こんばんは、樋口です。
最近時々考えていることに、
「事実と解釈を分けて報告する」
というものがあります。
これは、意外とできていない。
しかも、簡単なようで難しい。
重要なのは、事実と解釈を混同してはいけないということ。
トレーニングについて考えてみよう。
例)「トレーニングがキツい」
・事実:トレーニングの負荷によって筋肉が張っている。
負荷を上げると筋肉がつきやすくなる(科学的事実)。
・解釈:負荷がキツい。つらい。やめたいw
いや、まだまだ行けるハズ。だから負荷をあげよう。
事実は客観的な事象として、そこにある。
ただし、これをキツいと思うか思わないかは自分だけ。
(※この発想、突き詰めると負荷を追いこみ過ぎて、
肉離れするリスクがあるんで要注意ですがw)
このへん、仕事のホウレンソウのなかでも活かせますね。
データや事例等の事実があって、そこに解釈が加わる。
このへんをしっかり整理して、分けて伝えないと、
誤解を招く原因となるから要注意。
特にトラブル発生時は、事実と解釈をキチンと分けて伝えるようにする。
上のレベルに行きたければ、事実の分析をしっかりと行ったうえで、
経営者やリーダーの視点で解釈を行い、報告するとよい。
そういった意味でも、数値等の客観的なデータの裏付けがあると
非常にわかりやすくなる。
(いま思えば、そんなことを入社1年目?2年目によく言われました。)
一方で、聞き手側からすると、
事実の話をしているのか、解釈の話をしているのかを
ハッキリ分けて聞く必要がある。このへん、後輩の育成なんかにも
使える技術なんじゃないかなーと思うのでした。
いまさらながら何気なくやっていたディベートには
ビジネスで使えるエッセンスが凝縮されていると思うのでした。
何気なくやっていたことが役に立つことって、
他にもありそうですよね★☆
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