『35歳を超えて転職が難しくなる現実への対策(その4)』

『35歳を超えて転職が難しくなる現実への対策(その4)』

こんにちは。のむらです。
前回のお話の続きです。
「35歳転職限界説」
というのがあります。
そもそも「事実」として、
年齢によって職能が決まるかどうかというと、
あまり関係なかったりします。
とはいえ、
世の中の「常識」というのは、
「何も考えずに習慣的に判断する」
ようなことだったりもしますので、
現実的には、35歳転職限界説というのは、あると思います。
エントリーしても面接までいかないとか、
スカウト対象の条件から外れるとか、
それもまた事実です。
というわけで、
選択肢を考えるときの最上位概念を、
「ビジネスの世界で生きていく」
というところから、35歳を越えた方の行動を、
場合分けで考えているのがこの記事です。
以下の大まかな選択肢について、書いています。
1.今いる会社にずっと居続ける
2.別の会社に移る
2.1.公開求人に応募して移る
2.2.スカウトされて移る
2.3.コネで移る
3.会社員ではなくなる
今回は、コネで移る、ということについて考えてみます。
コネと言っても、
新卒採用で役に立つようなコネの話ではありません。
家族に大物がいるという場合、
優秀な営業マンを何人も雇うよりも、
自社に大物の家族を入れておいたほうが遥かに儲かるということもあります。
そういう場合は、
コネ採用というのが非常に合理的なわけです。
とはいえ、
既にそういう条件があるのであれば、
そもそもこんな話を気にする必要も無いかもしれません。
いわゆる一般人が、自ら動いてつくるコネ。
これが今回のお話です。
コネづくりには、3つのパターンがあります。
1つ目は、「目の前の仕事で関わる人」です。
取引先の方と、一緒に仕事をする中で人間関係をつくっていく、
ということです。
2つ目は、「近い業種の人」です。
今の仕事に関連するような研修やセミナー、イベント、
場合によってはコンペ等で出会い、人間関係をつくっていく、
ということです。
3つ目は、「遠い業種や職種の人」です。
これは、遊びの中や、仕事には直結しないかも知れないセミナーや研修、
イベント等で出会い、人間関係をつくっていきます。
これら、どれが優れているとか、
どれが役に立たないか、というのは、
一概には言えません。
個人と個人の関係である以上、
その人間関係による影響力というのは、
個人差が大きいものです。
また、自分のつくったコネによって、
結果的には自分のつくれる居場所というのも変わるので、
選択肢を増やすなら、万遍なくつくっておくほうが、
リスクは少なくなるでしょう。
さて、人間関係をつくる、といっても、
色々な方法論があるので、細かい話をすれば
キリがありません。
ただ、自分の行き先の相談をするだけでなく、
具体的に力になってくれるような人間関係となると、
半端な関係ではダメでしょう。
大きくは、少なくとも、「また会いたい」と
思われる自分でないと、何も始まりませんので、
「また会いたい」と思われる人の鉄則を抑えておきましょう。
それは、
「相手にとって役立つ人」
であるように心がけることです。
例えば、法的にダメなことまでする必要はありませんが、
相手にとって有益な情報を提供するというのが、
まずは誰でも始められる行動ではないでしょうか?
もっと、すごい方法もあるのですが、
ここで書くのも何ですから、
ちょっと、別の機会にしたいと思います。
少なくとも、上述の3つの切り口での人間関係をしっかりつくっておいて、
いざという時には、自分の行き先を相談できる相手を
複数つくっておくことです。
毎日、会社と家の往復で、
たまの休日もいつも同じような過ごし方、、、、、
これは、安定志向の方は好きな生活かも知れませんが、
リスクから逆算すると、
もの凄い博打打ちのような人生だったりします。
万遍なく人間関係をつくっておきましょう。
これには時間がかかりますから、
今まで、手薄だったという方は、
急いだほうが良いんじゃないでしょうか?
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明日は八須くんです。

Nomura

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『35歳を超えて転職が難しくなる現実への対策(その5)』 | ビジネスクリエーターズPosted on11:48 pm - 6月 5, 2014

[…] 2.別の会社に移る 2.1.公開求人に応募して移る 2.2.スカウトされて移る 2.3.コネで移る […]