こんにちは。小沢です。
先日、ある出版会社がビジネス書を作るということで、そのデータサンプルとしてグループインタビューに参加しました。
前半は、ビジネス書で扱うテーマについてあれこれ話をしていたのですが、
途中からどういうビジネス書なら買いたいと思うか、というテーマに移っていきました。
ビジネス書も売り上げを伸ばすには、やはり女性の取り込みが重要のようです。
今現在は女性向けの本以外は、ビジネス書というと男性のほうが購買割合が多いのですが、
なんとか女性にも売り上げを伸ばしたいようです。
となると、やはり女性にも手にとってもらえる工夫が大切だと思います。
当日もテーブルの上には様々なビジネス書が並んでいたのですが、どうも手に取りたくならないものが多く。笑
読めば役に立つのだろうけど、タイトルがひどすぎるというわけではないのだろうけど、
何しろカバーがいけてないですね。
どれも殺風景なものが多く、本屋にならんでいたらさらっと見て雑誌コーナーにいってしまいそうです。笑
本屋の店頭には数多くの書籍が並んでいます。
そういう状況の中ですから、何かしら惹かれるものが欲しいです。
たとえ目がいってタイトルをみても、よほどそのテーマに関心がない限り、立ち読みで終わってしまい買うまではいたらないでしょう。
逆に目のいくものはビジュアルで惹かれるものです。
たとえば、R25のような明るい色使いをしていたり、文字のフォントが可愛らしいものだったり、楽しげなイラストがあったり。
本の場合、中身勝負かもしれませんが、まずは目について、手に取ってもらわなければ意味がありません。
ビジネス書だからってかたけりゃいいってものではないんです。
あくまでこれはそのインタビューにいた女性たちの見解ですが、
女性にとっては、それを買っている自分が素敵だと思わせる本、それを本棚に置いていても恥ずかしくない本、もう少し言うなら本棚においていて楽しくなる本を作ってほしい、というものがありました。
タイトルや中身も手法を細かに書いてあるだけではなく、同じテーマでも「私らしさ」とか「幸せ」などの女性の関心が高いキ要素を散りばめたほうがいいのではと思います。
女性にこの本はサラリーマンのための本ではなく「私のための本」だと思わせる工夫がまずは必要でしょう。
かといって男性が敬遠してしまう本では、本末転倒です。
男女共に売れる本には何が必要なんでしょうねぇ。
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明日は大久保さんです。
1 comment so far
野村かずおPosted on12:48 am - 6月 20, 2012
iPhoneみたいなデザインの本じゃないですかね。持っているのを見られたくなるようなクールなデザインの本。
iPhoneがホントにクールかどうかはさておき。。