こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
私のよく使う分類のひとつが、
「スター志向か、システム志向か」
という分類です。
これらの分類の詳細だけで色々と書けるのですが、
ざっくりと書いてしまうと、
ある目的を達成する、課題を解決する際に、
スターを目指す、スターになる、スターでいることを重視するのか、
スターに依存せず、システムや仕組みをつくることを重視するのか
という違いです。
ここが違う人は、けっこう人間関係で揉めている気がします。。。
さて、こういう分類を前提に、
歴史好きの人の話を分けてみると、
比較的、人に注目している人が多くて、
例えば、幕末とか明治維新あたりは人気がありますが、
その時に上げる好みは、だいたい、人物です。
ここに、スター志向への偏りが見られます。
ただ、私はシステム志向なので、
例えば、ええじゃないか騒動なんかの偉大さに
テンションが上がるタイプです。
偉大な業績や成果というのを人物から考えるのもひとつですが、
環境やシステムから考えるというアプローチもあります。
RBCは「場」をつくることに価値があると思っています。
そういう意味で、
ここ数年で見られるようになった勉強会ブームなんかもそうなんですが、
効率的で洗練された情報伝達やネットワーキングの場が増えている感があります。
ビジネススクールもその性格や得意分野が色々あると思いますが、
やはり、機会自体は増えていると感じます。
ただ、
そういう機会が増えたことによって、それに見合ったような変化が感じられるかといえば、
私にとっては、とても退屈で遅々とした変化しか感じられないというのが正直なところです。
その要因のひとつが、
効率的で洗練されたプログラムであり、
場をより効率的に、より洗練させようという、
「平凡で退屈な思考」
ではないかと思います。
人から離れて振り返ると、
歴史上の優れた成果や、
多くの人に影響を与えたり、
たくさんの人を感動させるような仕事は、
混沌とした状況の中から生み出されている、
と見ることもできます。
だとしたら、
非凡で刺激的な、
つまりは、
非効率で混沌とした状況を、
いかにしてつくりだすか?
というのが、未来から見た時に
私たちが大事にすべきことではないかと思うのです。
今期、RBCは様々なチャレンジをしていますが、
本当に優れたものを生み出そうと思えば、
効率的で洗練されたものなど、殆ど価値がなく、
もっと言えば、大多数の人が良いと思うものは、既に価値なんかなくて、
まだみんなが分かってないような、
意味不明で非効率な部分を持つ、
そういうチャレンジが必要だと思っています。
ビジネスクリエーターナイトはその一例です。
こんな言い方をして良いのかは微妙なのですが、
普通の勉強の場はたくさん見てきました。
それらの何がダメであったかについて、考えぬいた結果が
ビジネスクリエーターナイトです。
説明しようと思えば、様々な切り口から、
いかに優れた試みであるかを論説することはできます。
が、そんな野暮なことはせずに、
ただ、つくられた場に来て頂ければと思っています。
百聞は一見に如かず、です。
RBCへの会員登録は今すぐこちらから
明日は樋口くんです。