真似されない

真似されない

こんにちは。八須です。
今日は「何を売るべきか」についてです。
5年も前のものですが、下記の記事が面白かったです。
ダイソンの功績
要約すると、ダイソンの掃除機がヒットしたことによって、「高機能・高価格」な
家電が売れるということに日本の家電メーカーが気づいた、という話です。
同じコンセプトだと、ヘルシオとかが後続になるんでしょうか。
ところが現在、個人向け製品をメインにしている日本の家電メーカーは、軒並み赤字。
ソニー、パナソニック、シャープも赤字です。これはテレビ事業の失敗のため。
すごく適当に言えば、液晶テレビの価格が安くなりすぎて、世界シェア1位2位くらいしか
黒字にならない「超・薄利多売」な商売になってしまったからですね。
(ちなみにテレビのシェア1位は韓国サムスン、2位も同じく韓国LGで、3位がソニー)
これは最近2度目の破綻をした半導体メーカーのエルピーダメモリと同じ匂いがします。
エルピーダが主力にしていたDRAMというメモリも、シェア1位2位くらいしか黒字に
ならない薄利多売商品でした。
せっかくダイソンに学ぶことで「高機能・高価格」商品を売ることを知ったのに
すぐに他社に真似されるような製品に会社の命運をかけるほどの投資をするなんて残念ですね。
がんばってもらいたいものです。
わたしたちも、そう簡単には真似されないような商品・サービスで勝負したいですね。
明日は阪倉さんです。

Hachisu