『飛行機事故で死亡についての論理の飛躍を考えてみた』

『飛行機事故で死亡についての論理の飛躍を考えてみた』

こんにちは。のむらです。
半分くらい思考実験なのですが、
身近に飛行機事故で亡くなられた方がいる場合、
感情的に不快に感じるかも知れませんので、
そのような方はこの記事は読まないでください。
さて、飛行機事故というのは、様々な規模のものがありますが、
旅客機が墜落して乗客が亡くなられた、というニュースは、
見聞きしたことがあるのではないでしょうか?
私もいくつか印象的なニュースがありますし、
NATIONAL GEOGRAPHICで、飛行機事故の検証をしているものも、
いくつも見ています。
ヒドかった例では、
旅客機のパイロットが操縦席に息子を座らせて、
その際に設定をいじってしまったために墜落、
乗っていた方が全員亡くなるという事故がありました。
これはさすがにヒドい人為的ミスと言わざるを得ないでしょうが、
多くの事故では、原因となる各種のトラブルがあるものです。
雹がエンジンに入ってエンジンが壊れたとか、
異なる国の人が関わっていた為に燃料の量の単位を間違えたとか、
設計上のミスを放置したために火災が起きたとか、
他の飛行機と接触したとか、
戦闘機に撃たれたとか、
様々な原因があります。
さて、飛行機が墜落する確率というのは、
歩いていて自動車事故に巻き込まれるよりも少ないでしょうが、
それでも、飛んでいる以上は、墜落のリスクがゼロになるということは
無いでしょう。
と、そんなことを考えていたときにふと、
しかし、人が亡くなる原因は墜落なんだろうか?
ということが気になりました。
厳密に言うと、
何かにぶつかった衝撃でカラダが大きく損傷するとか、
火に焼かれたとか、
失血死だとか、
亡くなると言っても、その原因はひとりひとり違いがあるでしょう。
墜落した飛行機に乗っていたのに生還した方もいます。
つまり、
「飛行機の墜落で亡くなりました」
というのには、論理的な飛躍があるわけです。
そこでさらに考えてみましたが、
「飛行機は墜落する」
という前提での対策を考えてみてはどうか?と。
どうしたら墜落しなくなるか?
というのを追求するのは大事なことですが、
「墜落しても死ななくなる方法」
を考えたほうが、良いのではないかと。
例えば、ある高度よりも下がった場合に、
脱出システムが動作可能になって、
墜落する際には、パラシュートつきのシートが機体を飛び出す仕組みになるとか。
こんなシステムがあれば、
墜落による死亡者を劇的に減らせるのではないか?
と思います。
もちろん、そこには費用対効果の話が出てくるわけでしょうが、
ひょっとしたら、費用対効果の観点から、
真面目に議論しないのかも知れませんが、
しかし、課題の立て方として、
ゼロにならない墜落する確率をゼロに近づけるよりも、
墜落する際に助かる方法をより低コストにする方が、
筋が良いようにも思うのです。そもそもの話として。
航空業界の内情に詳しいわけでは無いのですが、
このあたりの事情については、
識者の話を聞いてみたいと思います。
役に立ったよ、という方、(役に立たなかったよ!という方も)
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Nomura