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『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その29?

こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
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その3
その4
その5
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その9
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その21
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その23
その24
その25
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その27
その28
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■キレたら負け■
サッカーは、走る/蹴る/飛ぶ/ぶつかる、、、と様々な肉体による表現があります。
ですから、一般的な労働に比して、過酷な労働だと言えますし、
体温は上がる、心拍数も上がる、血流も早くなる、という変化があります。
そういった状況ですから、
感情的になる、感情を剥き出しにするシーン、
というのもよくあることです。
しかし、だからといって、頭に血が上り過ぎて自制心を失うと、
ろくな結果になりません。
パフォーマンスが不安定になるだけならまだしも、
相手選手と喧嘩になって退場する、、、なんていうシーンもたまにはあります。
先ほど触れたような、「激しい運動」というのもカッとなる一因ではありますが、
ひょっとしたらもっと大きな原因になることが多いのが、
相手選手による挑発的な行為かも知れません。
これは、
相手を精神的に不安定にするために、確信犯的に行われることが多いです。
近付いた時にさりげなく足を踏んだり、
意味も無く肘で相手の体をツンツンしたり(笑)
小声で悪口を言ったり
悪口ではなくても、何かゴチャゴチャ言ってみたり
顔をひっぱたいてみたり
軽く頭突きをしてみたり
反則を受けた時に、必要以上に騒いでみたり
急にストップして体当たりしたり
蹴っ飛ばしたり
転倒するついでに相手を踏んだり蹴ったり、、
ちなみに、
南米に行ったときに言われたのは、
目を狙われるから注意しなさい
ということでした。
昔の映画の影響かは分かりませんが、
日本人→視力が低い→みんなコンタクトレンズを使用している
と、勝手に思われていたようでした。
ともかく、精神を動揺させられる要素はたくさんあります。
そういった挑発や嫌がらせによって腹を立ててしまうと、
あからさまな報復行為なんかが審判に見られて、
カードをもらったりするわけです。
有名な例では、
前回、2006年のワールドカップの決勝において、
フランス代表のジダンが、イタリア代表のマテラッツィに頭突きを
くらわせて退場になりました。
フランスは優勝を逃しました。
他にも、1982年のスペイン大会では、若きスーパースターの
ディエゴ・マラドーナが、相手選手の度重なる激しいプレイに苛立ち、
相手選手に思いっきり蹴りを入れて退場になっています。
その試合、アルゼンチンはブラジルに大敗しています。
番外編として(?)
マンチェスター・ユナイテッドのファンであれば、誰もが知っているであろう、
エリック・カントナが、観客席からのヤジを聞いて観客に飛び蹴りを食らわせた
こともありました。
(これは、スポーツニュースではなく、一般のニュースとして日本でも流れました)
スーパースターと言われる選手でも、
こうやって失敗することがあります。
全力で走り回っている中で、腹を立てないようにするのは、
それなりにたいへんなことです。
その意味で、
タイトな状況でも平常心でいられるような訓練の場がサッカーです。
ビジネスにおいても、それはとても大事なことです。
少し昔の話ではありますが、
日本ではとある大手牛乳ブランドが潰れてしまうことがありました。
不祥事だけであれば、同時期に製薬メーカーでも似たような問題があり、
記者会見をしていましたが、その2社の対応が大違いでした。
一方はブランドの消滅、という結果、
もう一方は何事もなかったかのように今も強固なブランドを維持しています。
潰れたブランドの役員は、
詰め寄るマスコミ関係者に対して、「昨日から寝てないんだよ!」という捨て台詞。
キレてしまったわけです。
こうなると、売り言葉に買い言葉というか、マスコミ関係者のほうも、
「こっちだって寝てないんですよ!」と応戦。
それが、マスメディアで流されるわけです。
サッカーを通して、キレない大人になりたいものです。
ビジネスクリエーターとしての訓練は、RBCへの会員登録からどうぞ。
明日は友部くんです。

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その28?

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■評価は目的と紐づけてされるべきである■
前回登場したコーチとのお話を続けます。
件のコーチが実践的な技術として教えたことのひとつに、
「球際で相手の前に出る」
ということがありました。
マラドーナといえば、ドリブルが注目されがちですが、
マラドーナの極めて注目すべき技術に、
「ルーズボールに対する球際での強さ」
があります。
どういうことかと言えば、
相手と1対1の局面であり、
しかも、
ボールが相手のボールでも自分のボールでも無い状況
において、
高い確率でボールを自分のものにすることができる
(併せて、相手の裏に抜け出すことができる)
ということです。
概念図としては、、、
———-



———-
[凡例]
△…自分
▼…相手
○…ボール
といったところです。
なお、このような局面で相手の前に出ることができると、
———-



———-
こういった状況になります。
この場合、ドリブルで相手を抜いた場合とも同じに見えますが、
ゲームの中では、若干、結果が違います。
というのも、ドリブルで抜いた場合というのは、
ドリブルする選手の味方の選手は、
自分達が攻撃をしている時だと認識しています。
(相手側はその反対)
ところが、
上記のようなルーズなボールの状況が生まれた場合、
この局面に登場しない他の選手は、
自分達が攻撃中なのか、守備中なのか、
どちらであるかの判断ができません。
従って、このようなルーズボールの局面で、
相手の前に出ることができると、
その向こう側(つまり、相手の前に出た前方)の選手達は、
守備の準備ができていません。
ここに、球際を制することの本質的な価値があります。
ということで、件のコーチは、私たちに対し、以下のようなトレーニングを行いました。
?2人の選手が少し距離をとって向かい合う
 ボールは、3人目の人間が持っている
——————

         ○■

——————
?3人目の人間が向かい合う2人の間にゆるいボールを出す
——————

        ←○■

——————
?2人の選手はボールに向かって行く
——————


    ○←←←←■


——————
?ルーズボールにおける球際での争いのシーンが出来る
——————

○←←←←←←←■

——————
そして、どうやって前に出たら良いか?
という肝心のテクニックについては、ここでは触れませんが、、
(必要な方は個人的に聞いて下さい。笑)
こういうトレーニングを多くの選手がやっている中を、
件のコーチが歩いて見て回っていました。
ちょうど、私のところにコーチが回ってきたタイミングで、
私は、相手選手よりもほんの少しだけボールに早く到達できたので、
スルっとドリブルで相手をかわしました。
それを見ていたコーチが、
「そ?でしょ♪」
と、褒めてくれました。
というのも、本来は、ドリブルで相手をかわすトレーニングではないのですが、
わざわざ球際での競り合いになるのを待っていては、
それは、実践的なトレーニングではありません。
球際での競り合いにおいて、相手の前に出る技術は、
もちろん大事ですが、その技術は、そもそも、相手の前に出るためにあるわけで、
球際での競り合いに勝つことが目的では無いのです。
そういうことから、咄嗟の判断を褒めて頂いたのを
とても鮮明に覚えています。
いわゆるトレーニングにおいて、
言われた通りのことしかやるのを認めない、という指導者も、
残念ながらけっこういらっしゃると思います。
もちろん、日本の社会で生きていく上で、
年長者の面子を意識しておくことも重要ではありますので、
いわゆる「体育会系」みたいなノリで、
言われた通りのことしかやらない、言われたことは絶対にやる、
みたいなことも、それなりには知っておくべきだとは思います。
しかしながら、それだけでは、
いわゆる部品のような人材ばかりになってしまいます。
優秀な部品も、大組織、大規模プロジェクトではとても大事な役割ではありますが、
そもそも、その部品をどう生かすか?を考える人財が足りなくなってしまいます。
そして、最近の日本では、そういう人財が足りていません。
その意味で、本質的な目的に適った咄嗟の判断を評価してくれたコーチは、
とても大事なことを私にカラダで教えてくださったわけです。
人材では終わらない。人財を目指すあなたは、RBCへの会員登録をどうぞ。
明日は友部くんです。

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その27?

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■制約がイノベーションを生み出す■
私が15?17歳の時にお世話になった、あるコーチは、
教科書的ではない、極めて実践的な技術指導をされる方でした。
サッカーの技術において最も大切なものは何か?
と言われれば、私は、
「ボールを止める技術」
と答えるかも知れません。
「ボールを蹴る技術」
というのは、サッカーがサッカーたる技術ですが、
それと同じくらい、時には、それ以上に重要なことが、
「ボールを止める技術」
ではないかと思います。
(何だか、自動車の教習所みたいな話ですが。。。)
これらは、車の両輪の如しで、
どんなに素晴らしいキックが出来る選手でも、
ボールを自分のキックできる位置にコントロールできなければ、
蹴ることはできません。
もちろん、逆も然りで、
素晴らしいボールコントロールの技術があって、
常に良い場所にボールを置くことができても、
キックのほうが覚束なければ、せっかくのボールコントロールが台無しです。
例えば、教科書的には「トラップ」と呼ばれる技術があります。
これは、飛んできたボールを、次にプレイしやすい場所にコントロールすることです。
(思えば、今では某J2のクラブのGMを務める、小学校時代のクラブの恩師も、
初めての練習で教えたことは「トラップ」でした。)
そして、よくありがちなトラップに使う場所といったら、
胸、腿の前面、足首から下の各所が代表的で、
あとは、頭なんかも一般的にトレーニングにつかわれます。
また、足元にボールを落としたいとなれば、
上記リンクにもある通り、「クッションコントロール」が主な考え方です。
(カーテンにボールを当てるイメージでしょうか、、、ボールの勢いを殺すわけです)
教科書的なトレーニングに見る、「クッションコントロール」の最たる例は、
胸でのトラップではないかと思います。
件のリンクにもあるとおり、浮いた球を、カラダを反らせることで、勢いを殺すわけです。
少年サッカーなんかでは、投げられたボールをこのようにコントロールするトレーニングをしていたりもします。
ただし、、、
それがどこまで実践的なトレーニングかというと、多少、疑問が残ります。
というのも、サッカーの世界は年々、スピード化が進んでおりまして、
そもそも、そんなに悠長にトラップしている時間もスペースもないことが多いです。
そんな現状を踏まえて、件のコーチは、こんなことを教えました。
・ボールを胸の中心ではなく、大胸筋の厚い部分に当てる
・当たる瞬間に大胸筋に繋がっているほうの腕を軽く上げる
これは、腕を上げるという動作で、大胸筋が緩むという動きを利用して
ボールの勢いを殺すという発想です。
これなら、より短い時間で、より省スペースで、さらには、
相手に背中を押さえられていても大丈夫です。
目的は、「ボールの勢いを殺す」ということなのですが、
それを、制限のある環境では、「もっと別の方法でできないか?」
と考えると、新しい、より良い方法が生み出されるものです。
これは、ビジネスにおいても全くその通りです。
大体、無駄なお金を与えると、プロジェクトだけではなく、
そこにいる人が育たなかったりします。
色々な制限や制約によって、私たちはビジネスクリエーターとして成長できるのです。
ぜひ、このコーチの生き様をビジネスクリエーターとして、見習いたいです。
(次回も、このコーチに関連する話をします。続けて読んで頂いている方は、8日後にお会いしましょう♪)
成長の第一歩として、RBCへの会員登録をどうぞ。
明日は友部くんです。

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その26?

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■「理不尽」とは、自分のつくった基準が決める■
私がユース時代を過ごしたチームは、
とてもテクニックと創造性の高いチームでした。
一方で、地味で単純な作業には向いていない選手が
多く、人材の偏りはけっこうあったと思います。
例えば、最初からサイドバックの選手は、かなり少なかったです。
私が3年生の頃にレギュラーになった選手は、
左サイドの選手も右サイドの選手も、元々はFWの選手でした。
入ってくる前のポジションでは、
圧倒的にトップ下が多く、地元に帰れば有名人、
というパターンが多かったです。
また、フィジカルを売りにしたセンターバックは、
とても希少な存在でした。
(というか、そういうタイプの選手は限りなくゼロに近かったです)
そういう文化ですから、
まぁ、ともかく走るトレーニングを嫌う選手が多かったです。
実際、全国制覇をした時のことを考えても、
走るトレーニングを行っていた時間は、全国大会出場チームの中でも、
最も少ない部類だったと思います。
それこそ、とある強豪チームでは、トレーニングとして、
フルマラソンをしているチームもありましたし、
近くにいる、これまた全国トップクラスだったチームも、
非常に多くの時間を走り込みに費やしていました。
合宿では、朝食後すぐに、長い坂道ダッシュをして、
殆どの選手が朝食を地球に返してしまったり。。。汗
そんなに強くないチームであっても、
選手が血尿を出すほど走っているチームもありました。
ですから、我々のチームでは、
走る距離はそんなに長くなかったと思います。
ところが、悪く言えば、行き当たりばったり、良く言えば、臨機応変な、
我々のチームの監督が、ある時、
「これからは走りをしっかりやる」
と言い始めました。
(というのも、そのちょっと前に全国制覇したチームがよく走るチームでした。
ちなみに、その前年度は逆に、走り込みもなく、技術を極端に磨いているチーム
が全国優勝したので、「ドリブラー発掘月間」なるものがあったりもしました。。。笑)
そして、毎日のトレーニング終了後、
・9キロ走る
というのと
・30メートルダッシュを50本
というメニューを、日替わりで交互に行いました。
9キロ走は、早い選手なら45分くらい。
遅い選手だと、1時間くらいかかってしまいます。
最初は、理不尽な要求だと思い、
「バカじゃねーか!!」
と、憤りながら走っていたものですが。。。笑
人間、不思議なもので、しばらくすると慣れてくるものです。
2ヶ月も続けた頃には、大したことだとは思わなくなりました。
そして、半年後、
真夏の芝生のゲームで、1日に2試合こなしていても、
カラダは軽いまま走り続けることができました。
それどころか、
元々、足は遅いほうだと思っていたのですが、
そうでもないな、、と、どちらかと言えば早く走れるようになっていました。
そもそも、最初に理不尽だと思ったのも、
それは、過去の自分の体験をベースに、勝手に基準をつくっていただけでした。
それが、ひょんなきっかけで崩されると、
自分の基準が変わっていったわけです。
これは、ビジネスパーソンになっても、まるで同じことでした。
例えば、RBCでは、
RBCインテグレートという起業する方のための講座がありますが、
ここでも、つまるところ、私たちの最大の使命は、
受講されている方々の基準値を、
サラリーマンの基準から、起業家の基準に変えることです。
ですので、成果は極めて明確でして、
その方が実際に会社をつくれば、成果が出た、ということです。
こう断言した時に、
「でも、、、」「とはいえ、、、」
と言われることもあるでしょうが、
それこそが、基準の力ですし、そう言う方は、まぁ、殆どの確率で、
自分で会社をつくったことは無いと思います。
これこそが、基準の違いです。
サッカーを通して、
自分の体験が自分の基準を無意識的に決めている
ということを学んでいましたので、
それは、今でもことあるごとに学び方の意識に
反映されていると思います。
自分の基準を意識的に高めたい方は、RBCへの会員登録をどうぞ。
明日は友部くんです。

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その25?

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■ちょっとうまくいった時に自惚れるとロクなことが無い■
これは、16歳の時の苦い経験ですが、、、
高校1年生の時、夏は40日くらい、南米にいました。
といっても、バカンスではありません。
1学期の最後の日は、お昼過ぎからトレーニングが始まり、夕方には終了。
私の場合は、アパート暮らしでしたので、そっから夜には荷物をまとめて実家に帰り、
翌朝から数時間で買い物をしたら、またまた荷造りをして、夕方には今度は成田空港にいるわけです。
それで、
8時間くらいでL.Aについて、
それからまたまた数時間かけて、今度はマイアミへ。
さらにマイアミからリオデジャネイロに行ったら、その次は短距離ですが、サントスへ。
サントスから、目的地のモンテビデオに飛んだわけですが、
まぁ、移動だけで28時間くらい。
ちょうど、飛行機の中で誕生日を迎えましたので、誕生日が数時間長かったと思います。
途中、サントスでスーツケースが消えるというトラブルもあり。
(なぜか、私のだけリオで止まってたので、数日後に届きました。。)
あの日のことを思い出すと、
社会人になったいまのほうが暇なんじゃないかとも思います。(笑)
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、
同じラテンアメリカでも、国が違えば全然サッカーが違います。
ブラジルとアルゼンチンが違うくらいの話ではなく、
ウルグアイのサッカーは、、そうですね、、路線としては、
スコットランドみたいな感じでしょうか。
もしくは、オーストラリアとか。
ともかく、激しい国です。
「サッカーは格闘技だ」という文化です。
スタジアムにクラブの試合を観にいくと、大体、トップチームの試合の前に
トップチームに入っていない選手の試合をやっていたりします。
なので、大概は試合中にスタジアムに入っていくわけですが、
11対11の試合のほうが珍しいくらいでした。
数えてみると、9人と10人とか。。
それだけ、退場者がよく出るということです。
ウルグアイの選手は、
18歳くらいでは、完全にカラダが出来上がっているような感じでしたし、
一方の16歳の私は、線も細く、カラダが全然出来ていなかったので、
とても苦労したのを覚えています。
(試合をすると向こうのクラブのユースのチームが出てくるので、大体、17?18歳とかですね)
向こうでは、我々のチームに、現地の指導者をつける、という方法でしたので、
戦術も全然違えば、システムも考え方も全然違いました。
※人数が多かったので、4チームに分かれて動いていました。
私のチームはまだよかったですが、通訳が「ボクハ三世ダカラ日本語ハ良クワカラナイ」
なんて言われてしまったチームもありました。
(ただ、そういうところには、通訳の通訳が出来る人物が現れたりもしましたが。笑)
と、話せば色んな話が出てくるので、本題に。。
さて、マッチョな相手に相当苦労したわけですが、
日本では無かったことですが、FWで起用される機会がありました。
まぁ、それも前日のトレーニングで2点取ったという極めて安直な理由だったと思いますが。。
実際のところ、試合の中で、あまり活躍できませんでした。
もうひとつ、現地の指導者とは考え方が違ったことから、
レポートを出せと言われたタイミングで批判したりと、折り合いが悪く、
帯同していたコーチにも心配されました。
ちなみに、そのコーチは将棋版と駒を持って私の部屋に部屋に現れ、
私が、今の戦術がまるで腑に落ちない、と言うのを聞いて、
日本ではサイドをつかっていたけど、こっちのシステムは、
真ん中から攻めるようにできているのよ。
と言いながら、将棋で真ん中から攻めてきて詰んでしまったり(驚)
そして、秋になり、日本に戻ってから、
トップチームではない選手たち(通称「のこりーず」笑)のトレーニングを見ていたコーチから、
「FWやってみないか?ウルグアイでFWやったんだろ?」
という打診をされたことがありました。
(しかも、ひとつ上のチームでの出場)
これまた、このコーチが見ているゲームの中で、たくさん点を取ったことで、
評価されていたのだと思います。
その日、メンバー発表をした時に、FWで私が呼ばれたら、みんな
「!?」
というリアクションでした。
ところが、その日は、監督が急遽、システム変更を決めたことと、
2つ上のチームからひとり選手が落ちてきて、それに押し出される格好で、
出場とはなりませんでした。
翌日から、全てのチームが新システムでのゲームとなり、
翌日にも、私を評価してくれたコーチは、自分が見ている中では一番上のチーム
で起用してくれました。
ところが私は、評価されたことに自惚れて、
「トップ下が良いです」
と言って、コーチの打診を断ってしまいました。
(新システムが1トップだったということも理由ではありましたが。。)
一応、トップ下で出ることにはなりましたが、
ついに、そのコーチの前でFWをやることはありませんでした。
その後2年間の様子から考えてみると、
まずは、コーチの打診を受け入れても良かったかな、と、今ならそう思います。
その後しばらくして、ボランチのほうがフィットすることが分かったわけですが、
どちらにしても、調子に乗って、人様の好意を無駄にしてはいけないなぁ、
と、とても反省する苦い思い出となりました。
私からあなたへの最初の打診はRBCへの会員登録です。(笑)
明日は友部くんです。

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その24?

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■条件を利用する■
サッカーというスポーツは屋外で行われるのが一般的です。
(一部、例外もありますが)
従って、様々な条件下でプレイすることがあります。
ピッチが土なのか、人工芝なのか、天然芝なのか、、
土なら、固いのか、砂が多いのか、
天然芝なら、深さはどうか、とか、芝の大きさや
ピッチレベルでの禿げ具合は、、、
(スタンドから見ると緑でも、実際にはハゲハゲ、、なんてこともあります)
他にも、デコボコしていたり、、
地面の種類だけでも色々な条件がありますが、
更に、気象条件があります。
暑いのか、寒いのか、
ムシムシしているのか、カラッとしているのか、
風はあるか、風向きはどうなっているか、
雨が降っているか、太陽が出ているか、雪が降っているか、
既にやんでいるが積もっているとか、
水溜りがあるとか、少し滑りやすいとか、
このように、どのゲームでも、色々と条件が変わってきますので、
まずは目の前の条件を受け入れなければなりません。
「風が強いから思い通りのプレイが出来ませんでした」
ということもあるでしょう。
しかし、そんなことは相手チームにしてもお互い様ですから、
思い通りにプレイできないのであれば、
思い通りにプレイできないなりに勝つ方法を考えるのが、サッカーです。
単純ではありますが、例えば、強い追い風の時。
そういう時は、前へのボールが風を受けて伸びるわけですから、
ミドルレンジからでもシュートを積極的に打ってみるという手があります。
また、ボールを浮かせてしまうと、風の影響を受けやすいので、
味方にパスを出すときには、極力浮かさないとか。
一方で、強い向かい風の時はどうでしょう?
追い風のチームのミドルシュートをガンガン受けていてはたいへんです。
となると、ミドルレンジでは、シュートを打たせないことを重視します。
逆に、ディフェンスラインの裏に出てくる縦パスは、追い風ゆえに人が追いつけません。
(よく、追い風だからと縦にボールを蹴ってしまう人がいますが、これは非効率です。)
ですから、ディフェンスラインの裏に縦のボールを蹴らせれば、意外と楽に守れます。
(攻撃する時には、縦へのボールにブレーキがかかるわけですから、向かい風の時こ
そ、縦へのボールが有効だったりもします)
しかも、条件は試合の中でも変わります。
前半と後半で、エンドが変わるということもありますが、
風向きが変わることだってあります。
小学校の頃、台風の中での試合で、前半は豪雨と向かい風で、
ハーフタイムに晴れてしまったこともあります(笑)
そんな時に、「雨降れ」「風吹け」と騒いでいても、仕方がありません。
結局のところ、条件を受け入れ、早くその条件を利用する者が試合を有利に運ぶのです。
ピクシーことストイコビッチ氏がJリーグでプレイしていた頃の映像として
よく出てくる映像がありますが、カウンターの際に、40メートルくらい、
リフティングで進んだことがあります。

このプレイは観衆を大いに沸かせ、人々の記憶に残るプレイでしたが、
最も大事なことは、ピッチコンディションが酷かったということです。
(これが、サビチェビッチ氏だったら、どういう選択をしたのかも見たいところですが)
参考:サビチェビッチ氏の映像
(ドリブルの時、ボールを置く位置がかなり後ろなのが特徴的です)

このように、条件に合わせて、最適な判断をしていくことが求められるサッカーは、
ビジネスにおいても、大事なことを教えています。
というのも、条件の無いビジネスというのは、既にビジネスではありませんし、
条件が微妙に変わることというのは、ザラです。
契約条件でさえも変更になることはありますし、
市場の動きが変わることはもちろん、ミクロにみれば、小さなコミュニケーションの間にも
条件は変わり続けます。
その中で最適解を模索し続けるという思考をサッカー少年達は鍛錬されているわけです。
変わり続ける世界を生き抜くヒントはRBCへの会員登録から。
明日は友部くんです。

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その23?

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■事象の要素を抽象化して抽出する■
サッカーの選手であれば、試合だけやって生活しているわけではありません。
試合におけるパフォーマンスを高めるために、トレーニングを行ないます。
そして、トレーニングと試合とでは、
圧倒的にトレーニングの時間のほうが多いです。
トレーニングの内容によって、試合でのパフォーマンスに差が出てきます。
では、良いトレーニングとはどんなトレーニングでしょうか?
答えは単純で、
試合におけるパフォーマンスを高めるトレーニング
です。当たり前ですが。
となると、次に考えることは、
試合におけるパフォーマンスを高めるトレーニングは、どうやってつくったら良いか?
です。
この時に不可欠な思考の流れが
・試合における理想的なパフォーマンスは?
・理想と現状とのギャップは?
・ギャップが生まれる原因は何か?
・原因となる事象を改善する対策は?(何が出来れば良いか?)
という流れです。
しかも、ある試合の中でギャップを見つけたといっても、
同じ時間と空間を再現することはできませんから、
事象の本質を掴み、抽象化された事象の要素をつかって思考する必要があります。
と書くと、堅苦しいですが、上述の思考の流れは、タイトルを色々と変えつつ
様々な研修やセミナー、もしくはフレームワークで見聞きしたことがあると思います。
それを、大の大人が一生懸命学ぶわけです。
一方で、このような思考を子供の頃から当り前のようにできるので、
サッカー少年は恵まれています。(お金も殆どかかりません。)
もちろん、サッカー少年といえども、油断すれば、与えられたトレーニングだけを
何も考えずにこなしてしまいかねません。
自分でトレーニングを考えるというのが前提にはなります。
私自身は、中学時代は自主的にトレーニング内容を考えるしかありませんでしたし、
高校時代も、個人的な課題は個人的にトレーニングするしかなかったので、今思えば、とても良い経験でした。
このような経験があればこそ、例えば、RBCのスタッフ合宿では、
近々のメンバーの動きを元に、独自の研修プログラムを作成したりもしています。
※若干手前味噌な気もしますが、、、正直なところ、私自身が色々なセミナーや研修に出てきましたので言いますが、けっこう良いお値段になる内容だと思います。それもこれも、サッカーのおかげです。
トレーニングの初歩として、RBCへの会員登録をどうぞ。
明日は友部くんです。

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その22?

こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
↓過去の記事↓
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
その9
その10
その11
その12
その13
その14
その15
その16
その17
その18
その19
その20
その21
↑過去の記事↑
■考えて走る■
これは、
日本にオシムさんが登場して言われたことですが、
何のことはないです。
極めて当たり前のことです。
サッカーのゲーム中、ピッチ上での行動の目的は
2つしかありません。
それは、
⇒得点を増やすこと
⇒失点を減らすこと
です。
これが、サッカーというゲームの基本です。
オシムさんは、新しいことを教えたわけではなく、
基本原則を念押ししていたわけです。
では、なぜこの基本原則を念押しする必要が出てきたのでしょう?
サッカーにおいては、チームのフォーメーションを、
ああでもない、こうでもない、と考えています。
もちろん、フォーメーションによって戦局が変わることも多いので、
これはこれで重要なことです。
ただし、一旦ゲームがはじまってしまうと、
人の動きは複雑ですから、
当初のポジション通りに人が配置されていることは、
保証できません。
それこそ、味方が退場になったり、相手選手が退場になったり、
ということにはじまり、一時的にバランスが崩れていて、
元々いたはずの選手がいなかったり、、なんてことはザラです。
そんな時に、
「ぼくはFWだから」
とか、
「ぼくは右サイドの選手だから」
なんて言っていられません。
状況に応じた判断をして、動かなければなりません。
そうしないと、得点は入りませんし、失点は防げません。
ですから、
・考えて走る
というのは、サッカーの基本原則です。
しかし、オシムさんが来た頃の日本代表に関する議論は、
フォーメーションと、各ポジションに起用する人材の議論が中心でした。
それに対する警鐘でしょう。
余談ですが、多くのサッカー選手は、ただ走るのが嫌いです。
トレーニングのメニューとして、
ただ走る、というメニューもあったりはしますが、
けっこう、皆さん、嫌いです(笑)
これは、もはや、それがサッカーではなくなりつつあるからでしょう。
さて、話を戻して、、
ビジネスでも同じようなことはよくあります。
よく言われることですが、大手のコンサルファームやVCなんかで
活躍していた人が、起業しても、そこまで高い確率では成功しない
と言われています。
確かに、経営コンサルティング、戦略コンサルティングのプロフェッショナル
であって、高いパフォーマンスを発揮した方であっても、
創業社長として活躍できるパーセンテージは、劇的には高くないのが現実です。
要因はいくつかあるとは思いますが、今回の話が一因になっていることも考えられます。
高度に仕組み化された企業は、
洗練された業務フロー、マニュアル化しないためのマニュアル、
それらが、世界で標準化されていたりします。
ひとりひとりのポジションも、業界/ファンクション/工程、、、といった具合に、
キレイにプロットされています。
さしずめ、サッカーゲームの如き、キレイなフォーメーションです。
もちろん、成熟した大企業が効率的に成果を出そうとすれば、
これは、今の世の中ではあるべき姿ですから、
とても重要なことです。
しかし一方で、基本原則は、
⇒売上を上げる
⇒コストを減らす
ですから、
その軸をぶらさずに「考えて走る」のが鉄則です。
お金が足りない、人が足りない、仕組みが足りない、、、
と、言ってる暇があれば、「考えて走る」しかないのです。
ここは、創業する時はもちろん、限られた予算で事業をはじめる場合にもそうですし、
はたまた、RBCのようにマルチキャリア設計の会社をつくる時にも当てはまります。
ここで、「昨日までの常識」や「他の仕事の常識」に縛られてしまうと、
⇒自分の単金がもっと高いから、こんなことはバカらしくて出来ない
とか、
⇒こんなのは自分の仕事じゃない
とか、
⇒売上規模に対して割に合わない
なんて言ってしまう人もいるようですが、
これでは、ビジネスクリエーターとしては、「何も考えていない」に等しいです。
そうやって、何もしなければ、成果はゼロです。ゼロなのです。
オシムさんも、
「走らないでどうやってサッカーができますか?」
と言っていましたが、
⇒点を取りに行く
⇒失点を防ぐ
というシーンにおいては、ポジションがどうだとか、利き足がどうだとか、
そんなことを言っている暇にも、走るべきです。
これは、サッカーのように複雑に人の位置が入れ替わる競技では、当然のことです。
そういうことを身をもって知っているサッカー少年はとても幸せです。
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『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その21?

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■戦略は共有してこそ意味がある■
最近、とある会社の立上げに際し、他所のイベントに絡む機会があります。
コラボレーションというのは聞こえが良いですが、
実際にやってみると、様々な反省点があったりもします。
その中でも特に痛感したことは、
・業務フローを複数個所で考えてはいけない
・業務フロー以上に、連絡が早く確実に伝わる方法を考えなければいけない
ということです。
イベント開催経験のある方であれば、
過去のノウハウ等もあり、各々に業務フロー案を持っていると思います。
もちろん、その業務フロー自体の筋が良いかどうか?というのは大事なことですが、
規模が大きくなってくると、業務フローの良し悪しもさることながら、
それが関係者全員に伝わっているかどうか?のほうが、課題としては重要です。
多少、筋の悪い進め方だとしても、
関係者全員に進め方を伝えてあれば、それなりの進行にはなります。
しかし、連絡を伝えることを後回しにしていくと、
各々が勝手に「こうしたら良いんじゃないか」ということを考え始めて、
フタをあけてみると、大混乱が待っているわけです。。
日本サッカー界では、現在、岡田監督への批判の声が多いです。
しかし私は、どう考えても不当な評価だと思っています。
というのも、岡田さんが今やっていることは、極めて真っ当だと思うからです。
先日のオランダ遠征で、オランダに0?3で負けました。
スコアとしては完敗です。
そして、世論としては、「これでベスト4はムリでしょ」とか、
「やっぱり外国人の監督を、、、」という感じですが、
正直、それはあまりにも岡田さんのつくっているチームを見ていないと思います。
何だか、日本人監督は無能だ、、というレッテルに縛られているようにも見えてます。
私がオランダ戦を見た限りでは、
「とても良いチームに仕上がっている」
という感想を持ちました。
というのも、
・日本が世界で戦える要素はアジリティ(特に、前線での攻防)
・守備は相手よりもたくさん走ることを前提にする
・ボールを動かすことで守備の時間を減らす
という方針は極めて明確だったからです。
おそらく岡田さんは、この件に関する意思統一には、
そうとう力を入れてきたのだと思います。
※細かいことを言えば、
 →大型FWを入れない
 →ボランチの先発が稲本ではなく、遠藤を選んだ
 というあたりに、岡田さんの意思が表れていました。
 また、65分までは互角以上の展開でした。
そういう意味で、
私は、今の日本代表の方針は真っ当であり、あとは、今の方針で
どのくらいレベルアップできるか?
がワールドカップまでの課題だと思いますし、
チームとしてはとても良い状況だと思っています。
ベスト4はかなりチャレンジングな課題ですが、
決勝トーナメントに出られたら、岡田さんの功績をたたえるべきでしょう。
このように、(多くの人に理解されるかどうかはともかく)
少なくとも、チームのメンバーには意思が統一されている、
ということで、チーム全体のパフォーマンスは向上する、
ということを、岡田さんが教えてくれています。
これは、イベント毎での反省点にも通じています。
こんなことを小学校の頃から教えてくれるサッカーは、
やはり素晴らしい競技だと思います。
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ついに、その20まで来ました。いくらでも書けますね。
■小さな選択にも目的意識を■
「サッカーは格闘技だ」と言われることがあります。
瞬発力、持久力がどちらも必要です。
パワーも重要です。
単純に、リーチがあったほうが良い、ということもあります。
少なくとも、高いレベルの場でプレイするためには、
技術が一定以上であることは最低条件ですが、加えて
・スピード
・パワーorスタミナ
・リーチ
のどれかは一定レベル以上である必要があります。
現代サッカーでは、個人差はあるものの、
90分での走行距離が12?13kmくらいにはなります。
これは、そうとうハードです。
また、ただ走るのではなく、相手との接触もあります。
これがまさに格闘技と言われる部分です。。。
エドゥアルド選手が骨折したシーンの動画をつけようと思いましたが、、
あまりにもショッキングな映像ですので、やめておきます。
(相手の飛んできた足が足首の少し上にぶつかって、完全に足が
折れてしまいました。骨が飛び出していたので、試合は15分近く止まって、
酸素マスク被せて運ばれる、、、という状況になりました)
そこまでの怪我は多くはないものの、
トップスピードの相手が飛び込んできたり(自分もトップスピードだったり)するので、
試合が終わって全くの無傷ということはそんなにありません。
ですから、試合と試合の間にはカラダのケア、準備、、と、
ともかくメンテナンスに終わりがありません。
当然、日常生活の小さな選択も、そのような価値基準で行っていきます。
例えば、
⇒何時に寝て何時に起きるのか?(どのくらいの睡眠時間にするか?)
⇒何を食べるのか?炭水化物は多めなのか、少なめなのか?
⇒どんなトレーニングを行うのか?筋肉を壊しても良い日なのか?ダメな日なのか?
⇒部屋に戻ってから何をして過ごすのか?
それもこれも、試合における心身のコンディションを良くするためです。
全ての選択が、ピッチに立った時の結果につながっています。
となると、否が応でも、自分の決断や行動の目的を意識せざるを得ません。
とはいえ、ジュニア?ユース年代は、まだまだ選手が未熟であることもあり、
良い指導者は適切なルールを設けることもあります。
例えば、私が南米に行った時には、
靴下を履かずに歩き回っていたら1US$の罰金が課せられる、
というルールがありました。
もちろん、生活の100%を面倒見てもらえるわけではないので、
ピッチに立った時のコンディションという結果から、
それまでの自分の生活を見直すということもあります。
それで、良かったと思われるものは残して、
良くなかったと思われるものは変えていけば良い、
そういうことの繰り返しで、より目的意識の高い日常生活が送れます。
結局、目的がピッチに立った時のコンディションであったところから、
ビジネスクリエーターとして活躍すること、に変わるだけですから、
このような経験はとても役に立っていると思います。
例えば、私の場合、
スケジュールを逆算して食べるもの/食べないものを決めたりしています。
こういう感覚が自然に身についているのは、ありがたいことです。
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