こんにちは。スタッフ八須です。
前回に引き続き、台湾に行って思ったことです。
前回の終りに、台湾の物価は日本の3分の1と書きました。
これは日本企業が進出する際に越えなければならない壁のひとつですね。
ここでの対処法は2つあります。
まず1つめは、台湾に合わせて安く売ること。
この為には現地で製造したりするなど、現地の人を使う必要が出てきます。
物価の安さは(基本的に)イコール人件費の安さなので、そうすれば
原価が引き下げられるからです。日用品や食品はこのパターンです。
爽健美茶やアクエリアスは、現地の競合商品と同じ値段で販売されていました。
もしくはWebサービスのように、基幹となる部分は日本で作り
ローカライズ(翻訳など)だけすることでコストを抑えて販売するということもできます。
Googleなどは世界中でこれをやっていますね。
2つめの対処法は、現地の平均価格より高く売ること。
このためには「ブランド力」が必要になりますね。これに成功しているのが
無印良品です。実は、台湾では日本より高い値段で売っています。
中国ではさすがにそこまで高くはありませんが、高級デパートの
並びに出店するなどしていて、利益率では日本を超えているそうです。
「日本製」「日本産」というのがブランドになる地域は多く、前回も
お伝えした通り台湾では特にそうです。そういった意味で
日本企業が進出しやすい地域のひとつと言えるでしょう。
続きます。
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明日は阪倉さんです。