こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズです。
今年度のRBCは、いくつかのチャレンジを同時にはじめています。
その意味で、新しくやることがあります。
最近思うのですが、「新しいことをやる」というのは、
従来の習慣を壊すことでもありますので、
必ずしも賛同されるわけではない、ということに注意が必要です。
それどころか、反対する人のほうが多い気がします。
少し前の話なのですが、
ある会社の営業マンと話す機会がありました。
現在主力の事業は景気が悪くて大変だ、
という話から、
新規に近い分野での売上を増やすのが会社の方向性だ、
という話になりました。
たまたま縁あって、その「新規の分野」について、
私は世界トップクラスの商品を紹介することができる立場でしたので、
軽く紹介してみたところ、、、
「私は部署が違うので」
と言われて、話が進みません。
言いたいことは色々ありましたが、
少なくとも、この会社が苦労しているのは景気のせいではない。
「会社が儲かるかどうか?」
という視点に立っていない営業マンが会社の顔として外に出ていること。
これが原因だろうと思いました。
(これでも業界トップクラスの会社の社員です。)
ただ、気持ちは分からなくありません。
自分の給料には影響があるかどうか分からないという立場では、
会社の利益を意識しろというほうがムリな注文なのかも知れません。
それよりも、私の話をちゃんと聞いてしまうと、
「いつもの仕事以外の仕事」
を増やしてしまう結果になる。
ここにはよくよく注意を払う必要があります。
「新しいこと」というのは、聞こえが良いものですが、
多くの人にとっては「いつもやっていない仕事」と
脳内変換されて、煩わしいものと認知されてしまいがちです。
さて、そのようなことを意識して、
私としては、出来る限りは本人がやる気になるまでは、
あまり強く「これをやれ」「あれをやれ」とは言わないようにしています。
ただ一方で、早く実現したいことはあります。
ですから、そもそも、今、RBCではどんなことに取り組んでいるのか?
何をやろうとしているのか?について、大枠を確認しておきたいと思います。
大きくは
1.ビジネスの実践を増やす
2.ビジネスクリエーターに関する研究を進める
という2つのベクトルがあります。
これを分解すると
1.ビジネスの実践を増やす
→他社との提携を積極的、主体的に進める
→RBC自体の見られ方を計画する
2.ビジネスクリエーターに関する研究を進める
→ビジネスクリエーターそのものに関する知見を集める
→ビジネスクリエーター的な世の中の動きを分析する
となります。
実は、これを本気で実行すると、会社としては一段レベルが上がります。
「勉強会やランチ会を運営する」「メルマガを発行する」「ブログを書く」
というのは、今のメンバーにとっては「昨日までやってきたこと」です。
そこから次にやるべきことをやっていく。
そこに、RBCの次のステージがあります。
件の営業マンの例は、何も、RBCとは全く関係ない話ではありません。
いつでも誰でも、意識しないと、「昨日までの習慣」に閉じこもってしまう可能性があります。
ここに、経営者としての判断があるとすれば、
「ステージに合ったメンバーをうまく集める」
ということも入ってくるかも知れません。
上記の「次にやるべきこと」は、確かに、既存の機能とは少し性質が異なります。
本来なら、ひとりでコッソリ考えるべきことかも知れないのですが、
これもRBCが皆さんに提供できるひとつの価値ではないか?
ということで、ありのままに考えていることを晒してみました。
まだまだ進化すると思いますので、
あとで読み返したら全然違う、、、となっているかも知れませんが。笑
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