『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』-その39-

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』-その39-

こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
↓過去の記事↓
その1
その2
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その4
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その9
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↑過去の記事↑
■目的が共有されると、無駄なことを考えなくなる■
人間誰しも、快不快といった感情にはじまり、
好き嫌いといった感情もあるものです。
なので、「どうもあの人は好きになれない」とか、
そういう感情を持つこともあるでしょう。
子供の頃は、そういう感情を露にしやすいのですが、
それでも、サッカーであれば、出ている選手が
「試合に勝つ」
という目的を共有することで、
小さな人間関係の問題は問題でなくなることも多いです。
喧嘩しているわけでもないのですが、
ちょっと、コミュニケーションが足りていない選手がいた時にも、
試合の前に、
「点を取ってくれ。頼むぞ」
と、ひと言声をかけられただけで、
あとは試合に集中できたりもしました。
実は、この声をかけた選手が、その頃、
あまり練習にまじめに取り組んでいなかったことから、
私としては、イマイチな思いを持っていたのでした。
しかし、目の前の試合の大事さに比べれば、
そんなことは問題ではなかったのです。
負ければ次が無い。
だから、今は勝つことに集中する。
と、たったそれだけのことでした。
これは、12歳かそこらの頃にあったのですが、
鮮明に覚えているひと言です。
ある意味、とても清々しいコミュニケーションなのですが、
ただ、大人になってから、こういった清々しいコミュニケーションは、
どんどん減っているような気もしています。
これが良いか悪いかという話もありますが、
もっと大事だと思うのは、
少なくとも、「小さなきっかけで自分を変える」
という大事な成功体験ではないかと思っています。
逆に、小さなきっかけから変化が生まれないとしたら、
それは、
無駄なことを考えすぎているのではないか?
という気もします。
このあたりは、実は、
強制的にでも子供はチームスポーツを経験すべきだ
という持論にも繋がっています。
変化できない人材のバックボーンを探っていると、
このような経験の乏しさが伺えることが、
少なくとも私の知る限りでは多いです。
もちろん、そういった方々を個別に色々見て、
どうしようか?
と考えるしかないのですが、ただ、
「つべこべ言わず、サッカーやりなさい」
と言えればどんなに楽なことか(笑)
と思ったのは一度や二度ではありません。
サッカーを軸にした人間関係の構築は、
その人のコミュニケーション能力だけではなく、
「自らを変化させる力」
を向上させる点が最も大事な効能だと思っています。
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Nomura