インバウンド事業の流れを予測してみる

インバウンド事業の流れを予測してみる

こんにちは。のむらです。
日々、色々なビジネスモデルを研究しているという性質上、
だいたい、一日に一個以上は、ビジネスモデルに関する話をしているような
気がします。
というわけで、今日も事例を取り上げてみます。
ハコモノビジネスの話が続いているので、今日もそれ系のネタで。
ケイト・スペード ニューヨーク 銀座店
を見ていて気付いたのですが、壁が金ピカなのですね。
他にも、このところ、金ピカの内装が出てきていますが、
今、日本には多くの中国人の方が来て、
たくさんのお金を落としています。
これは春節の時のニュースなどでも印象に残っている方が多いのではないでしょうか?
そういうトレンドがあって、
中国の方は、金も好きですし、銀座もブランド力があります。
中国の仕事をしている仲間も言っていましたが、
今、中国の方から見て日本でブランド力が高いのは、銀座と新宿なのだそうです。
そして、件の店舗に目がいったわけですが、、、
ファッションプレスの記事によると、
アジア初の旗艦店なのだそうです。
銀座の様子を考えますと、今、凄い勢いで再開発をしています。
オリンピックに向けて、ということなのかも知れませんが、
今後、銀座に収容できる店舗数を考えると、
相当激しい競争になるものと思われます。
ですから、多くの店舗にとっては、銀座の家賃を考えると、
赤字店舗になるように思います。
とはいえ、それでも銀座に出店するというのは、
「銀座にある店」
として、中国に進出することを考えているところもあると思います。
(それを考えずにただ競争しに行くのは、あまり良い戦い方では無いようにも思います。)
となると、銀座経由で中国に出店という流れが来て、
中国でもそれなりの売上を稼げるブランドが増えるのではないか?と、
私は予測しています。
あとは、円安のお話ですかね。
ちょっと前と比較すると、
「日本は全部3割引きセールをしている状態」
ですから、それがもうひとつの要素なのかな?
とも思っています。
良いものを日本人にとっては高く売っても、
中国人にとっては安い、と。
大まかな流れとしては、
3年くらいでまた人の流れが変わってくるのではないかな、
と思っています。
というのが、今、中国では企業への投資も盛んなのですが、
投資基準と言いましょうか、
投資の判断基準は、けっこうバブリーだな、というケースを見聞きするので、
大きく資金調達して大きくコケる事業が出てきた頃に、
中国側も少し経済状況が変わると思います。
さて、どうなるでしょうか?
ただ、我々としては、このビッグウェーブは、
ちょっと先を考えながらも、しっかり乗っておきたいところですね。
役に立ったよ、という方、(役に立たなかったよ!という方も)
Facebookページにいいね!して頂けると嬉しいです
受付中イベント情報はこちら
まだの方は、ビジネスクリエーターズへの会員登録をどうぞ。
会員登録は無料です。
明日は野中さんです。

Nomura