『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その29?

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その29?

こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
↓過去の記事↓
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
その9
その10
その11
その12
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その14
その15
その16
その17
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その20
その21
その22
その23
その24
その25
その26
その27
その28
↑過去の記事↑
■キレたら負け■
サッカーは、走る/蹴る/飛ぶ/ぶつかる、、、と様々な肉体による表現があります。
ですから、一般的な労働に比して、過酷な労働だと言えますし、
体温は上がる、心拍数も上がる、血流も早くなる、という変化があります。
そういった状況ですから、
感情的になる、感情を剥き出しにするシーン、
というのもよくあることです。
しかし、だからといって、頭に血が上り過ぎて自制心を失うと、
ろくな結果になりません。
パフォーマンスが不安定になるだけならまだしも、
相手選手と喧嘩になって退場する、、、なんていうシーンもたまにはあります。
先ほど触れたような、「激しい運動」というのもカッとなる一因ではありますが、
ひょっとしたらもっと大きな原因になることが多いのが、
相手選手による挑発的な行為かも知れません。
これは、
相手を精神的に不安定にするために、確信犯的に行われることが多いです。
近付いた時にさりげなく足を踏んだり、
意味も無く肘で相手の体をツンツンしたり(笑)
小声で悪口を言ったり
悪口ではなくても、何かゴチャゴチャ言ってみたり
顔をひっぱたいてみたり
軽く頭突きをしてみたり
反則を受けた時に、必要以上に騒いでみたり
急にストップして体当たりしたり
蹴っ飛ばしたり
転倒するついでに相手を踏んだり蹴ったり、、
ちなみに、
南米に行ったときに言われたのは、
目を狙われるから注意しなさい
ということでした。
昔の映画の影響かは分かりませんが、
日本人→視力が低い→みんなコンタクトレンズを使用している
と、勝手に思われていたようでした。
ともかく、精神を動揺させられる要素はたくさんあります。
そういった挑発や嫌がらせによって腹を立ててしまうと、
あからさまな報復行為なんかが審判に見られて、
カードをもらったりするわけです。
有名な例では、
前回、2006年のワールドカップの決勝において、
フランス代表のジダンが、イタリア代表のマテラッツィに頭突きを
くらわせて退場になりました。
フランスは優勝を逃しました。
他にも、1982年のスペイン大会では、若きスーパースターの
ディエゴ・マラドーナが、相手選手の度重なる激しいプレイに苛立ち、
相手選手に思いっきり蹴りを入れて退場になっています。
その試合、アルゼンチンはブラジルに大敗しています。
番外編として(?)
マンチェスター・ユナイテッドのファンであれば、誰もが知っているであろう、
エリック・カントナが、観客席からのヤジを聞いて観客に飛び蹴りを食らわせた
こともありました。
(これは、スポーツニュースではなく、一般のニュースとして日本でも流れました)
スーパースターと言われる選手でも、
こうやって失敗することがあります。
全力で走り回っている中で、腹を立てないようにするのは、
それなりにたいへんなことです。
その意味で、
タイトな状況でも平常心でいられるような訓練の場がサッカーです。
ビジネスにおいても、それはとても大事なことです。
少し昔の話ではありますが、
日本ではとある大手牛乳ブランドが潰れてしまうことがありました。
不祥事だけであれば、同時期に製薬メーカーでも似たような問題があり、
記者会見をしていましたが、その2社の対応が大違いでした。
一方はブランドの消滅、という結果、
もう一方は何事もなかったかのように今も強固なブランドを維持しています。
潰れたブランドの役員は、
詰め寄るマスコミ関係者に対して、「昨日から寝てないんだよ!」という捨て台詞。
キレてしまったわけです。
こうなると、売り言葉に買い言葉というか、マスコミ関係者のほうも、
「こっちだって寝てないんですよ!」と応戦。
それが、マスメディアで流されるわけです。
サッカーを通して、キレない大人になりたいものです。
ビジネスクリエーターとしての訓練は、RBCへの会員登録からどうぞ。
明日は友部くんです。

Nomura