こんにちは。のむらです。
※今日は、いつものシリーズではありません。
最近、TwitterやFacebookを中心に色々なものをいじりまくっています。
ふとしたきっかけで、
Eメールという仕組みがどれくらい持つものなのか?
というのを考えてみました。
いわゆるメールソフトを利用したメールというのは、
お手紙が一通ずつ箱に溜まっていく仕組みです。
件名や受信時間等でソートすることができます。
Webメーラにおいても、基本は一緒です。
ただ、Gmailのようなつくりでは、スレッド形式ということで、
少し進化したように見えます。
とはいえ、落ち着いて考えてみると、
マルチスレッド形式で、大きなサービスといえば、
日本には2ちゃんねるがありました。
そういう意味で、かなりイノベーティブな設計思想だったとも言えます。
「メーリングリスト」
なるものもありました。
これまたGoogleのサービスに、
Googleグループ
なるものがありますが、これも、一見、メーリングリストのように思われます。
しかし、グループページを活用し始めると、
そこにはマルチスレッド形式の掲示板のような使い勝手があります。
メールが飛ぶのですが、それはあくまで通知でしかなく、
グループページをつかったほうが、話題は整理されやすいです。
これが分からない人がグループに混じっていると、
メールの「返信」をつかって全然違う件名のメールを送ったりして
「イー!」となる時もあるでしょうが、 そこは我慢のしどころです。笑
とはいえ、これもまた、2ちゃんねる的といえば、そうですね。
「sage」という機能が無い分、Googleグループは
まだ2ちゃんねるを超えていないと言える気もします。
以前から何度か書いていたGoogleWaveの話がありましたが、
これは、2ちゃんねるを超えている部分がありました。
それは、リアルタイムコラボレーションという概念で表現されましたが、
同時性の可視化というところが先を行っていました。
ここまで来ると、Eメールという手段でコミュニケーションを取ることが、
どの程度有効か?ということを考え始めなければなりません。
特に、1対1のコミュニケーションにおいては顕著でしょう。
さて、今度は1対Nの場合ということで、別の角度から見ると、、、、
Twitterならば、情報流通のエンジンとして機能しています。
Facebookであれば、利用法にもよりますが、
個人情報の入力元であり、
情報の出口として機能していると思います。
日本であればmixiも同じように機能させることができるでしょう。
(ただし、最近のIF変更はTwitterがある程度流行っていることに逆行しているので、
失策だと思って見ていますが。。というか、このIF改悪により、
mixiの使用頻度が著しく落ちました)
SIMフリーが実現されていない環境において、携帯電話の端末認証をしているのも、
実は大きなポイントだと思います。
ユーザの心象とは裏腹、考えようによってはFacebookのほうが匿名性が高い、
と言える気もするのですが、そこに気づいている人はかなり少ないような印象を受けます。
いずれにせよ、これらが情報の出口を押さえつつ、個人情報と紐付くわけです。
こういう情報流通の仕組みが成熟化してくると、
相対的に、Eメールの重要性というのは落ちてくる気がします。
そうなると、Eメールを核とした業務やサービスの設計そのものが
陳腐化してくることになります。
RBCは100年経っても、同じように学びの場として人が集うようでなければなりません。
と考えると、RBCの活動を支えるインフラについては、
100年後にも通用するかどうか?
という視点で向き合う必要があります。
そして少なくとも、Eメールという仕組みは、そのうち殆ど無いに等しい状態を迎えるように思います。
このようなことを考える、今日この頃です。
100年後にも続く、RBCへの会員登録をどうぞ。
明日は友部くんです。