アーティスト・マーケティング

アーティスト・マーケティング

先日、スプレー・アーティストの方に講師として来ていただきました。
スプレーアートは、その名の通り、スプレーを使って絵を描いていきます。
街中でもパフォーマンス的にいくつものスプレーを使いながら絵を描いています。
もちろん、その方は全くのド素人からスプレーアートをはじめ、ほんの数年で売れっ子アーティストになっています。
アーティストとしてのパフォーマンスも素晴らしいのですが、
アーティストとしていかに売れていくかについても考え、自ら実践し、成功しています。
そのノウハウをぜひ披露していただこうということで、「アーティスト・マーケティング」というテーマで講演していただきました。
画家にしろ音楽家にしろ、アーティストという職業は、ともすると自分の作品作りに注力してしまい、それをいかに売っていくかについては苦手意識を持っている方が多かったりします。
それ以前に、アーティストたるもの、そんなビジネス的に考えるのは邪道だという考えを持っている方も少なからずいます。
しかし、作品が売れずして志半ばでアーティストとしての活動を終える人が多いのも事実です。
そんななかで、アーティストとして成功していくにはどうすればよいのかという話は、実は喉から手が出るほど聞きたいアーティストは多いのではないでしょうか。
詳細は割愛しますが、結局アーティストとして成功していくには、アーティストとしてのスキルは当然ですが、それだけでは足りず、
ビジネススキル、
そして、自分の心と健康と経済状況をマネージメントしていくスキルが重要なのだということでした。
アーティストに限らず、どんな職業の方でもためになると思える話が多く、とても充実した講演となりました。
こういった話をどんどん若手アーティストの人々が聞いて世に素晴らしい作品を出していって欲しいものですね。
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明日は大久保さんです。

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1 comment so far

野村かずおPosted on5:37 pm - 12月 24, 2011

キュビズムの生みの親というと、
パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックですが、
現代の一般人は殆どがキュビズムといえばピカソだと認知してると思います。
どちらが芸術家として優れているかはいくらでも議論できると思いますが、
ピカソは生前より成功者、金持ちでしたね。
今、最も高額になる作品をつくったゴッホは、
弟が画商として活動していたことがボトルネック
だったのかも知れませんが、生前の様子が商売的には
ピカソと比較すると歴然とした差がありますね。
ピカソとゴッホが芸術家としてどちらが優れているかというのも、非常に難題ですね。
なので、商売は商売としての選択肢があって、
芸術家の力量とは関係ないんじゃないかと思います。
その意味で、売れても売れなくてもそれを選択するのは芸術家の側に権利がある気がします。
ということで、売れたい人はRBCに来たら良いと思います。笑