スタッフブログ

経済効果

おはようございます、樋口です。
大河ドラマや朝の連続テレビ小説による
「経済効果」がしばしば話題にあがります。
日銀リサーチによると、2010年の『龍馬伝』の経済効果は、
234億円にも上るようです。
http://www3.boj.or.jp/kochi/pdf/2110k.pdf
この裏には『ウェルかめ』や『坂の上の雲』といった
四国を舞台にしたドラマの影響もあるようですね。
来年のお盆休みは四国遠征しようと思っている私にとっては、
楽しみを増幅させてくれるようなお話です。
地域ビジネスと経済効果。
紐付けて考えてみると面白そうですね。
経済効果を起こせるような人物は、
歴史的な偉人と言われています。
「経済効果を起こせるような人財になる」
地方に利益を還元するうえでは、
ひとつ興味深いポイントかもしれませんね。
奇跡を起こす、RBCへの登録はこちらから。
明日は満木さんです。

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その25?

こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
↓過去の記事↓
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
その9
その10
その11
その12
その13
その14
その15
その16
その17
その18
その19
その20
その21
その22
その23
その24
↑過去の記事↑
■ちょっとうまくいった時に自惚れるとロクなことが無い■
これは、16歳の時の苦い経験ですが、、、
高校1年生の時、夏は40日くらい、南米にいました。
といっても、バカンスではありません。
1学期の最後の日は、お昼過ぎからトレーニングが始まり、夕方には終了。
私の場合は、アパート暮らしでしたので、そっから夜には荷物をまとめて実家に帰り、
翌朝から数時間で買い物をしたら、またまた荷造りをして、夕方には今度は成田空港にいるわけです。
それで、
8時間くらいでL.Aについて、
それからまたまた数時間かけて、今度はマイアミへ。
さらにマイアミからリオデジャネイロに行ったら、その次は短距離ですが、サントスへ。
サントスから、目的地のモンテビデオに飛んだわけですが、
まぁ、移動だけで28時間くらい。
ちょうど、飛行機の中で誕生日を迎えましたので、誕生日が数時間長かったと思います。
途中、サントスでスーツケースが消えるというトラブルもあり。
(なぜか、私のだけリオで止まってたので、数日後に届きました。。)
あの日のことを思い出すと、
社会人になったいまのほうが暇なんじゃないかとも思います。(笑)
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、
同じラテンアメリカでも、国が違えば全然サッカーが違います。
ブラジルとアルゼンチンが違うくらいの話ではなく、
ウルグアイのサッカーは、、そうですね、、路線としては、
スコットランドみたいな感じでしょうか。
もしくは、オーストラリアとか。
ともかく、激しい国です。
「サッカーは格闘技だ」という文化です。
スタジアムにクラブの試合を観にいくと、大体、トップチームの試合の前に
トップチームに入っていない選手の試合をやっていたりします。
なので、大概は試合中にスタジアムに入っていくわけですが、
11対11の試合のほうが珍しいくらいでした。
数えてみると、9人と10人とか。。
それだけ、退場者がよく出るということです。
ウルグアイの選手は、
18歳くらいでは、完全にカラダが出来上がっているような感じでしたし、
一方の16歳の私は、線も細く、カラダが全然出来ていなかったので、
とても苦労したのを覚えています。
(試合をすると向こうのクラブのユースのチームが出てくるので、大体、17?18歳とかですね)
向こうでは、我々のチームに、現地の指導者をつける、という方法でしたので、
戦術も全然違えば、システムも考え方も全然違いました。
※人数が多かったので、4チームに分かれて動いていました。
私のチームはまだよかったですが、通訳が「ボクハ三世ダカラ日本語ハ良クワカラナイ」
なんて言われてしまったチームもありました。
(ただ、そういうところには、通訳の通訳が出来る人物が現れたりもしましたが。笑)
と、話せば色んな話が出てくるので、本題に。。
さて、マッチョな相手に相当苦労したわけですが、
日本では無かったことですが、FWで起用される機会がありました。
まぁ、それも前日のトレーニングで2点取ったという極めて安直な理由だったと思いますが。。
実際のところ、試合の中で、あまり活躍できませんでした。
もうひとつ、現地の指導者とは考え方が違ったことから、
レポートを出せと言われたタイミングで批判したりと、折り合いが悪く、
帯同していたコーチにも心配されました。
ちなみに、そのコーチは将棋版と駒を持って私の部屋に部屋に現れ、
私が、今の戦術がまるで腑に落ちない、と言うのを聞いて、
日本ではサイドをつかっていたけど、こっちのシステムは、
真ん中から攻めるようにできているのよ。
と言いながら、将棋で真ん中から攻めてきて詰んでしまったり(驚)
そして、秋になり、日本に戻ってから、
トップチームではない選手たち(通称「のこりーず」笑)のトレーニングを見ていたコーチから、
「FWやってみないか?ウルグアイでFWやったんだろ?」
という打診をされたことがありました。
(しかも、ひとつ上のチームでの出場)
これまた、このコーチが見ているゲームの中で、たくさん点を取ったことで、
評価されていたのだと思います。
その日、メンバー発表をした時に、FWで私が呼ばれたら、みんな
「!?」
というリアクションでした。
ところが、その日は、監督が急遽、システム変更を決めたことと、
2つ上のチームからひとり選手が落ちてきて、それに押し出される格好で、
出場とはなりませんでした。
翌日から、全てのチームが新システムでのゲームとなり、
翌日にも、私を評価してくれたコーチは、自分が見ている中では一番上のチーム
で起用してくれました。
ところが私は、評価されたことに自惚れて、
「トップ下が良いです」
と言って、コーチの打診を断ってしまいました。
(新システムが1トップだったということも理由ではありましたが。。)
一応、トップ下で出ることにはなりましたが、
ついに、そのコーチの前でFWをやることはありませんでした。
その後2年間の様子から考えてみると、
まずは、コーチの打診を受け入れても良かったかな、と、今ならそう思います。
その後しばらくして、ボランチのほうがフィットすることが分かったわけですが、
どちらにしても、調子に乗って、人様の好意を無駄にしてはいけないなぁ、
と、とても反省する苦い思い出となりました。
私からあなたへの最初の打診はRBCへの会員登録です。(笑)
明日は友部くんです。

台湾鉄道の旅4(金瓜石編)

こんにちは、スタッフの村上です。
今日も第1回第2回第3回に引き続き、台湾の鉄道の旅をお送りします。
(と、いっても今日も鉄道が出てきませんが・笑)
今日は、前回紹介した九份(じょうふぇん)からバスに乗り、
さらに奥の金瓜石(じんぐわすー)思います。
金瓜石へは、前回ご紹介した九份からバスに乗って、
さらに15分くらいいったところにある場所です。
ここは、「黄金博物園区」があって、中には日本時代の古い家屋や、
金塊に触れる施設があります。
では、早速入園しましょう!
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入ってすぐのこの建物は、ここが鉱山だった時代に、
鉱山の幹部職員が住んでいたところらしいです。手前は交番です。
家の中では、街の歴史をDVDで見て解説してくれます。
DVDの音声は中国語ですが、日本語字幕もあるので、ご安心を。
20091026-P1060333.jpg
そして、ここは、僕の家・・・ではなく、
鉱山会社が昭和天皇(当時はまだ皇太子)を泊めるために作った特別な建物です。
実際には、ここに昭和天皇は来ることはなかったそうですが、
その威容は、伝わってくるものがあります。
20091026-P1060334.jpg
庭園がとても美しく、景色も素晴らしいです。
20091026-P1060346.jpg
山を登っていくと、昔のトロッコ軌道が再現されています。
そして、博物館の入り口には、「金」の大きな文字が(笑)。
そのまんまですね。
20091026-P1060352.jpg
博物館の中では、大きな金塊に実際に触ることができます。
ちなみにこの金塊、2億2000万台湾ドル(6億6000万円)だそうです。
20091026-P1060361.jpg
実際に鉱山の中にも入ることができます。
鉱山の中に入るときにはヘルメットが渡されて、
みんなで「安全の心得」みたいなものを唱和します。
外は暑くても、鉱山の中は涼しいですよ?。
異国の地で、古い日本のものを大切にしてくれているのは
なんだか日本人としてとてもうれしかったです。
そんなわけで、金瓜石のご紹介でした。
次回は、台湾の特急電車をご紹介します。
明日は吉村君です。
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歴史に学ぶビジネス:武田信玄?

こんにちは、大久保です。
今回も『歴史に学ぶビジネス』シリーズを続けさせて頂きます。
「善陣は戦わず。善陣は死なず。いまだ備え定まらざるところを撃ち、
  少衆なりといえども、備え厚きは思慮すべきなり」

弘冶三年(1557年)、川中島の戦いの第三次合戦の際に、
攻めてくる上杉謙信の裏をつき、小谷城を落としたときに
武田信玄が言ったといわれている言葉。
このとき武田信玄がとった戦法は
本来ならば一つだけの本陣を7つも8つもつくり、
相手の戦力を拡散させた上で、
敵が手薄となった城を攻めました。
(参考図書:武田信玄 林の巻 (文春文庫)
さきほどの信玄の言葉を自分なりに現代語訳すると
「善い陣は戦わない、だから善い陣は負けない。
 まだ敵の備えが充分でないところを攻め、
 兵が少なくても、備えが充分な相手に攻めるのは
 よくよく気をつけなければならない」
「戦わずして勝つ」孫子の兵法を彷彿とさせられます。
RBCでも2009年6月定例勉強会では
ビジネスバンクの浜口さんから
戦わないで勝つためのポジショニングについて
教えて頂きましたが、そういうことを踏まえながら歴史を学ぶと、
すべからくビジネスとリンクするなぁと思いました。
今後も有意義な勉強会を開催したいと思います。
☆RBCの勉強会への参加はまず会員登録から☆
以上、大久保でした。
明日は村上君です。
お楽しみに!

ビッグ

「バーガーキング」が、超巨大サイズのバーガー「Windows7 WHOPPER(ウィンドウズ セブン ワッパー)」(1450円)を本日から10/28(水)までの期間限定で発売するそうです。
気になるその新バーガーは・・・
“Windows7”の“7”にちなんで、約113gのビーフパティを7枚も使用した贅沢なものとのこと。
食べれるのか??
口が開かなそう。。
最近ハンバーガー業界が続々と新商品を開発してますね。
ビック版、こだわり版。などなど。
ぜひこのハンバーガーを食べた人がいれば教えてください!!
私も食べてみたいです。全部食べきる自身があまりないですが。。
食べてもらう人に新たな刺激を与えてますね。
新たな刺激、RBCへの登録はこちらから。
明日は大久保さんです。

二つの再建と変化への対応

こんにちは。スタッフ八須です。
民主党が政権を取ってから、JALの再建がどのような形で
行われるのかについて色々と話題になっていますね。
企業でも人間関係でも、再建するというのはおそらく一から
作り上げるのよりも難しい部分があるでしょう。
それまでの「慣習」や「常識」、「雰囲気」を変えるのは並大抵の
ことではありません。
と思ったのは最近、少しこじれた人間関係を修復する
必要に駆られたからなのですが。
それまで当然としてきたけれど、本当は良くなかったことを
正すというのはなかなか難しいものですね。以前は正しかったけれど
状況が変わって正しくなくなってしまったということもあります。
「経営は変化対応業」とは木村会長の言葉ですが
生きているということそれ自体が、変化に対応し続けること
なのではないかと感じました。
外部の力を借りずとも変化に気づく能力を失わないためには
外部に目を向け続けることが必要なのではないでしょうか。
様々な視点を見ることができるRBCへの会員登録はこちらから。
明日は阪倉さんです。

ハイボールにあうおつまみ

こんにちは。満木です。
今年はハイボールが流行ってますが、
ぴったりなおつまみをひとつ。
それは、おイモ、です。
仕事先でふかしイモをいただいたのでむしゃむしゃ食べていたら、
これはウイスキーにあう!とびびっときたのでさっそく実験。
ほのかな塩気と濃厚な甘さがぴったり!
最初ロックでいただいていたのですが、のどがつまって
グラスがほいほいあいてしまうので、ハイボールに変更。
ええ?!と思うかもしれませんが、ぜひ試してみてください。
チョコレートやレーズンバターでウイスキーをいただく人なら
はまることうけあいです。(友部君どお?)
ええええええ?!と思った人ほど、試してみてください。
日々小さくても自分の殻を壊し続けることが大きな変革への道のり、です。
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明日ははちすくんです。お楽しみに♪

ビジネスパーソン横町

こんばんは、樋口です。
先日、新橋で飲んできました。
(今週金曜日も新橋と銀座の間で飲み会がありますw)
新橋は「サラリーマンの街」と言われています。
この響き、あまりよくないですよね。
焼き鳥と生ビールand/orホッピー片手に、
会社の愚痴を言い合うようなニュアンスがどこかにある。
では、一方で、<ビジネスパーソンの街>はどこなのでしょうか??
RBCでもご講演をいただいた、佐藤義典氏のアイデアである、
時間軸・手軽軸・商品軸のセグメンテーションでいくと、
 ・時間軸:早朝
 ・手軽軸:駅から適度に近い立地
 ・商品軸:健康的なパワーモーニングと美味しい珈琲
となるのでしょうか。
対極軸を大っぴらにしてしまうとよくなさそうなので、
会員制バーでも作ってしまうのも手かもしれませんね。
夜は起業家たちが集うコミュニティの場として、
朝は朝食機能をつけてみるとかも面白いかもしれません。
スペースの有効活用のようなニュアンスです。
挽きたての豆の香りの漂う店内に、
ベーコンの焼ける音。
立体的な映像ができあがってきます。
こうして発想が徐々に広がっていきます。。
新橋、という単語からここまで妄想は広がりました。
これからはもっと増幅させていきたいですし、
具体的なビジネスプランに落とし込む力が必要そうです。
アイデアを増幅させて、
アイデアを形にするには、
RBCへの会員登録から。
明日は満木さんです。楽しみです。

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その24?

こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
↓過去の記事↓
その1
その2
その3
その4
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その21
その22
その23
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■条件を利用する■
サッカーというスポーツは屋外で行われるのが一般的です。
(一部、例外もありますが)
従って、様々な条件下でプレイすることがあります。
ピッチが土なのか、人工芝なのか、天然芝なのか、、
土なら、固いのか、砂が多いのか、
天然芝なら、深さはどうか、とか、芝の大きさや
ピッチレベルでの禿げ具合は、、、
(スタンドから見ると緑でも、実際にはハゲハゲ、、なんてこともあります)
他にも、デコボコしていたり、、
地面の種類だけでも色々な条件がありますが、
更に、気象条件があります。
暑いのか、寒いのか、
ムシムシしているのか、カラッとしているのか、
風はあるか、風向きはどうなっているか、
雨が降っているか、太陽が出ているか、雪が降っているか、
既にやんでいるが積もっているとか、
水溜りがあるとか、少し滑りやすいとか、
このように、どのゲームでも、色々と条件が変わってきますので、
まずは目の前の条件を受け入れなければなりません。
「風が強いから思い通りのプレイが出来ませんでした」
ということもあるでしょう。
しかし、そんなことは相手チームにしてもお互い様ですから、
思い通りにプレイできないのであれば、
思い通りにプレイできないなりに勝つ方法を考えるのが、サッカーです。
単純ではありますが、例えば、強い追い風の時。
そういう時は、前へのボールが風を受けて伸びるわけですから、
ミドルレンジからでもシュートを積極的に打ってみるという手があります。
また、ボールを浮かせてしまうと、風の影響を受けやすいので、
味方にパスを出すときには、極力浮かさないとか。
一方で、強い向かい風の時はどうでしょう?
追い風のチームのミドルシュートをガンガン受けていてはたいへんです。
となると、ミドルレンジでは、シュートを打たせないことを重視します。
逆に、ディフェンスラインの裏に出てくる縦パスは、追い風ゆえに人が追いつけません。
(よく、追い風だからと縦にボールを蹴ってしまう人がいますが、これは非効率です。)
ですから、ディフェンスラインの裏に縦のボールを蹴らせれば、意外と楽に守れます。
(攻撃する時には、縦へのボールにブレーキがかかるわけですから、向かい風の時こ
そ、縦へのボールが有効だったりもします)
しかも、条件は試合の中でも変わります。
前半と後半で、エンドが変わるということもありますが、
風向きが変わることだってあります。
小学校の頃、台風の中での試合で、前半は豪雨と向かい風で、
ハーフタイムに晴れてしまったこともあります(笑)
そんな時に、「雨降れ」「風吹け」と騒いでいても、仕方がありません。
結局のところ、条件を受け入れ、早くその条件を利用する者が試合を有利に運ぶのです。
ピクシーことストイコビッチ氏がJリーグでプレイしていた頃の映像として
よく出てくる映像がありますが、カウンターの際に、40メートルくらい、
リフティングで進んだことがあります。

このプレイは観衆を大いに沸かせ、人々の記憶に残るプレイでしたが、
最も大事なことは、ピッチコンディションが酷かったということです。
(これが、サビチェビッチ氏だったら、どういう選択をしたのかも見たいところですが)
参考:サビチェビッチ氏の映像
(ドリブルの時、ボールを置く位置がかなり後ろなのが特徴的です)

このように、条件に合わせて、最適な判断をしていくことが求められるサッカーは、
ビジネスにおいても、大事なことを教えています。
というのも、条件の無いビジネスというのは、既にビジネスではありませんし、
条件が微妙に変わることというのは、ザラです。
契約条件でさえも変更になることはありますし、
市場の動きが変わることはもちろん、ミクロにみれば、小さなコミュニケーションの間にも
条件は変わり続けます。
その中で最適解を模索し続けるという思考をサッカー少年達は鍛錬されているわけです。
変わり続ける世界を生き抜くヒントはRBCへの会員登録から。
明日は友部くんです。

台湾鉄道の旅3(九份編)

こんにちは、スタッフの村上です。
今日も前回前々回に引き続き、台湾の鉄道の旅をお送りします。
(と、いっても今日は鉄道が出てきませんが・笑)
今日は、バスに乗り、台北近郊の九份(じょうふぇん)へ行きたいと思います。
九份へは、前回ご紹介した瑞芳駅からバスに乗って、
20分くらいのところにある山間の町です。
余談ですが、台湾のバスは、なかなか面白いです。
運転手さんがいきなり「トイレ」といって、どっかに消えたり、
バス停留所の「次は???」というLED画面が、
一年中「現在修理中」だったり、ドアを開けたまま走りだしたり、
突っ込みたくなるところが山ほどあります。
九份までは、台北の忠孝復興駅からは、高速バスも頻繁に出ていますので、
バスの旅をしてみたい方は、ぜひ乗ってみてください。
台北からのバスの時刻表は、こちらからどうぞ。
(台北からは金瓜石行きに乗ってください。
 帰りのバスの時刻は、金瓜石発車+10分程度になります。)
九份では、「舊道(じょうだお)」というバス停で降ります。
運転手さんも心得ていて、大体
「到了九份老街~~(だおらじょうふぇんらおじえ・九份の街に着きましたよ?)」
とかいって、教えてくれます。
バス停の前には、展望台があり、
瑞芳の駅からあがってきた坂道や、海を見渡すことができます。
景色は、↓な感じです。なかなか絶景です。
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景色を堪能したら、ぶらぶらと散策を始めましょう。
セブンイレブンのわきが街の入り口です。
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九份は、もともと、9軒の家があって、いつもふもとの町に買い出しに行くときに、
9軒分の物資を調達したことから、九份(中国語で九つ分の意味)という地名が付いたそうな。
第二次世界大戦の間・戦後とゴールドラッシュでにぎわったそうですが、
鉱山の閉山とともに、街は寂れたそうです。
ところが、その後ベネチア映画祭の受賞作品「悲情城市」のロケ地になったことから、
にわかに注目を集め、最近では「千と千尋の神隠し」のモデルにもなったといわれています。
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(悲情城市の看板。ここは鉱山街時代、映画館があったそうです。)
そんなわけで、日本人観光客はもちろん、台湾人にもとても人気だそうで、
土日になるとものすごく混雑するそうです。
(台湾人の友達には土日はものすごくこむから、平日行った方がいいよと勧められました)
古い街並みの中には、懐かしい感じのお土産屋さんや、
ちょっとおしゃれな茶藝館などがひしめいています。
早速僕も名物料理を…ということで、
ここの名物の芋圓(ゆーゆぇん)を食べてみました。
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芋圓は漢字の通り、芋団子なわけです。
そこにシロップやら、小豆やらがはいって、一緒にいただくデザートなんですが、
あたたかいのと冷たいのを選べて、冷たいのを選ぶと、氷をいれてくれます。
芋圓自体は、白玉みたいな食感で、もちもちして美味しかったです。
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ちなみに、台湾の人たちは、もちもちした食感で美味しいことを「QQ」と表現するそうです
20091013-P1060290.jpg
雰囲気のある街並みも見て、おなかもいっぱいになりました。
来週は、さらに奥の観光地・金瓜石(じんぐわすー)に向かいたいと思います。
九份の詳しい観光情報は、こちらからどうぞ
明日は、吉村君です。
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