電通とFacebookが業務提携

電通とFacebookが業務提携

やはり、インターネットの流れは早い。
電通とFacebookの業務提携が発表された。
・マス巨人電通の起死回生の一手、と読むこともできるし、
・Facebookのマネタイズ強化、と読むこともできるが、
「Googleが「Facebook」に負けた、と読むのが妥当ではないだろう。
電通はFacebookの公式広告販売パートナーとして、
?広告主向けにFacebookページのコンサルティング・制作を行う
?Facebookのプレミア広告枠の独占販売をする
?マス広告と連動したFacebook活用の新しいマーケティング展開を広告主に提供していく
そうだ。
??は、BtoBの企業として、広告主向けに頑張りますということだが、
?は、電通に特徴的な動き。
ただ、独占的にFaceBookの特定広告箇所の
購買と販売を行って意味がでるかは、まだ未知数だが、
今回の動きは、あることを物語る。
乱暴に言うと、
米国では、1年前に、Facebookのアクセス数がGoogleのアクセス数を超えている。
※詳しくは、ITメディアにて。
Googleという活動体に代表される検索時代は、
Facebookという活動体に代表されるソーシャル時代に、
シフトしていっている。
情報の供給量が、消費量をはるかに凌駕している時代、
Googleのアルゴリズム推奨よりも、あのひとのWEB上での意見のほうが、
情報ニーズにマッチしやすい。
電通の試み自体が、電通にとって成功するかは不明だが、
それは、「検索」が「ソーシャルフィルタリング」に凌駕されるつつあることを、物語る。
明日は樋口くんです。

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