こんばんは、八須です。
ザッポスのCEO、トニー・シェイの講演に行ってきました。
ザッポスとは、Webで靴を販売するアメリカの会社です。
通販でありながら顧客サービスを徹底していることで有名で
靴のネット販売では圧倒的なシェアを持っています。
ザッポスに関する本は、次の二冊が出ています。
トニー・シェイが書いた、『ザッポス伝説(原題:Delivering Happiness)』
日本人のコンサルタントが書いた『ザッポスの奇跡』
両方とも読んでいったため、内容的に目新しいものはあまりなかったのですが
アメリカンな講演スタイル(講演者の前に机?がなく、大きなスクリーンの前を
歩きながら話す)が面白かったです。
スティーブ・ジョブズのプレゼンを思い浮かべると、近い感じだと思います。
内容は、ザッポスが大事にしている「企業文化」のお話がメイン。
大事にしているというより、企業文化命と言ってもいいほどです。
一番わかりやすいのは、採用基準に企業文化に合っているか、という項目が
がっちり入っているということ。たとえ素晴らしい能力・スキルがあっても
企業文化にそぐわないと判断したら絶対に雇わない。
さらに、雇った後に5週間の研修をするのですが、4週間終わった時点で
ザッポスの企業文化に合っているかどうか、本人に考えさせ、もし合わないと
思ったら2000ドル払うので別の仕事を探して欲しい、ということもします。
せっかく雇った人を、わざわざお金を払ってやめてもらう、そこまでして企業文化を
守ろうとしているんですね。
なぜそれほどまでに企業文化を大切にするようになったのかは、ぜひ
『ザッポス伝説』を読んで確かめてください。面白いですよ!
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明日は阪倉さんです。