『情報の流通スピードが上がることによる影響』

『情報の流通スピードが上がることによる影響』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
20世紀の終わり頃に普及し始めたインターネットが、
21世紀では、電気や水道のようになりつつあります。
それによって何が変わるでしょうか?
情報の流通コストが大きく下がります。
結果として、
情報そのものが流通量が増えます
また、
情報が流通するスピードも上がります
そうなると、
「情報を持っていること」
の価値はだんだん少なくなっていきます。
例えば、
経営戦略やマーケティング知識というのが
20世紀であれば、かなり特権階級と言えたような面がありました。
が、今はあまりそれらの情報が足りなさすぎることがボトルネックになることは
そうそうありません。
勝負は「知っていること」から「やったこと」に変わっているのです。
また、
「均質的であること」
の価値もどんどん少なくなっていきます。
いわゆるジェネラリストです。
というのが、予定通りに事業が遂行される場合には、
ひと通りのことが平均的にできたほうが計算がしやすいのですが、
計画がどんどん変更されていくような事業が中心になってくると、
尖った部分のある人を組み合わせたほうが良いものが生まれやすいです。
情報の流通スピードが早いと、均質的なものの価値が落ちるスピードも早く、
ある程度尖った部分を持っておかないと、情報の流通スピードに、
事業の遂行がどんどん追い越されてしまいます。
あのAppleをして、最近のプレゼンテーションは、ユーザの期待を超えられなく
なってしまっています。
※個人的には、あの内緒にしておくマーケティング手法が既に時代遅れに
 なっていると思います。
 ジョブズ不在は関係ないです。単に、古いやり方に固執してるのが問題だと思います。
「古くなる」のが早いのです。
なので、「ちょっと違う」くらいは、もう、差別化のうちに入らないのです。
そうすると、私たちは、20世紀的な価値観で評価していた人材像というのを
疑うどころか否定しなければならない段階にきています。
世の中全体がそれに気づくのは、勝負がついた頃です。
大多数の人は、負けるまで、失敗するまで学習しません。
もしそこが少しでも意識できたとしたら、
あなたにはこの変化についていく資質があるのかも知れません。
そうでなければ、次の世代の活躍を指をくわえて眺めていれば良いと思います。
私自身、そうならないよう、常に先の先を見ながら行動し続けていきます。
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Nomura