スマホアプリのあり方あれこれ 続編

スマホアプリのあり方あれこれ 続編

こんにちは、なかしーです。
前回のスマホアプリのあり方あれこれでは
・ユーザー情報をリークして儲ける
・アプリと既存のビジネスをつなげる
のうちの
・ユーザー情報をリークして儲ける
に関連して色々書いてみましたが、今回はもう一つの、「アプリと既存のビジネスをつなげる」の方です。
具体的にいうと、King JimさんのShot Noteが中々よいな、と思いました。
http://www.kingjim.co.jp/sp/shotnote/
メモを取るという目的限定のデジタルガジェットとして注目を集めたポメラを出したあのKing Jimさんです。
このShot Noteというのは、
(1)スマートフォン用の専用アプリ Shot Note(無料)
(2)専用の紙(もちろん有料で、メモ紙としては結構高い)
(3)ノートアプリの決定版 EverNote(有料・無料アリ。KingJimとは別会社)
の3つが繋がるとカッコよく使える、アナログ->デジタル メモ連携ソリューションなのだと思います。
仕組みとしては、
◆(1)のアプリをまずダウンロードする
◆(2)の紙を買ってきて、自由にカキカキ。もちろんカラーもOK。
◆(1)のアプリを起動して、(2)の紙の四隅にあるER(拡張現実)系アプリで使われているような(QRコードの端っこにも有るような)マーカーを上手に枠に収めて撮る。
◆すると、あら不思議、台形補正とか色調補正して見やすいデジタルデータに変換してくれます。(Noと日付についてはOCRで自動読み取り!)
◆そして、保存先を(3)のEverNoteにすると、いつでも何処でもそのメモが見れるようになるわけです。
とまぁ、大体こういう流れです。
(2011年5月初旬時点では、アプリは頻繁に落ちるのでまだまだこれからに期待ですが。)
◎データ化アプリは無料
◎データ化に必要な専用紙で課金する。
◎データを流し込む先は、無駄に自社開発にせずにEverNoteにする。
いいアイデアだなーと思いました。
King Jimらしいというか、事務用品メーカーらしい取り組みで無理もすくなさそうですし。
ポイントとなるこの紙の四隅のマーカーについては、マーカー+文字列含めて認識するようにしてあるので、手書きで簡単にはかけないようになってますし、商標もだしてあるので、それなりに対策もされているようです。
IT系以外のビジネスを、こういうアプリでつなげてしまうというのは、いいなぁ、、としみじみ思いました。
自分の得意分野×○○という王道パターンですからね。
またこういうネタがあったらここに書いていきます。
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明日は小沢さんです。

Nakashima