『テクノロジーの進歩は人の仕事を消す』

『テクノロジーの進歩は人の仕事を消す』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
タイトルの通りのお話です。
partycloud
というサービスをご存知でしょうか?
開けば分かると思いますが、これは、DJプレイができるサービスです。
それなら単純にUIを提供しているだけのサービスかと思いきや、
そうではありません。
AUTOMIXなるスイッチがありまして、これをONにすると、
あら不思議。
プログラムがDJの仕事を自動化してくれるではありませんか。
無意識的に、エンターテイメントやアートの分野は、
テクノロジーによって人間に取って代わる分野ではないと、
ついつい感じてしまっていました。
しかし、技術というのは抽象化することができれば、
システム化することができます。
システム化できるものは自動化できてしまいます。
実際、このサイトのウィンドウを開いて
AUTOMIXをONにすれば、人間のDJがいなくてもOKです。
もちろん、細かい話をすれば、いやいやそれでも人間が、、、
と言いたくなる気持ちはあるでしょう。
が、それはあまり本質的な指摘ではない。
それこそ、近い分野(?)で、例えばダンスパフォーマンスだって、
例えば、アイドルプロデュース体験ゲームのような仕組みで
代替されていると、言えなくもないです。
歌手については、ボーカロイドに代替されていると言えますね。
テクノロジーの進歩は、人間の仕事を多く不要にしてきました。
しかし、人間の仕事を不要にする、というその特徴に、
「やりたくない仕事を」という制約はありません。
それが、「やりたい仕事」であっても、特徴から考えれば、
いくらでも代替できてしまうのです。
これを大前提にした時、
「人間の仕事」というのは、どうあるべきでしょうか?
また、
「人間の仕事の価値」というのはどうあるべきでしょうか?
ここで、現在のスキルや経験から発想を始めることは、
いつの時代も言われる「老害」思考ではないかと思います。
自分の持つ常識を否定しながら、ゼロベースで考えることが、
未来の私たちの生きる道を掴むための条件ではないかと思うのです。
とても重要な問いでしょう。

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Nomura