『何かを持つのにお金がかかる』

『何かを持つのにお金がかかる』

こんにちは。のむらです。
今日は、久々に??いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
メルマガのほうでも取り上げたいと思うのですが、
picotubeなるサービスが先月リリースされて、
昨日には資金調達のニュースが出ていました。
元々は、turntableのパクリサービスだと認知されていました。
※turntableって何?という方はこちらを読んでからこちらを読みましょう。
ちょうど先日、ようやくYoutubeの使いかたを理解したところでした。
※一応、ITの世界にいるので「動画投稿サイト」という
 テレビのニュースみたいな理解ではありませんけど。。
これを話すと長いので話を戻して、、、
picotubeは、要は、
「Youtubeの動画で自分の動画リストをつくって、
それを披露するための部屋が用意されている」
というサービスです。
turntableのパクリだと言うと、音楽を披露するので、
DJをインターネット上で行うための手段となるんですが、
披露するのが自分で見つけてきたYoutubeの動画なので、
VJという機能もあります。
これは、いわゆるクラブイベント等をイメージすると分かりやすいですが、
実は、これはpicotubeの機能から考えられる本質とは少しズレています。
作り手がどういう狙いを持っているかは聞いてないので知りませんが、
音楽とかVJ的な枠にとらわれず、例えば、落語をみんなで聞くとか、
サッカーの映像をみんなで見るとか、そういう風にもつかえます。
また、チャットがついているので、リアルタイムでコミュニケーションができます。
実は、Youtubeの動画を共有するということでいえば、そもそもYoutubeもそうですし、
初期のニコニコ動画と非常に近いです。
ただ、ニコニコ動画のコミュニケーションは非同期です。
つまり、
非同期ではないコミュニケーションを行う動画共有の仕組みが
picotubeということになります。
ここには非常に面白そうな可能性があります。
ちなみに、、、この流れを抑えると、今度は
picotubeと似てるけど違うアイディアがすぐに出ますね。
誰が最初にやるか競争だと思います。
さて、最近非常に感じるところではあるのですが、
何かを手元に置いておこう、
何かに対する所有権を手に入れよう、
というところにお金がかかるようにできてるんじゃないか?
と、世の中のルールや事象を見ると、非常にスッキリします。
もちろん、政治資金の管理団体とか相続税の話とか、そういう意味では
おかしいんじゃないかという話も出てきそうですが。。
少なくとも、コンテンツについては、ゆるやかにそのような流れになっています。
既存の利権を守る力もはたらきますから、色々な議論が起きます。
しかし、世の中の変化に適合するようなビジネスをつくれていないのが
問題を引き起こしていると思います。
ビジネスをつくる側が、この流れにうまく乗っていくのが良いと思います。
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Nomura