商品力とブランド力

商品力とブランド力

こんにちは。小沢です。
今週は若者達とカップ麺のブラインド・テスト(目隠しテスト)をしてみました。
ブラインド・テストと言えば、ブランド名を隠してコカ・コーラとペプシ・コーラを飲み比べて美味しいものを選んでもらうという『ペプシチャレンジ』が有名ですね。
コカ・コーラ愛飲者の多くが、ブランドを隠して味比べすると、ペプシのほうが美味しいという評価を出したというもの。
はてさてカップ麺の場合はどうなるのでしょう。
出場麺は以下のみなさんです。
■日清 カップヌードル
■サンヨー食品 サッポロ一番 カップスター しょうゆ
■明星 チャルメラカップ しょうゆ
いずれも約70グラムカップサイズの3麺です。
ちなみに事前アンケートの「一番好きなカップ麺はどれですか?」の質問では、9割以上という断トツ票を得て、日清カップヌードルが支持されていました。
私はたまにしかカップ麺を食べませんが、そんな私も食べるときはやはりカップヌードルを買ってしまいますね。
ブランド力で選んでしまってます。
そして、なんとなく「一番美味しい」という刷り込みがあります。
しかし、他の麺の味を知っているのかと言われると・・・実はよく知りません。
なにせ、あまり食べないから。
かといって、カップ麺を食べる数少ない機会にあえて挑戦しようと思わないのです。
やはりそこで頼ってしまうのが「ブランド力」。
というわけで、カップ麺=カップヌードルとなっているわけです。
さて。ブランド名は隠して若者達が3種類のカップ麺を試食。
1番美味しいカップ麺の結果は・・・
サッポロ一番 カップスター しょうゆ
でした。
若者の半数近くが一番カップスターが美味しいと評価。
カップ麺でも『ペプシチャレンジ』と同じような結果がでました。
とはいえ、サンプル数も数十名と少ないただの実験の結果でしかないのですが。
しかし、ブランド力だけでつい商品を選んでしまっていた私には、商品力、中身力を冷静に判断するためにも普段買わない商品にチャレンジしてみるべきだな、と思わせてくれる実験でした。
何事もチャレンジするのは大事ですね。
ちなみに。
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明日は大久保さんです。

etcstaff

1 comment so far

野村かずおPosted on2:24 pm - 11月 14, 2010

面白いですね。
ちなみに、コーク党の私は、
コカコーラとペプシの違いが分かります。
(たまに、お店で「コーラ」を飲んでから確認することがあります)