『アイディアの質についての四段階』

『アイディアの質についての四段階』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
今年も時期がきて、会員の皆さまに、プレゼン大会のご案内をしました。
エントリーシートを見ていて、また、
普段の仕事で新規事業のアイディアを聞いたり考えたりが多いのですが、
アイディアに、いくつかの段階があることに気づきました。
今更な感じもしますが、書いておきたいと思います。
まず第一段階は、
「面白いアイディア。良いアイディア。」
と言ってもらえるものです。
これはスタートラインです。
他人に聞かせるアイディアである以上、
面白いとか、良いとか、いけると思うとか、
そう言ってもらえるのは初歩です。
逆に、ここまで到達していないとしたら、
そもそも、人に聞かせる価値もない、ということです。
このレベルのアイディアは、このままではほぼ間違いなく失敗しますので、
再考すべきです。
次に第二段階は、
「あったらつかう。それ、あれば買うよ」
と言ってもらえるものです。
ここでようやく詳細を考える段階です。
ここまで来ているアイディアは、検討を継続してもOKです。
ブラッシュアップしたり、課題を見付け出して解決したり、
ということをしていく価値のあるアイディアです。
その次、第三段階ですが、
「まだ?早く出してよ。すぐ欲しい!」
と言ってもらえるものです。
これは、もう、すぐにでもやるべきです。
多少の問題があってでも、とにかくすぐやる価値のあるアイディアです。
そして更に、第四段階があります。
「タダでも手伝うから早く世に出そう!」
と言ってもらえるものです。
これは、すぐにやる、というか、
自分がやると言わなくても、もう周りが勝手にやり出します。
ビジネスアイディアを聞こうということになると、
まぁ、すごーく秘匿性の高い雰囲気で言われる方も
たまにいるものです。
ただ、そういったご本人の気持はさておき、
アイディア自体がこの中のどの段階のものなのか?
と見ていくと、けっこう、第一段階のものが多いです。
アイディアをこのような段階で考えて検証する。
場合によってはブラッシュアップもあるでしょうし、
多くの場合は捨てたほうが良いでしょう。
そういうことの中から、本当に優れたアイディアが出てくると思います。
プレゼン大会のエントリー含めて、
そういう視点で日々チャレンジを続けると、
本当に力のあるビジネスクリエーターとして成長していくことでしょう。
ビジネスクリエーターとして成長するための場、
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Nomura