こんにちは。のむらです。
今日の話は、言い訳ではありません。笑
あくまでひとつの説です。
世の中には天才的な人というのがたまにいます。
天才的というのはどういう人か?
ざっくりとした定義ですが、
多くの人が考えつかなかったようなことを考えたり、時に行動で表現したりする人のこととします。
人は生きている時に、
能動的に思考する時間と、
受動的に処理をする時間とがあります。
幸か不幸か、現代の日本くらい成熟した社会であれば、
大人になると「受動的に処理する時間」が殆どでしょう。
「ある問題に対する回答を知識と情報から探す」
という、検索機能ばかりをつかっていることが、
常識人としての嗜みでもあります。
しかし、多くの人がそのような情報処理をするお陰で、
極めて秩序だった社会ができているわけでして、
受動的に処理することの効能がそれなりに出ているようにも思います。
さて、一方で「能動的に思考する時間」というのは、
どんな時間なのでしょうか?
心理学の世界では、チクセントミハイが「フロー」という状態を定義しました。
これは、色々な分野にも応用されている考え方ですが、
「脳がフロー状態になっている」
ということは言えそうです。
というわけで、早速Wikipedia先生に聞いてみたところ、、笑
Wikipediaの「フロー」の項
フロー体験の構成要素として、8つ挙げられています。
1.明確な目的(予想と法則が認識できる)
2.専念と集中、注意力の限定された分野への高度な集中。(活動に従事する人が、それに深く集中し探求する機会を持つ)
3.自己に対する意識の感覚の低下、活動と意識の融合。
4.時間感覚のゆがみ – 時間への我々の主体的な経験の変更
5.直接的で即座な反応(活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される)
6.能力の水準と難易度とのバランス(活動が易しすぎず、難しすぎない)
7.状況や活動を自分で制御している感覚。
8.活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならない。
4.時間感覚のゆがみ – 時間への我々の主体的な経験の変更
というわけで、脳がフロー状態になっていることで、
時間感覚がゆがんでいるのですね。
うん、よく分かります。笑
時間を守らないというと、
集合時間に来ない、という「遅刻」が目立ちますが、
もうひとつ、「終了時間を守らない」というのもあると思います。
脳がフロー状態になっている状態で、話をやめるとか、とりかかっている作業をやめるとか、
そんなバカバカしいことは考えなくなっているわけです。
定時出社で定時退社なんていうのは、
これとは真逆なわけでして、他人が決めた時間から仕事を始めて、
他人が決めた時間になったら仕事を中断しなければならない、
という話ですね。
その仕事が脳ではなくて肉体のみをつかう仕事であれば、
そういうこともあるでしょうが、
もし、思考するのが仕事であれば、
他人が決めた時間に始まって、他人が決めた時間に終わりにする、
というのは、もう、ムリなんですね。
というわけで、天才が時間を守らないのは、
時間感覚がゆがんでいるのだ、
と、生暖かい目で見守ってあげてください。笑
ただし、、、、、
天才は時間感覚がゆがんでいる、が真だとしても、
時間感覚がゆがんでいるから天才、という話ではありません。。そこ、お間違いなく。
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明日は八須くんです。