Author Archive Nomura

『仕事を早くやる』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
最近、様々なプロジェクトに関わっていて、
それぞれのメンバーのスピード感の違いを感じています。
そうすると、まぁ、非常にスピーディなこともあれば、
そうでもないこともあります。
そして、スピーディな状態を知っていれば、
そうでもないところにいると、とても気になったりします。
ただ、仕事が早くない人が、
基本的な能力が足りなくて遅いとはあまり思いません。
ということは、裏を返せば、
スキルアップトレーニングによって仕事が劇的に早くなることは無い、
ということにもなりますが。。。汗
仕事が早くない人の共通点は、
「ムダが多い」
と、これに尽きます。
考えなくても良いことを考え、
やらなくても良いことをやり、
ということが、主要因であることが多いです。
ただ、何を考えなくても良いか、やらなくても良いか、
というのを判断するには、
関わっている事業全体の目標を把握し、
その目標から考えてどうなのか?という思考が必要です。
※そもそも作業量の問題では無いのです。
仕事には、QCDがあると言われますが、
これらの主語は必ずしも自分ではありません。
もっと上手な人にやってもらったほうが良いなら、
もっと上手な人に登場してもらうべきです。
少しシビアなことを言うと、
そういうことを考えずに、闇雲に色々な人とコミュニケーションを取る、
というのは、否定こそしませんが、あまり有効な時間の使い方とは言えない気がします。
こういうことを言うと、
仲の良い人との時間は大事じゃないか、、
と言われそうな気もしますが、それはちょっと短絡的です。
・お互いの長所を生かし合う関係
というのと
・仲の良い人との交流
というのは、トレードオフの関係ではありません。
話を戻しますが、、
つまり、何でもかんでも自分だけの手柄にしようとするから、
結果的に何にも結果が出ない、
というのが、仕事が早くない人の多くに共通するところです。
やっている本人は、
「凄く特別な作業をしている」と思いたい気持ちも分かりますが、
しかし、それこそが「悪しき部分最適」の第一歩なのです。
「どうしたら最も早く結果がでるだろうか?」
という問いを投げて、自分の働きっぷりを確認したいと思う、
今日この頃です。
あ、もちろん、
「やります」
と言いながら、何日も行動しないなんてのはそれ以前の話で論外ですが。。。汗
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明日は友部くんです。

『うなぎのマーケティング』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
サッカー女子日本代表が世界一になったので、その話でしょう、、
と思われたかも知れませんが、会員限定メルマガで触れることにします。
さて、土用の丑の日というと、うなぎを食べるものだ、と広く認知されています。
どういうきっかけでそうなったのか?というのは、古い話なので、
諸説あるのですが、最もメジャーな説は、
平賀源内によるマーケティングという説です。
夏場、暑い中では、なかなかうなぎを食べようなんていう人がいなくて、
鰻屋は商売が繁盛せずに困っていました。
そんな時に、鰻屋が博学な平賀源内に相談にいきました。
そうしたところ、
「丑の日には”う”のつくものを食べると夏バテしない」
という民間伝承があることをつかって
「丑の日に”う”のつく鰻を食べよう」
というキャンペーンを提案したわけです。
結果、そのアイディアが当たって、鰻屋は大繁盛しました。
また、他の店も真似したために、一般化しました。
鰻屋の看板で「う」を強調するのもその影響と言われたりします。
ついでに言うと、、、
それまでは「う」のつくものとして、
梅干や瓜が食べられていたそうです。
で、鰻と梅干は食べ合わせが悪い、という伝承もありますが、
これはデマです。
少なくとも、現代の栄養学では、「そんなことはない」ということが
言われてしまっています。(むしろ、けっこう良い組み合わせ)
ここは私の推測ですが、食べ合わせが悪いのではなくて、
どこかのタイミングで鰻屋と梅干屋が足の引っ張り合いをしたのではないかと思います。
なので、悪いのは食べ合わせではなくて業界同士の仲ではないか?
と思います。
この事例に限らず、特に根拠は無いけど、それっぽいメッセージをつくることで、
利益を出し続けている構図、というのは色々な分野にあります。
それこそ、バレンタインデーにチョコレートというのもそうですし、
まぁ、ともかく、それっぽい話が広まると、市場が生れたりします。
解釈によっては、「ただの詐欺師じゃないか!」という声もあるかも知れませんが、
いつの時代も人は「正しいかどうか」ではなくて「楽しいかどうか」で動くものです。
そこが大事なことです。
昔、椎名桔平さん主演の「恋愛詐欺師」というドラマがありましたが、
恋愛詐欺を通して、人を成長させ、幸せにする、という話です。
これはこれで良い話だと思って見ていたのを思い出します。
ここは、必ずしもトレードオフである必要は無いのは当然なのですが、
もしも、「正しいけど人を不幸にする」ことと、「正しくないけど人を幸せにする」ことであれば、
後者のほうが優先されるべきではないでしょうか?
ビジネスはたくさんの人を喜ばせ、満足する力があります。
しかし一方で、完全無欠な満足や喜びをビジネスによって創りあげることはできません。
なればこそ、「何だかよく分からないけど、楽しい。面白い」というのは、
とても重要な感覚ではないかと思うのです。
私たち、ビジネスクリエーターにとっては。
スペックはイマイチだけど、かっこいいじゃないですか!
という理由でパソコンやケータイ電話を選んだりもするわけですし。
丑の日ということで、
マーケティングやPR、広報をされている方ではなくても、
平賀源内のアイディアよりも長期に渡って儲かり続けるアイディアを出してみるのは
いかがでしょうか?
そんな過ごし方がお勧めです。
(あ、鰻を食べながら考えても良いですが。笑)
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『国外にも目を向けてみる』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズを続けます。
私たちは、
「世界のビジネスシーンにおいて」
ということをRBCの理念を最初に掲げた時から言っています。
「世界の」と明示的に入れた瞬間というのを、
私は今でも鮮明に覚えています。
最初の合宿での会議。
どこに誰が座っていて、どんな表情をしていたか?
目を閉じればいつでも再現できます。
さて、そういう視野を持ちつつも、なかなか皆さんに対して、
具体的にどんなことを考えているかを伝えることができずにいました。
ビジネスをする時に大事なことは色々あるとは思いますが、
そのうちのひとつ、
「儲かりやすいところでやる」
ということがあります。
そんなの基本中の基本だと言われるかも知れませんが、
意外とその基本がおろそかにされやすかったりします。
そもそも、「儲かりやすい」というのは、
ちょうど上りエスカレーターのような状況です。
経済圏として見たときに、
何を売っても儲かる
というのが上りエスカレーターの状態です。
日本で言えば、太平洋戦争が終わった後。
人口が増えて、モノが増えて、という時代です。
世界的に見て、今、この状況に近い国はあるか?といえば、
けっこうあります。
その中で、最近注目しているのは、インドです。
人口が世界一に向かっていますし、
あらゆる階層の人にあらゆるモノが供給されているかといえば、
そういう状態にはなっていません。
他にも色々と理由はあるのですが、省きます。
ともかく、上りエスカレーターになっている経済圏で事業をやることを
具体的に支援しようと準備をしています。
詳しくは会員限定メルマガで随時お知らせします。
楽しみにしていてください。
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『今までになかった勉強会を考えよう』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズです。
今のペースでRBCの活動が続くと、2012年の9月が第100回の定例勉強会です。
今、少しだけ考えていることがあります。
ただ、せっかくの機会ですから、勉強会の企画?運営に関わりたいという人を、
会員全体から広く募りたいと考えています。
既に、エントリーがある状況ではありますが、
できるだけ多くの方と進めていきたいと思います。
思えば、既に85回の勉強会を行っています。
私は2回欠席しましたが、それ以外全ての回に参加しています。
しかも、ずっと運営にも携わっています。
企画側の様子を知り、会員の皆さまのリアクションを知り、
実際に参加者として現場にいる、
と、勉強会の現場以外も見てきました。
こんなことを言って良いのか分かりませんが、
勉強会に参加するのと、企画からするのとでは、
学びの度合いはまるで違います。
これは、ある種のジレンマでもありますが、
参加される方にとって良い学びの場になるように、、、
と考えれば考えるほど、結局は、勉強会を企画した本人にとって、
良い学びの場になっていく。
参加される方にとってももちろん、学びの場として良くなっていくのですが、
それをつくる側はその何倍も学びがあります。
そういう意味では、勉強会の参加を促すことも大事かも知れませんが、
企画、運営する側になることを促すことが、もっと大事なのかも知れません。
もちろん、運営をお願いするというのは違います。
シビアに聞こえるかも知れませんが、
最初から主体性が無いようでは、自立的な組織では全くもって戦力になりません。
高度に仕組化されて、言われた通りに動いてさえいれば回っていくような場であれば良いのですが、
RBCはそういう場ではありませんし、そういう場は目指していません。
ですから、大々的にお願いをすることはありません。
ただ、チャンスがあることだけはしっかりとお知らせしていかねばなりません。
興味がある方は、
第100回定例勉強会実行委員会のページをご覧ください。
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『RBCラボ』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズです。
前回、「ビジネスクリエーターに関する研究」をRBCのやることとしてご紹介しました。
それについて、研究自体は、既存の勉強会とはまた違った方向性というか深さがあって、
会員の皆さんに開かれた場であっても良いと思います。
というか、スタッフだけではとても人手が足りないようなテーマだということにも気づきました。。。汗
そこで、思いついたらすぐ実行ということで、
RBCラボをつくって公式に研究員を募集することにしました。
RBCにある様々な勉強会をさらに俯瞰的に理解するのには最高の研究テーマです。
また、自分で言うのもなんですが、そんなに単純な思考をするタイプでも無いので、
もちろん、次のことも考えています。
(それを全部説明した上で研究員を募集すると、セコい人が来るのも分かるので、
気づく人にしか気づかないような説明に留めています。笑)
先のことを考えるのにベースとなるのは、プロフィットモデルでいえば、
利益増殖モデルです。
このモデルを小資本のプレイヤーがやるケースというのはなかなか珍しい気がするので、
そういう面白さがあるのがRBCラボです。
ぜひ、エントリーを!
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『RBCのやること』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズです。
今年度のRBCは、いくつかのチャレンジを同時にはじめています。
その意味で、新しくやることがあります。
最近思うのですが、「新しいことをやる」というのは、
従来の習慣を壊すことでもありますので、
必ずしも賛同されるわけではない、ということに注意が必要です。
それどころか、反対する人のほうが多い気がします。
少し前の話なのですが、
ある会社の営業マンと話す機会がありました。
現在主力の事業は景気が悪くて大変だ、
という話から、
新規に近い分野での売上を増やすのが会社の方向性だ、
という話になりました。
たまたま縁あって、その「新規の分野」について、
私は世界トップクラスの商品を紹介することができる立場でしたので、
軽く紹介してみたところ、、、
「私は部署が違うので」
と言われて、話が進みません。
言いたいことは色々ありましたが、
少なくとも、この会社が苦労しているのは景気のせいではない。
「会社が儲かるかどうか?」
という視点に立っていない営業マンが会社の顔として外に出ていること。
これが原因だろうと思いました。
(これでも業界トップクラスの会社の社員です。)
ただ、気持ちは分からなくありません。
自分の給料には影響があるかどうか分からないという立場では、
会社の利益を意識しろというほうがムリな注文なのかも知れません。
それよりも、私の話をちゃんと聞いてしまうと、
「いつもの仕事以外の仕事」
を増やしてしまう結果になる。
ここにはよくよく注意を払う必要があります。
「新しいこと」というのは、聞こえが良いものですが、
多くの人にとっては「いつもやっていない仕事」と
脳内変換されて、煩わしいものと認知されてしまいがちです。
さて、そのようなことを意識して、
私としては、出来る限りは本人がやる気になるまでは、
あまり強く「これをやれ」「あれをやれ」とは言わないようにしています。
ただ一方で、早く実現したいことはあります。
ですから、そもそも、今、RBCではどんなことに取り組んでいるのか?
何をやろうとしているのか?について、大枠を確認しておきたいと思います。
大きくは
1.ビジネスの実践を増やす
2.ビジネスクリエーターに関する研究を進める
という2つのベクトルがあります。
これを分解すると
1.ビジネスの実践を増やす
 →他社との提携を積極的、主体的に進める
 →RBC自体の見られ方を計画する
2.ビジネスクリエーターに関する研究を進める
 →ビジネスクリエーターそのものに関する知見を集める
 →ビジネスクリエーター的な世の中の動きを分析する
となります。
実は、これを本気で実行すると、会社としては一段レベルが上がります。
「勉強会やランチ会を運営する」「メルマガを発行する」「ブログを書く」
というのは、今のメンバーにとっては「昨日までやってきたこと」です。
そこから次にやるべきことをやっていく。
そこに、RBCの次のステージがあります。
件の営業マンの例は、何も、RBCとは全く関係ない話ではありません。
いつでも誰でも、意識しないと、「昨日までの習慣」に閉じこもってしまう可能性があります。
ここに、経営者としての判断があるとすれば、
「ステージに合ったメンバーをうまく集める」
ということも入ってくるかも知れません。
上記の「次にやるべきこと」は、確かに、既存の機能とは少し性質が異なります。
本来なら、ひとりでコッソリ考えるべきことかも知れないのですが、
これもRBCが皆さんに提供できるひとつの価値ではないか?
ということで、ありのままに考えていることを晒してみました。
まだまだ進化すると思いますので、
あとで読み返したら全然違う、、、となっているかも知れませんが。笑
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『Twitter フォローボタンを公開』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
個人的には「ようやく」という感じなのですが、Twitterがフォローボタンを公開しました。
↑こちらのボタン↑
Twitterは実ユーザ数でみると、日本最大のソーシャルメディアであるとも言えます。
何が日本でのヒットに繋がったかといえば、言語の話にまで繋がります。
Twitterは140字という制約があります。
英語の場合、アルファベットの組み合わせによって単語が生れ、
単語の配列によって意味が決まります。
従って、文字数(というか、桁数)から考えると、伝達効率の悪い言語とも言えます。
対する日本語の場合、単語の意味は配列に関わらず一定です。
単語自体も漢字であれば、1字や2字で複雑な意味を含めることができます。
なので、日本語圏の人にとって、Twitterは極めて面白いのです。
たまに、電車の中で英語のケータイメールを読んでいる方がいますが、
打つ立場になったら面倒だな、、と感じたりします。
予測の精度にもよるので、純粋な打鍵数が多くなるかは分かりませんが、
少なくとも、多くの桁数をつかっていくのが、たくさんの打鍵数を感じさせてしまうように思います。
TwitterとFacebookはよく引き合いに出されますが、
もうしばらくはTwitterの時代だと思います。
あと1年半くらいでしょうか。
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明日は友部くんです。

『まず与える』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
※ちょっとだけ関わりますが。。。
RBCには行動指針がありまして、
その最初に出てくるのが、『まず与える。何か出来ないかを常に考えよう。』です。
かなり昔に書いた記事なので、正直、色々と加筆修正をしたい部分もあります。
ただ、基本的な考え方としては、変える必要が無いと、自画自賛ですが、思います。
最近、ひょんなことからいわゆる「異業種交流会」に3箇所くらい行く機会がありました。
誤解を恐れずに言わせて頂くと、だいたいの会は残念ながら地獄絵図のような会でした。
これは、そもそも主催する側のメンタリティにも問題があると思っています。
RBCでも交流会とかのイベントをやってください、という声がチラホラあったりします。
ただ、個人的にはとても慎重に考えています。
というのが、件の交流会を開催している企業さんに、
「成果報酬で開催できますか?」
という質問をしたら、おそらく、多くの企業は市場からいなくなると思います。
そもそも、本当に価値のある出会いとなると、
お引合せをする場合、どうしたら価値が生まれる関係になるか?
非常に多くのことを考えます。
奪い、奪われる関係であれば、それは良い関係は構築できません。
与えるということは、奪われるということとは全然違います。
損をしろということではないのです。
自分のできること、持っているものを出し合うことで、
一緒に大きなものを創り上げる、ということです。
となると、少しずつ強みは違っていたほうが良いわけであって、
パワーのある人はパワーを、賢さのある人は賢さを、人気のある人は人気を、
それぞれ組み合わせれば良いのです。
ただ、そういう話をすると、何がなんでも自分の脳力を高めて、、、
という発想になる方もいらっしゃいますが、そうとは限りません。
異なる強みを持つ人を組み合わせるのもひとつの大事な役割です。
もし、異業種交流会をやるのであれば、この部分に対する深い覚悟が必要であると感じています。
自分や自社とご縁のある相手に対して、必要なもの、効果的な機会をつくれているか?
分かりやすく言えば、
「あなたと付き合っている人は儲かるの?」
ということです。
いかがですか?
自分に問いかけてみましょう。
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明日は友部くんです。

『RBCが持っている場としての役割』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズです。
最近、日本国内における「はたらきかた」は、変わらざるをえない状況になってきています。
以前、「マルチキャリア」という概念で、
ひとりの人が複数のキャリアを同時に構築していくような生き方について、
講座を行いました。
思ったほど人が集まらなかったのですが、
ちょっと、時代を先取りし過ぎていたのかもしれません。
しかし、最近の状況をみるに、
「ほらみたことか」
と言いたくもなるところです。笑
現在の日本は、世界で最も高齢化が進んだ社会です。
その点については、前例に倣うこともできませんので、
現状から考えるべきでしょう。
→人口に占める高齢者の割合が増大
→人口減少型
→産業の成熟化が進行
と、まぁ、この状態を前提にせずにつくられた経済圏なのですから、
(むしろ、この逆の状況が前提になっている)
今まで通りにやっていれば、困ることも多いでしょう。
それらについて考え始めると、
非常に多くのことに影響しますので、とてもブログ1回の話では
なくなってきます。
今日は、
現役世代、若手世代の働き方
に注目してみます。
最近、
プロジェクト型で旧来的な会社組織に縛られない活動が
盛んになってきています。
※RBCはかなり昔からそういう状態になっていたわけですから、
 そうとう未来志向だったわけです♪
収支管理や収益配分を含めて、
RBCにはプロジェクト型活動の経験とノウハウがあります。
これを、もっと世の中に還元していくべきだと感じています。
というのが、
やや極端な言い方をすると、
従来はあやしげだと言われたような個人事業主が真っ当なビジネスを行い、
従来は信頼できると言われたような大企業があやしげなビジネスを行う、
という傾向になってしまうケースが出てきています。
特に分かりやすいのは、大手企業が「ソーシャルメディアの活用パッケージ」
なんかを売っているケースです。
それらの企業に発注する側はまぁ、お金が余っているわけで、、、
おそらく何年かしたら
「あぁ、そういえば、昔、あんなの出てきたよね」
みたいに遠い目をしてお蔵入りになったプロジェクトを振り返ることでしょう。
(以前にも何度も同じようなことがありましたね。)
正直、ひとつひとつ、やること、内容を分解していくと、
コスト構造的には、そうとうボッタクリな価格になっているものばかりです。
ボッタクリと言えるのは、
同じことが遥かに安い価格でできることを、
私ならわかるからなのですが、
ここに、コスト構造からビジネスを考えた時の「あやしさ」があるのです。
※残念ながら、この分野では、大企業が逆立ちしても採算が取れないような規模で
 同じことができてしまうプレイヤーが数多くいます。
なぜそうなるのか?
といえば、身も蓋もないですが、サービス主体が大企業だからです。
大企業になり、組織が縦長・横長になっていくと、
いわゆる中抜き的な費用が増えていきます。
しかし、市場はシュリンクし、
特に、ITサービスの分野においては、
会社組織がどこであるか?は、
サービスの内実に関して言えば、何の差別化要因にもならないことが殆どです。
上述のようなプロジェクト型の活動を個人的にする人が増えています。
差別化要因が少なくなりやすい分野では、手軽に始められますし、
幸か不幸か、大組織よりも良いサービスが出来たりします。
さらに、メンバーは成果報酬で動いていたりしますから、
顧客へのリスク転嫁が小さくなります。
こういう活動が盛んになってくると、
旧来型の大組織は、世の中におけるリスク転嫁の割合が大きくなるわけで、
露骨な言い方をすると「より他者にご迷惑をかける存在」になってしまうわけです。
これは、前提条件である、
→人口の恒常的な増加
→需要の継続的な拡大
が既に崩れてしまっていることに起因しています。
RBCは、このような状況の日本にあるわけですから、
状況の変化に抗うこともなく、関わる皆さんにとって、
変化に対応するための参考になれば、非常に意味のあることだと思っています。
毎月のようにスタッフにエントリーして頂く方もいらっしゃいます。
ただ、組織に属さないと物事は動かせない、という発想へのアンチテーゼとして
プロジェクト実践という機会もあります。
今、RBCにとってそのような役割が、とても重要だと思っています。
様々なバックグラウンドを持つビジネスクリエーターの集団なのですから。
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『スクウェア・エニックスの戦国IXAがユーザ数50万人を突破』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
GW中ということもあり、エンターテイメント寄りなお話にします。
大手ゲーム会社であるスクウェア・エニックスさんがオンラインゲームを展開していますが、
そのひとつである戦国IXAがユーザ数50万人を突破しました。
昨年10月にTwitter上のこんなヤラせ宣伝(笑)によって、
こんな企画をやっていました。
時期的には、ソフトバンク孫社長と浜崎あゆみさんがTwitter上でCM出演の話をし、
実際のCMがオンエアされたタイミングだったりして、効果的な宣伝手法だとは思います。
さて、件のゲームを私もやってみたわけですが、
オンラインゲームは、バランスをいかにとるか?
というのが運営のポイントだと思いました。
大きくは、
・課金ユーザと無課金ユーザの力関係(課金ユーザ有利だが、無課金ユーザも対抗できる)
・コミュニケーション効率(極端に良くても悪くてもダメ)
・必要時間(必要投下時間が最低限でどのくらいか?隙間時間に入れるか)
というあたりがあって、
あとは性能面でのトラブルが少ないことが望ましいです。
このゲームは、毎週のように国同士の戦があるわけで、
それに向けて各プレイヤーが内政をしたりします。
内政をして、資源を得る、資源の生産力をアップさせる、
兵力をアップさせる、ということをします。
(ここには、ちょこちょこと作業が必要になります)
武将カード(要は、自分がつかえる武将)なるものを集めるために、
カードを引くのですが、その部分で、課金ユーザはメリットが大きくなります。
ただ、無課金でもそこそこがんばれるようになっています。笑
戦になると、敵国プレイヤーの城や陣を攻めるわけですが、
その際、同盟という概念がゲームの重要な鍵となります。
同じ国にたくさんのプレイヤーがいるわけですが、
同じ国の中では、同盟をつくることができます。
要は、同じ国のプレイヤーでつくる任意のチームです。
同じチームのプレイヤー同士であれば、
攻撃に合流して一度の攻撃力を高くしたり、
城に部隊を加勢として送ったりすることができます。
この裏側では、チャットが利用されたりしていて、
リアルタイムなコミュニケーションが必要とされます。
ただ、チャット自体はけっこうつくりがショボいので、
外部チャットをユーザが適宜活用していたりします。
※ここは、うまい具合に負荷分散がされているように思います。
そして、情報についても、あまり詳しいことは載せていないので、
こんなサイトこんなサイトも出てきています。
まだまだ色々と課題もあるでしょうが、こうやってゆるやかにバランスをとり続けるというのが、
オンラインゲーム運営では重要なところであって、その意味では、ASPとはいえ、
あまり時間と共に運用コストが劇的に下がるような収支計画は立てないほうが良いんじゃないかと思います。
そして、、、
RBCでも、オンラインコミュニティをつくってみても良いかな?と思っています。
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