幸福の必要条件

幸福の必要条件

こんにちは。小沢です。
先日、こんな記事を見かけました。
内閣府、幸福度に関する研究会を発足
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20101222-OYT1T00952.htm
「幸せ」の数値化です。
そんなことができるのか。
幸せなんて人それぞれじゃないか。
など声が聞こえてきそうなお話ですね。
私も幸せは人それぞれだと思っています。
それゆえ、幸せを測る指標を決めるのは難しそうですね。
ところで、幸せになるために必要だと思っているものはどうやら共通するところが多いようです。
先日、「他人に幸せを与えるビジネスを考えよ」というようなお題を50名ほどの大学生に出してみました。
そこで問題になってくることが、幸せとはなんぞや、です。
他人の幸せはよくわからないので、自分の幸せを掘り下げてみよう、というところからはじめました。
まずは幸せなライフスタイルを書き出してもらいます。
やはり様々な幸せのライフスタイルがでてきます。
次に、それらの実現させるためには何が必要かをかき出してもらいました。
すると、だいたい以下の5つに集約されました。
平和
健康

時間
愛(友情を含む)
幸せは千様万別と言いながらも、幸せになるための必要項目はみなだいたい同じものです。
社会人になると、これにプラスして「自己実現の場」などが加わってきそうですね。
ところで、大学生達が描く幸せなライフスタイルを見ていると、日常と変わらない生活を描いている人が3割ほどいました。
今の大学生は想像力が乏しいのかと心配になり、彼らに聞いてみると
「今の生活が一番幸せです」
だそうです。
そう言いきれる彼らは素敵です。
社会に出てからも自信をもってそう言えるようであってほしいです。
自身の生活をもっと幸せなものにするためにRBC会員登録へ。
明日は大久保さんです。

etcstaff

1 comment so far

野村かずおPosted on2:51 am - 12月 28, 2010

ビジネスの側から見ると、
数値化≒規範の作成
が起こると、自動的に、
逸脱
が生まれて、
逸脱が生まれると
悩みやコンプレックスが生成され、
悩みやコンプレックスは市場を生みます。
こうやって考えると、世の中のニーズの殆どは、
ある程度まで先回りして考えることができそうです。