”正しいメディア”について考える

”正しいメディア”について考える

こんにちは。
IT大好きNocchiです。
7月LiveではLIGの岩上さんにインタビューさせていただき、
とても充実したイベントとなりました。
ご参加された皆さまも、ありがとうございました。
さて。
先日、渋谷にオフィスを構える某大手ITベンチャーの中の方とお話してきました。
事業の行く末やスタートアップの将来についてディスカッションする中、
いつも見ているメディアは何か、という話になりました。
私は、最近ブラウザhomeのデフォルトにしているのは
NewsPicks、The Bridge、ITPro。
時々GithubとQiita。
シリコンバレーに動きがあった時はTechCrunchから英語サイトに直接。
VB Insightなどもたまに見ます。
ニュースキュレーションの中では、gunosy、smartnewsもありますが
自分はゴシップ、エンターテイメントにほぼ関心がないので、
識者の見解が合わせて読めるNewsPicksがお気に入りです。
そこで、友達が言いました。
「あれって、識者の見解に左右されがちだよね。」
そう。結局トップに上がっている識者の意見をみんなは見る。
また、根本の仕組みにしても、自動でニュースが流入する仕様にしていると、
セールスページやアダルトページが紛れ込んでしまうので、
ピックアップしていることはいいけれど、そこに運営側の主観が入る。
「じゃあ、NAVARの方が”正しい”のかな。」
読者が関心を強く持ったものが良質のコンテンツならば、
PVが多いものが注目される仕様が正しいはずだ、という意見。
しかし、私もまとめ作成者をやっているのでわかりますが、
あれは素人が書いているんですね(笑)。
サイバーエージェントの女性向けキュレーション「by.S」もそうですね。
私なんかはそもそもSEOを学ぶために書き始めた面もあるので。
一体、何曜日の何時頃に、誰に当てたコンテンツをアップすれば、PVが伸びるのか。
また、NAVARはサーチエンジンからの流入を高く評価するので、
Googleで検索されそうなワード入れ込めば、上位にくるだろう、とか。
運営側の審査時間まで加味して、アップして、注目にピックされて。
コンテンツの内容は二の次で、SEOだけを狙ったエントリを一つアップしたことがあり。
ちゃんと注目にピックされて、私のまとめの中でも、それは今もかなりのPVを誇る記事です。
Twitterの反応では、「これいい」「実践しよう」に交じって
「なんじゃこりゃ」「当たり前」「出来たら苦労しない」という声も。
そりゃそうです、書いている本人もそう思っているのだもの(笑)。
そうなってくると、
「じゃあ、この間FTを買収した日経のような巨大メディアが正しいのかな。」
Webは、Googleのサーチエンジンに沿って造られるのだから、と。
しかし、新聞社というのは財閥系の商社・金融の方はよくご存知の通り、
各政党の色がついていますね。
そうすると、そこは丸々信じると、そこに思想が入ってきてしまう。
「じゃあ、テレビ。国営!」
災害や事件など、広く瞬時に知るべき情報が一律に強制提供される
テレビはある種インフラ。
しかし、もはやテレビを持たないデジタルネイティヴたち。
私の周りの、20~30代独身社会人たちの多くは、もはやテレビを持っていません。
そもそも、日本の情報公開度をご存知でしょうか。
http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014021201001249.html
一位は確か、スイスだったかと思います。
さて、信じられるものは何か。
「信じられるものを提供してよ!」
情報が変わってきた、というよりは。
「どれを使うかは、自分で判断しなきゃね。」
価値観が変わってきた、そういうことなのかな、と最近思います。
さ、英語嫌だ、なんて言っている場合ではありません。
取得出来る情報が多いほど、多角的にものを捉えられる
時代になってきたのだと思います。
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