こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
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■戦略は共有してこそ意味がある■
最近、とある会社の立上げに際し、他所のイベントに絡む機会があります。
コラボレーションというのは聞こえが良いですが、
実際にやってみると、様々な反省点があったりもします。
その中でも特に痛感したことは、
・業務フローを複数個所で考えてはいけない
・業務フロー以上に、連絡が早く確実に伝わる方法を考えなければいけない
ということです。
イベント開催経験のある方であれば、
過去のノウハウ等もあり、各々に業務フロー案を持っていると思います。
もちろん、その業務フロー自体の筋が良いかどうか?というのは大事なことですが、
規模が大きくなってくると、業務フローの良し悪しもさることながら、
それが関係者全員に伝わっているかどうか?のほうが、課題としては重要です。
多少、筋の悪い進め方だとしても、
関係者全員に進め方を伝えてあれば、それなりの進行にはなります。
しかし、連絡を伝えることを後回しにしていくと、
各々が勝手に「こうしたら良いんじゃないか」ということを考え始めて、
フタをあけてみると、大混乱が待っているわけです。。
日本サッカー界では、現在、岡田監督への批判の声が多いです。
しかし私は、どう考えても不当な評価だと思っています。
というのも、岡田さんが今やっていることは、極めて真っ当だと思うからです。
先日のオランダ遠征で、オランダに0?3で負けました。
スコアとしては完敗です。
そして、世論としては、「これでベスト4はムリでしょ」とか、
「やっぱり外国人の監督を、、、」という感じですが、
正直、それはあまりにも岡田さんのつくっているチームを見ていないと思います。
何だか、日本人監督は無能だ、、というレッテルに縛られているようにも見えてます。
私がオランダ戦を見た限りでは、
「とても良いチームに仕上がっている」
という感想を持ちました。
というのも、
・日本が世界で戦える要素はアジリティ(特に、前線での攻防)
・守備は相手よりもたくさん走ることを前提にする
・ボールを動かすことで守備の時間を減らす
という方針は極めて明確だったからです。
おそらく岡田さんは、この件に関する意思統一には、
そうとう力を入れてきたのだと思います。
※細かいことを言えば、
→大型FWを入れない
→ボランチの先発が稲本ではなく、遠藤を選んだ
というあたりに、岡田さんの意思が表れていました。
また、65分までは互角以上の展開でした。
そういう意味で、
私は、今の日本代表の方針は真っ当であり、あとは、今の方針で
どのくらいレベルアップできるか?
がワールドカップまでの課題だと思いますし、
チームとしてはとても良い状況だと思っています。
ベスト4はかなりチャレンジングな課題ですが、
決勝トーナメントに出られたら、岡田さんの功績をたたえるべきでしょう。
このように、(多くの人に理解されるかどうかはともかく)
少なくとも、チームのメンバーには意思が統一されている、
ということで、チーム全体のパフォーマンスは向上する、
ということを、岡田さんが教えてくれています。
これは、イベント毎での反省点にも通じています。
こんなことを小学校の頃から教えてくれるサッカーは、
やはり素晴らしい競技だと思います。
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