強みを活かす・ケーススタディ

強みを活かす・ケーススタディ

こんばんは。八須です。
最近、結婚式場巡りをしています。
それぞれの式場にカラーがあり、戦略があるのが面白いです。
式場には大きく分けて3つ、専業の結婚式場・ホテル・レストランがあります。
専業の結婚式場は、ひたすら結婚式をやっているだけのところです。
(ロビーでコーヒーが飲めたり、ご飯を食べられたりするところもありますが)
設備(チャペル・神殿・披露宴会場・控え室・更衣室など)的には
ひとそろい揃っている上に、きれいな庭があるなどの
式場としてのウリがあるのが普通です。
池袋立教近くのリビエラはここに入りますね。
次にホテルで式を挙げる人も多いです。
ホテルの本業はもちろんホテルなのですが、その充実した設備を活かして
ブライダル事業もやっているところが多くあります。
専業の結婚式場よりもさらに設備がよく、広い控え室や高層階の披露宴会場などが
あったりしますし、アクセスの良さでも優っているところもありますね。
特典としてスイートに宿泊できたり、ブライダルエステがついてきたりもします。
逆に、本業ではない分、細かいところでは専業式場に負けたりします。
最後にレストラン。当然ながら一番のウリは料理でしょう。
それぞれのお店の自慢の料理を出してくれます。
ただし設備は貧弱で、挙式はちょっと離れた教会で挙げて
披露宴だけレストランでやるとか、控え室などの部屋が狭いといったところが
ほとんどです。大きなビルの高層階にあるレストランなどだと
その階のロビーを使って挙式をしたりします。
設備が整っていない分、持ち込み料をなくすなどして費用を
安く抑えられるところもあります。
それぞれの施設がそれぞれの強みを活かして同じ事業を
やっているというのは、差別化ポイントが明確に見えて面白いです。
自社に置き換えて考えてみるのもいいですね。
明日は阪倉さんです。

Hachisu