23歳の技師が作った琵琶湖疏水

23歳の技師が作った琵琶湖疏水

こんにちは、スタッフの村上です。
先日、京都を訪れる機会があり、
琵琶湖疏水」を訪れる機会がありました。
正直、行くまではなんか水が流れているところなんだろう、
本当に面白いのかなぁと思っていたのですが、
実際に行ってみて、背景の歴史を聞いてとても考えさせられる場所でした。
そもそも琵琶湖疏水とはなんぞやというと、
琵琶湖の水を大津からもってきて、
大津と京都の間の山をトンネルで通り抜けて、
京都へと水を引き、水道水や発電用に使うというものです。
有名な東山の「哲学の道」は、実はこの疏水の分線の一部なのです。
詳しい解説は、wikipedia先生にお任せするとして、
一番驚いたのは、このでっかい建造物を設計したのが、
田辺朔郎という人なのですが、
設計して現場の監督にあたった時は大学を卒業して間もない23歳だったというのです。
今で言うと、大学の工学部を出て、
新卒でいきなり琵琶湖から京都までのトンネルを掘って、
そのうえ発電設備を建設するとかいう
京都の近代化の命運をかけたようなプロジェクトを任されるようなもんです。
あなたが新卒の時に、上司からある日突然
「琵琶湖疏水のプロジェクト任せたから、よろしくね」
と、言われたらどうでしょうか?
RBCの会員の方なら、
「チャンスだ!やってやろう!」と思われる方も多いかもしれませんが、
普通の人なら「え、そんなの無理ですよ、新卒で…」という人が多いと思います。
でも、もしかして、田辺さんが「無理っす」といっていたら、
京都は今とは違う町になっていたかもしれないし、
ひょっとしていたら、日本の歴史も変わっていたいたかもしれません。
そんなこんなで、私も「やってみよう」精神で(?)
23日(日)にスタッフの中島さんと
クレド会の講師を務めさせていただきます。
中島さんと皆さんが目標を持ってよりよい人生を歩むための
「クレド」(=信条)づくりのお手伝いをさせていただきます。
もし、ご興味がありましたら、こちらからお申し込みください。
最後はちょっと宣伝でしたが、今年も「やってみよう」精神で頑張りたいと思います。
明日は吉村君です。
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