『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その26?

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その26?

こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
↓過去の記事↓
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
その9
その10
その11
その12
その13
その14
その15
その16
その17
その18
その19
その20
その21
その22
その23
その24
その25
↑過去の記事↑
■「理不尽」とは、自分のつくった基準が決める■
私がユース時代を過ごしたチームは、
とてもテクニックと創造性の高いチームでした。
一方で、地味で単純な作業には向いていない選手が
多く、人材の偏りはけっこうあったと思います。
例えば、最初からサイドバックの選手は、かなり少なかったです。
私が3年生の頃にレギュラーになった選手は、
左サイドの選手も右サイドの選手も、元々はFWの選手でした。
入ってくる前のポジションでは、
圧倒的にトップ下が多く、地元に帰れば有名人、
というパターンが多かったです。
また、フィジカルを売りにしたセンターバックは、
とても希少な存在でした。
(というか、そういうタイプの選手は限りなくゼロに近かったです)
そういう文化ですから、
まぁ、ともかく走るトレーニングを嫌う選手が多かったです。
実際、全国制覇をした時のことを考えても、
走るトレーニングを行っていた時間は、全国大会出場チームの中でも、
最も少ない部類だったと思います。
それこそ、とある強豪チームでは、トレーニングとして、
フルマラソンをしているチームもありましたし、
近くにいる、これまた全国トップクラスだったチームも、
非常に多くの時間を走り込みに費やしていました。
合宿では、朝食後すぐに、長い坂道ダッシュをして、
殆どの選手が朝食を地球に返してしまったり。。。汗
そんなに強くないチームであっても、
選手が血尿を出すほど走っているチームもありました。
ですから、我々のチームでは、
走る距離はそんなに長くなかったと思います。
ところが、悪く言えば、行き当たりばったり、良く言えば、臨機応変な、
我々のチームの監督が、ある時、
「これからは走りをしっかりやる」
と言い始めました。
(というのも、そのちょっと前に全国制覇したチームがよく走るチームでした。
ちなみに、その前年度は逆に、走り込みもなく、技術を極端に磨いているチーム
が全国優勝したので、「ドリブラー発掘月間」なるものがあったりもしました。。。笑)
そして、毎日のトレーニング終了後、
・9キロ走る
というのと
・30メートルダッシュを50本
というメニューを、日替わりで交互に行いました。
9キロ走は、早い選手なら45分くらい。
遅い選手だと、1時間くらいかかってしまいます。
最初は、理不尽な要求だと思い、
「バカじゃねーか!!」
と、憤りながら走っていたものですが。。。笑
人間、不思議なもので、しばらくすると慣れてくるものです。
2ヶ月も続けた頃には、大したことだとは思わなくなりました。
そして、半年後、
真夏の芝生のゲームで、1日に2試合こなしていても、
カラダは軽いまま走り続けることができました。
それどころか、
元々、足は遅いほうだと思っていたのですが、
そうでもないな、、と、どちらかと言えば早く走れるようになっていました。
そもそも、最初に理不尽だと思ったのも、
それは、過去の自分の体験をベースに、勝手に基準をつくっていただけでした。
それが、ひょんなきっかけで崩されると、
自分の基準が変わっていったわけです。
これは、ビジネスパーソンになっても、まるで同じことでした。
例えば、RBCでは、
RBCインテグレートという起業する方のための講座がありますが、
ここでも、つまるところ、私たちの最大の使命は、
受講されている方々の基準値を、
サラリーマンの基準から、起業家の基準に変えることです。
ですので、成果は極めて明確でして、
その方が実際に会社をつくれば、成果が出た、ということです。
こう断言した時に、
「でも、、、」「とはいえ、、、」
と言われることもあるでしょうが、
それこそが、基準の力ですし、そう言う方は、まぁ、殆どの確率で、
自分で会社をつくったことは無いと思います。
これこそが、基準の違いです。
サッカーを通して、
自分の体験が自分の基準を無意識的に決めている
ということを学んでいましたので、
それは、今でもことあるごとに学び方の意識に
反映されていると思います。
自分の基準を意識的に高めたい方は、RBCへの会員登録をどうぞ。
明日は友部くんです。

Nomura