『世界一になるには』

『世界一になるには』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
世界一になるには?
ということを問いかけてみると、
ひとつ、やってはいけないことがあります。
それは、
「他人のつくったルールで競争に参加すること」
です。
もちろん、「社会性のある活動」というところまで世界の見方を抽象化すれば、
「生きて誰かに会う存在でいるだけで競争」
なんですが、
もう少し狭い意味でして、
ビジネスソリューションには、あらゆる名前がついて、
次から次へと色んな理論や概念が出てきます。
SEOだとかSEMだとか、そうこうしているうちに、
インバウンド・マーケティングだとか、
もう、どんどん色んなものが出てきます。
ただ、「スゴいものが出てきたから、じゃあ、自分もやろう」
この選択はとても世界一になり難い選択です。
というのも、それぞれのソリューションや概念を考え出した人が
第一人者として認知されることが多いです。
となると、どこまで行っても、優秀なフォロワーでしかない、
という可能性がとても高いです。
しかし、殆どの人は
「既に実績のある理論」
を追いかけることに人生の殆どを惜しみなく費やしていきます。
それどころか、
「世界の多くの企業で採用された理論」
なんて聞くと、有難がっている始末です。
もちろん、そういう生き方自体を否定する必要は無いのですし、
日々の業務遂行ノウハウとしては、素晴らしい手段でもあるでしょう。
ただ、もし、世界一を目指しているとしたら、
それだけに全ての時間を費やすのはちょっと選択が違うんじゃないかと思います。
どこか、世界中の人がまだ全く分かっていない概念であったり、
誰も展開していない理論等、
究極的には私達が認識できる概念というのは、
世界をどうやって切って認知するか、という
全く体のない論理ばっかりです。
世界一を取るには、
結局は、何の拠り所もない仮説や発想から、
全てが始まります。
ビジネスはアート
という議論が最近メディアでもちょくちょくありますが、
そんなものは当たり前です。
ただ、今まではけっこう価値が目減りするスピードがゆっくりだったから
気づかない人が多かっただけで、
人の一生が長くなって、思想やソリューションの陳腐化がスピードアップすれば、
誰でも気づくメカニズムです。
まだ気づいていないとしたら、、そういう人はあと何年かかかるでしょうかね。
それでも、自分の仕事が無くなればさすがに気づくでしょう。
例えば、今の日本で走って遠くに荷物を運ぶという仕事はありません。
要はそういうことです。
外れ値から前の時代の概念が無価値化させられていく、
というサイクルがあります。
この中で、自分が何に時間を費やすべきか?
とても大事なテーマではないかと思うのです。
「世界一になるには?」
あなたにはこの問いがありますか?
上述の通りで、これは単純な競争の話ではなくて、
誰かに価値を提供するということとも繋がっていますので、
印象論で、ただの勝ち負けと目の前の人に貢献する的な話とを
分けてしまうような話でもありません。
価値と社会性ということを考えると、
皆さんがいつもとは言わなくても、
持っておいて良い問いではないかと思うのです。
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Nomura