こんにちは。のむらです。
しばらく、飲食店の話題が続きました。
理系バー、Incubator(インキュベータ)から考える、アイディアの価値
「冷やし中華はじめました」を初めてやった元祖が気になる
飲食店の入り口に行く前に勝負はついている昨今。主に食べログのせいです。笑
最近、「コスパ」について、考えることがありました。
予約の取れないお店に伺うご縁を頂いたのですが、
支払金額としては、そこそこするのですが、
内容を考えると、この金額ならコスパが良いんじゃないか?
となんとなく感じたのです。
※飲んでいたので、ふっと思ったくらいだったのですが。。汗
そもそも、
私たちは何をもって「コスパ」が良いと感じるのでしょうか?
「コスパが良いのと悪いの、どっちが嬉しいか?」と聞かれれば、
消費者としては「コスパが良い」ほうが嬉しいです。
コストパフォーマンス
すなわち、費用対効果です。
費用に対して得られた効果が大きければ良い、
ということですね。
逆に考えると、
「ある効果に対して、その適正な費用」
について、高い精度で目利きができるようになると、
そのコスパ意識というのも精度が高いということになるでしょう。
原材料の価格がどのくらいか?
飲み物の仕入れ値は?
この店舗だと家賃はどのくらいか?
客単価は?
回転数は?
人件費はどのくらいか?
そういうことを考えてみると、
例えば、目の前のオーナーシェフの、
「この店舗での稼ぎの上限」
というのもざっくり見えてくるわけです。
仮に、上限くらいを稼いでいるとして、
「この仕事をこの年収でやるというのは凄い」
という場合もあれば、
「この仕事でこの年収は取り過ぎだろう。。。」
という場合もあるかも知れません。
そういうことまで含めて味わうと、
より味わい深さもあるように思います。
もちろん、
このざっくり計算というのは、
かなり目に見えてないコストもあるので、
あくまで「ざっくり」ではありますが。。。
実は、この「見えていないコスト」
こそ、ビジネスにおいては「利益の正体」なのですね。
いわゆる、情報の非対称性というやつです。
情報の非対称性というのは、この場合、
売り手側には見えているが、買い手側には見えていない情報
ということです。
そういう意味で、
作り方の見当がつかない料理というのは、
買い手側にとっては、コスパを判断する指標が少ないのですね。
指標がすくなければ、限られた情報からの判断になります。
これは売り手が有利です。
実際、私は自分でインド料理をつくったことが無いので、
インド料理のコスパというのはよく分かりません。
ただ、インド料理で支払金額がすごく高かったことが無いので、
そうなると、1食あたりの支払金額くらいの指標でもって、
コスパが良いように感じたりします。
※まぁ、もう少し仮説を立てるならば、
全体的にロス率が低そうな料理で、なんとなくですが、
原価も安いんじゃないか?という雰囲気はあります。
(が、自分でやったことが無いのでこのあたりはなんとも。。)
というわけで、
もし仮に飲食店をやるとしたら、
うまく情報の非対称性をつくれるような、
いわゆる、夢と魔法に満ちた商売が良いですね。
(仕組み化して大きくするのであれば、違う業態が良いです。
理由は前回のブログの通りです。笑)
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