うんだ」というメッセージです。
決勝の相手であったオーストラリアは、
最初からロングボールを前線に蹴ってきて、
何というか最初から「残り5分でどうしても1点取らなきゃいけない」
みたいなサッカーをしていました。
どういうサッカーが面白いか?
という価値観にも関わりますが、個人的には、
こういうチームに勝たせてしまっては、サッカーの面白さは半減すると
考えています。
その意味で、日本にはどうしても勝って欲しかったです。
そんな中で、長友を1列前に出すという選択をしました。
藤本は香川の代役とも言われていましたが、
ボールを触って力を発揮するタイプです。
彼を外して、
左サイドは長友が走る。
右サイドは内田が走る。
(内田選手も前に走ってなんぼの選手です)
と、オーストラリアのロングボール主体のサッカーに対し、
「両サイドを走る」
という対抗策を色濃く訴える交代だったと思います。
結果的に、交代前後で若干の動揺はありましたが、
日本は長友と内田の前のスペースをどんどんつかっていく、
というスタイルになりました。
得点シーンが長友からのクロスでしたが、
それ以前にも、いくつかサイドからの攻めがあり、
「両サイドで走り勝ち」
と言える展開になりました。
もちろん、この采配で劇的に試合が優勢になったわけではありませんでしたが、
しかし少なくとも、「日本がどういうサッカーをすべきか」というザッケローニの意図は、
とても分かりやすく伝わる交代でした。
ここに至るまでには、様々な知識(選手に関する情報含め)があり、
色々の想定があったと思います。
しかし、アクションとしては、たった1つの選手交代です。
こういうことは、ビジネスでも重要なことです。
色々のことを考え、様々なことを想定したとしても、
それを100%伝えることは、現実的には難しいです。
それこそ、自分で考えたのと同じ時間を要し、
相手にも同等の知識や情報を与えなければなりません。
これでは、何も物事を進めることはできません。
そうすると、自分の持っている情報や知識、
さらには、思考の結果を、限られた行動や発言で伝えるしかありません。
どうすれば、メッセージの受け手にとっては分かりやすいか?
どこまで理解されれば、メッセージの受け手は動けるのか?
こういうことを考え抜いた結果、メッセージを発信します。
もちろん、うまくいく場合もあれば、そうでない場合も多いです。
というか、私自身を振り返れば、そうでない場合のほうが多い気がします。
それだけ、「自分の思考を抽出し、相手に理解されるべき内容で伝わる」
ための方法を考えるのはたいへんだということです。
ただ、ザッケローニ監督の姿を見て、
やはりどんな状況でも、精一杯考え抜いて、しかも、
相手が行動できるように伝えること
この大切さがあらためて知らされました。
「相手にとって分かりやすいメッセージ」をつかうように努めます。
まず、ビジネスクリエーターとしてより高みを目指すあなたは、RBCへの会員登録をします。
明日は友部くんです。

『RBCの定例勉強会』

こんにちは。のむらです。
今日も、いつものシリーズではありません。
前回は、体制からRBCを振返った話をしました。
せっかくの機会なので、もう少し振返りをしておきます。
RBCの顔とも言える活動は、毎月第三土曜日の午前に実施している定例勉強会です。
「ビジネスクリエーターを輩出する」という理念から、
「学び」であり「成長の場」をつくり続けるという意味では、
「勉強会」という活動が出てくるのは非常に分かりやすいことと思います。
そして、今日の勉強会で80回目を数えます。
私は、第1回から欠かさず出席し、、、と言いたいところなのですが、
2005年12月と2010年の11月の2回、勉強会を欠席しています。
(引越し日と重なったのと、体調不良の2回です。)
ですので、今日で78回目の参加ということになります。
これは、間違いなく世界記録でしょう。笑
今は、定例勉強会のPM(プロジェクトマネージャー)をやることはめっきり少ないですが、
実は、もう21回のPM経験があります。
初めてのPMはまだ大学生の時でした。
2004年4月に立ち上がったRBCですが、準備は私がまだ学生だった2004年の3月から
始まっていました。
2004年7月と8月のPMになっていたので、3月のある日、
講師依頼のFAXを近所のコンビニから送っていました。。。汗
懐かしいものです。
PMをやる中で、様々な経験をし、成長の機会を頂きました。
どうしてもお招きしたい方に来て頂くために、
とあるイベント会場で出待ちをして、エレベーターの中で話しかけて
講師をお願いしたこともありました。
会員規模が今の10分の1くらいの時に、3日間で会場のキャパを大きく越えるような
お申し込みを頂いたこともありました。
そうかと思えば、講師依頼をしても全く相手にされなかったり、
実施した勉強会の出来に納得いかず、悔しい思いをしたこともあります。
うまくいったことはもちろん今の自分の仕事にも繋がっていますが、
そうでなかったことも、また、良薬は口に苦し、ではありませんが、
大事な心得として残っていたり、はたまた、失敗談として話のネタになっていたりします。
若気の至りというか、けっこう無謀なチャレンジもしたことがありまして、、、
例えば、昔の話ですが、ソフトバンクの孫正義社長といったら、
基本的には、大規模会場での講演というパターンだということで、
「じゃあ、逆に、30人規模の勉強会で孫さんって面白いんじゃないか?」
というチャレンジをしたこともありました。
善は急げ!?ということで、すぐにソフトバンクに問合せしてみましたが、
全然、相手にされませんでした。当たり前です。笑
「エレベーターで講師依頼」というのは、うまくいった話のネタですが、
そうはいかないことの方が多かった気がします。
「名刺交換の時に講師依頼の話をした」と、某有名企業の社長室に電話したら、
秘書に「それは契約書のあるお話ですか!?」と、厳しい口調でブロックされたり。。汗
振返ると、色んなことがありました。
この手の話はキリが無いので、このくらいにして、、、、、
定例勉強会といえば、「朝活」というのがブームになった時に、
RBC=朝活してる団体
みたいに、メディアに取り上げられたこともありました。
取材については、受けられるのであれば受けているので、
こういう見え方になることもありましたが、
実は、RBCの定例勉強会は、最初は朝開催ではありませんでした。
一番最初は土曜日の夕方。
というか、夜だったと思います。
17時30分に始まった勉強会が終わるのが20時とかで、そこから1時間懇親会。
終了後は近所に飲みに行ったり、、なんていうスケジュールでした。
で、数回やった後、参加者で子育てをしている方から
「もうちょっと早い時間帯がありがたいです」
というリクエストがあって、逆に、「遅い時間が良い」という声もなかったので、
少し早くなって、
15時30分スタートで18時に終了。そこから1時間懇親会。
この時点で、特に開催時間のこだわりはありませんでした。
当時は、大学院ビジネスデザイン研究科の施設内で活動していたこともあり、
「施設が開いている時間帯」
というくらいしか考えていませんでした。
その後、半自立状態で、今度は立教大学キャリアセンターご協力の下、
立教大学池袋キャンパスに開催地を移しました。
1年強、池袋での活動をしましたが、その開催地変更とともに、
職員の方の勤務時間帯に該当する、午前中の開催となりました。
ここで見た目上は朝活の団体になったのですが、
「朝活ブーム」に乗ったわけでも何でもありません。。
ただ、地理的な違いもありますが、
活動時間帯も激変したことにより、勉強会に参加される方の顔ぶれが
このタイミングでだいぶ変わったのは事実です。
この時、「既に集まっている人の習慣」を超えて優先されたのは、
「定例勉強会がもっとも継続開催しやすいのはどんな方法か?」
でした。
こんなこと言ったら好感度が下がるかも知れませんが、、笑
RBCは人ありきの団体ではなく、まず、ビジョンありきです。
ですから、「今いる人の声」も、当然大事なのではありますが、
それ以上に、「RBCの理念を曲げてまで合せる必要は無い」
という判断をして今日まで歩んできました。
RBCに「学びの場」であり「教育機関」としての価値があるとしたら、
そうやって「ビジネスクリエーターの輩出」という理念を第一に判断をし続けることが、
最重要です。
人に合せて判断をすると、人が変われば方向性が変わりますし、
存続しないかも知れません。
RBCは、100年後もRBCです。
100年後にも、「ビジネスクリエーターの輩出」を理念とし、
その理念に共感する人が集います。
このペースだと、100年後には、定例勉強会は1000回を超えていることになりますね。
その時も、時のスタッフは、こうやってブログを書いているでしょうか?
(メディアは激変している気がするので、まるで想像がつきませんが)
やはり、
定例勉強会の企画をあれこれ考えているでしょうか?
確証はありませんが、しかし、きっとそうしていると信じています。
ビジョンありき、RBCへの会員登録をどうぞ。
明日は友部くんです。