こんにちは。のむらです。
足し算と引き算を覚えてから掛け算を覚える。
ひょとしたら、そういうわけで、
無意識のうちに
足し算と引き算の世界観が強くなってしまうものなのでしょうか?
ものを考える時に、とりわけ、
アイディアを早くたくさん出す時には、
足し算と引き算で考えていると、スピードが上がってきません。
足し算と引き算というのはつまりどういうことか?
こういう課題に対しては、
こういう考え方やこういうやり方が良いですよ、
という回答を調べたり覚えたりしてから、
それを応用する、という思考のプロセスです。
私自身は、
アイディアを出すのが仕事というところでもありますから、
アイディアが出ません、
という理由で思考が止まったことは無いのですが、
あまり得意ではないという方もいるんだと、最近理解しました。
じゃあ、どうしたら良いですかね?
ならまだしも、
どうしたいですか?
と聞いてみても、
何も出てこない。。。汗
待ってる間にも、私ならこう考える、
というのがいくつも出てきてるのですが、
それを伝えたらまた、
目の前の方は足し算の発想法しかしないことになるのですね。
掛け算で考えるというのは、
あるものとあるもの、限られた知識で良いのですが、
これを組合せてみるのですね。
そうすると、少しだけ掛け算につかう要素を変えるだけで、
どんどん新しいアイディアが出てきます。
アイディアを言わないというのには、
「そもそもアイディアが出ません」
という場合もあれば、
「アイディアを言ってもダメと言われたら困る」
という場合もあるように見られます。
これ、前者は能力の問題で後者は名誉欲とかメンタルの強さのようにも
見えるかも知れませんが、
どちらも、足し算思考の結果です。
というのが、
アイディアが出ませんというのは、足し算思考による停止ですし、
アイディアを言ってダメと言われたら困るのは、
そのアイディアが一本槍だからなわけでして、
つまりは、アイディアをすぐにどれだけでも出せる、という自信が本人に無い。
いくらでも代案が出せるという自信があれば、
ひとつやふたつ、10個や20個ダメと言われたところで、
またすぐに出せるわけですから、凹んでいる暇も無いわけです。
今、目の前にある課題に対して、アイディアが出てこないなぁ、
という時は、
もう、掛け算を書いてしまえば良いと思います。
慣れないうちは、○○ × □□
という2つの要素を並べてみて、それをちょっとずつ変えてみる。
それだけで、新しいアイディアがいくらでも出てくることでしょう。
思考が止まってしまったら、具体的に手を動かしてみてください。
慣れてくれば、書くよりも喋るよりも、思考のほうが本来はスピードが早いので、
どんどん脳内でアイディアの生成と検証ができるようになると思います。
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明日は八須くんです。