『人間がギャンブルにはまる原因や理由に関する心理学』

『人間がギャンブルにはまる原因や理由に関する心理学』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
最近、ある心理学的な実験の話を知りました。
箱の中に鳩を入れておきます。
ボタンを押すとエサが出てくるというケースと、
ボタンを押すとエサが出る時と出ない時があるというケースをつくります。
そうすると、前者のケースでは必要な分だけボタンを押すのに対し、
後者のケースではボタンを押し続けた、
という話を聞きました。
こちらのサイトにも分かりやすい説明がありますが、
こちらで言われていることは、
[一部引用]—————–
スキナーという学者は、レバーを押すとエサが出てくる装置を設置した箱の中に、空腹のネズミを入れてその行動を観察しました。はじめのうちネズミは箱の中をただグルグルと動き回るだけです。そのうちに偶然レバーに触れてエサがもらえます。そして、ぐるぐる回ってはレバーに触れてエサがもらえるということを繰り返しているうちに、「レバーを押せばエサがもらえる」ということを学習します。一度学習すると、いったん箱から出して時間をおいた後に再び箱に入れてもレバーを押すという行動をとります。こういった学習をオペラント学習といいます。
 ここからの説明がギャンブルにはまる理由を説明する際に重要になってきます。オペラント学習の実験にはさらに追加があります。レバーを押せば必ずエサがもらえるグループと、レバーを押しても必ずエサがもらえるわけではないグループの2種類を用意しました。レバーを押しても必ずエサがもらえるわけではないグループのネズミも、「レバーを押せば時々エサがもらえる」ということを学習します。レバーを押すことを学習した後に、両グループともレバーを押してもエサを与えることを一切やめました。すると、必ずエサが出てきていたグループのネズミは「もうエサが出てこないんだろう」とあきらめてレバーを押さなくなったのに対し、レバーを押してもエサがもらえなかったことがあるグループのネズミは「今度こそは」とレバーを押し続けました。
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ということです。
これは、色々なところに現れている法則だと思います。
ケータイゲームなんかでも、うまくいっているものはこの要素があります。
セールスでも同じようなことが起こっていると思います。
どう考えても別のものを売ったほうが良いような商売でも、
この力によって、事業としては成り立っているということはよくあります。
ただ、極論すると、そういうケースで「もっと役に立つもの」というのも、
それは永続的にベストな商品である保証はありません。
というか、「それが永続的でない」ということはかなり普遍的な真理でしょう。
そう考えると、どんな事業であっても、
やる側には依存性というのがあるはずです。
(日本語的には誤用ですが、一般的に言われる「中毒性」と言っても良いでしょう)
このような性質を事業展開や、もっと細かい話で言えば、
ひとりひとりが主体的に行動することに、
うまく活用できるような仕組みがあります。
それこそがRBCがこれから展開するサービスでもあります。
これに関しては、
「がんばらない人よりもがんばる人のほうが良い」
という前提があります。
もし、この前提が共有できる法人様や個人の方がいらっしゃったら、
ぜひ、一緒にがんばりたいです。
「がんばらない人でもお金がもらえたら良い」
と考えるような組織や法人は、考えが合わないので、
私たちとしてはご支援することができません。
一緒にがんばれる出会いを期待しています。
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Nomura