歴史に学ぶビジネス:武田信玄?

歴史に学ぶビジネス:武田信玄?

こんにちは、大久保です。
今回も『歴史に学ぶビジネス』シリーズを続けさせて頂きます。
「敵に塩を送る」
意味は、ライバルが苦しんでいるときに
温かい手をさしのべることを言います。
これは信玄というよりも
上杉謙信のエピソードですが、有名なので紹介します。
   ◇     ◇     ◇
信濃を次第に制圧していく信玄と、
北上を阻止しようとする謙信。
一方、信玄は東海地方へも進出を始めました。
これにおそれた今川と北条が連携し、
信玄の領地内への塩の輸送を全面禁止してしまいました。
塩は人間が生きていくのに必要不可欠なもの。
信玄の領地は海に面していないため、その大事な塩をつくることができず、
輸送に頼っていただけに、これは大きな痛手となりました。
今川・北条の卑怯な行為に対して、激怒したのが
ライバルである謙信。
なんと敵であるにもかかわらず、
信玄に対して大量の塩を送りました。
   ◇     ◇     ◇
敵とはいえ、ライバルがいるからこそ、
お互い切磋琢磨できる。
また、勝負するときは正々堂々と勝負する。
いまにも通ずる心の持ちようは、
学ぶべきことが多いですね。
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以上、大久保でした。
明日は村上君です。
お楽しみに!

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