友部です。
自分自身はWEbサービスを提供する仕事をしていますが、
それと同時に、WEBのサービスのユーザーでもあります。
最近、ログインするものが増えたと感じます。
mixiあたりでではじまったコミュニティサイト
アマゾンや楽天といった、ECサイトや、
Yahooオークションなどのオークションサイト、
総合系とは別のネット銀行や、ネット証券、
ネットの生保や自動車保険、
iGoogleやGmailなどのgoogleの提供サービス
facebookや、twiterrなどのSNSサービス
挙げていけばきりがありません。
ネットの世界と自分は、既に密接な関係にあることを改めて認識しつつ、
自分の世界が、半分、外に明らかにされていることに、
怖さ以外にも、寂しさを感じます。
士郎正宗作の攻殻機動隊にもあったセリフのように思いますが、
自分が自分であることを証明する、あるいは自分であることを構成する自分の情報は、
従来は、自分にとってだけのものであった世界から、
他者と共有することでこそ、その価値であり、サービス利用の通行手形になってしまっていると思います。
主観においての唯一無二の自分情報が、電脳WEBの一部に組み込まれている、全体にとってのほんのほんのほんのわずかな
パーツに、あるいはパーツですらない。
ログインが増えている今、自分の情報の希薄さと希釈されていくことに、
寂しさを感じながら、キーボードをたたいた。
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明日はひぐちくんです。