『スティーブ・ジョブズ氏について』

『スティーブ・ジョブズ氏について』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
今週、最も話題になったニュースのひとつが、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなったというニュースです。
皆さんがあっちこっちでジョブズ氏に関するコメントをしています。
私も、ちょっとだけ書いてみたいと思います。
実は、iPhoneユーザではあるものの、私は、「林檎教の信者ではない」ということを
常々言っていました。
それは、真に公益性の高いビジネスモデルか?と考えると、
アップルはとても美しいとは言い難いビジネスモデルであって、
GoogleやAmazonのほうが美しいと考えていたからです。
(iPhoneに対しては、Androidのほうがビジネスとしては美しいと思っています)
また、Windowsユーザである私にとって、
ややMacを意識したVistaは駄作だったと思いますが、
Windows XPは非常に優れたOSだと思っています。
そもそも、コンピュータは道具だと思っているので、
より速く動いて、自分の言うことをよく聞いて、情報が整理できるWindowsは
非常に良いOSだと思っています。
そもそも、ハードとソフトが一体だった世の中に、
ハードを跨いでOSを横展開する、というビル・ゲイツ氏のビジネスモデルは、
これまた公益性という点において、アップルよりも美しかったと思います。
これはビジネスモデルの好みによるところが大きいです。
私の好きなビジネスモデルは、より多くの人にメリットのある仕組みです。
対して、アップルは技術やノウハウをクローズにし、流通を握り、、、
いわゆる一極集中、独裁者モデルの傾向が強かったです。
(かつ、利益率が。。。)
もうひとつ、ビジネスモデルではなくて、
プロダクトについてですが、、、
「アップル製品は美しい」
というのが、多くの方の語られるところです。
ちなみに、私のPCはデスクトップもノートもLenovoなんですが、
これは、価格当たりの性能が最も良いという理由で選んでいます。
(しかも、あらゆる方法で高速化をしています)
この基準では、大概のマシンは無駄が多く遅すぎてつかう気にならないのです。
(トラックポイントというのも重要な理由ですが)
ただ、LenovoのPCが美しいか?と問われると、
正直、返答に困るところです。苦笑
そこで、アップル製品が美しいか?という話になるんですが、
例えば、MacBook AirがThinkPadより美しいか?と聞かれると、
Yesだと思います。
しかしながら、私の審美眼からして、アップル製品が「美しいもの」という
カテゴリに入るかと言うと、そこには違和感があります。
これは私の趣味がちょっと変わっているせいでしょうが、
最大公約数的な美しさというのには、元々あまり反応しません。
どちらかといえば、奇抜なもののほうが好みです。
なので、平たく言えば、「このデザインはクールだけど趣味じゃない」
というのが私の感じたところなんです。
さらにおまけですが、、、私は映像や音楽もつくりません。
ということで、林檎教に入るきっかけが私は悉くありませんでした。。。
とはいいつつも、
スティーブ・ジョブズ氏は偉大な方だと思っています。
それは、自分の仕事に対する強烈な情熱。
この点については、本当に偉大な方だと思っています。
その情熱が人を動かし、、、
前例の無い電話のデザインを大企業の中でゴリ押ししてカタチにし、、
(これ、かなり破天荒だと思います。。)
こうして、私がブログ記事まで書いてるわけですから、、、
そのエネルギーたるや、たいへんなものだと思います。
そういう方と勝負するチャンスがもう無いのが、
私にとっては残念でなりません。
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Nomura