『価格弾力性を考える』

『価格弾力性を考える』

こんにちは。のむらです。
どんなビジネスでも、同じことをやり続けていて、
それがどんどん広まっていくような場合には、
どうしても時間とともに価値が目減りしてしまったりします。
そんな時に考えたいのが価格弾力性という概念でして、
最初に決めた定価で売り続けないと成り立たない
という事業だと、それはけっこうすぐにキツくなると思います。
となると、
価格が変わっても事業を成り立たせるようにしていきたいところです。
そもそも、どうして価格を変えるとキツくなるのか?
例えば、歯ブラシを売っているとして、
歯ブラシの売値に対して、
売るのにかかるコストと、歯ブラシの仕入原価を引いて、
それでもお金が残るのであれば、儲かったとなります。
この場合、歯ブラシの仕入原価を下げるのはなかなかたいへんです。
売るのにかかるコストを抑えるというのは、ギリギリまでがんばれるかも知れませんが。。。
しかし、歯ブラシをつくって売っているとなったらどうでしょう?
歯ブラシの売値に対して、
売るのにかかるコストと、歯ブラシをつくるコスト、歯ブラシの材料の仕入原価を引いて、
それでもお金が残るのであれば、儲かったとなります。
この場合、歯ブラシそのものの製品としての価格は、歯ブラシの材料費を抑えると、
下げることができます。
さらに、歯ブラシの原材料をつくって、歯ブラシをつくって売っているとなったら、、、
長くなるので、略しますが、、笑
つまり、自分たちの管理下にあるところが増えれば増えるほど、
最終的な価格について、自分たちで考えることができるわけです。
もちろん、管理下にあるところを増やすには、順序があるわけで、
歯ブラシを売っている人がいきなり原材料へ、というのは、ちょっと、
効率が良くないのですが、
ただ、こうやって軸足を少しずつ伸ばしていくと、
価格弾力性が高まっていくわけです。
そのような視点で、今、自分の関わっている事業を見てみると、
様々な改善のアイディアが出てくるのでは無いでしょうか?
実際、これを書いている途中で、
いくつかの改善点が思い浮かびました。
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明日は八須くんです。

Nomura