スガハラのガラス製作体験教室と物価と労働市場

スガハラのガラス製作体験教室と物価と労働市場

こんにちは。満木です。
ゴールデンウイーク、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
わたしは千葉にある知人の別荘に遊びに行っていました。
ここ数年ゴールデンウイークの恒例となっていて、
潮干狩りに行ったり、タケノコを掘ったり、
時間を忘れてのんびり過ごします。
今年はガラス工房とハーブ園、美術館めぐりを楽しみました。
うすはりのグラスなどで有名な「スガハラ」のガラス工房で
器作りの体験コースに参加したのですが、
ものづくりや職人さんへの尊敬の念を強くしました。
職人さんはざっと数えたところ20人ほど。
20?30代と若い人が多く、8割方が男性でしょうか。
みんなTシャツにジーンズ姿。
高温の炉からアメ状になったガラスをとりだし、成形します。
室温は常時40度を超えている過酷な環境で
汗を流しながら美しい作品を作るんです。
これは仕事が終わった後のビールはおいしいだろうなぁ・・・
いやいや、一点一点がこうやって手作りされていることを知ると
これまで以上にグラスに重みや温度を感じます。
グラスひとつが3000円4000円10000円しても納得。
これまで「たかーい」と言っていたのを申し訳なく感じます。
消費者として、ものの価値を受け止め、評価し、
しっかりと消費していくことの大切さを感じました。
そうでなければいいもの・価値のあるものが消えてしまいます。
昨今の不況で安売りや廉価な商品が人気を得ています。
実際問題生活者としてありがたく感じるところもありますが、
心配にもなります。
安いものに引っ張られていいものまで値段を落としたり、
その結果事業継続できなくなったり。
不況が長期化するとおおいにありえる事態ですよね。
これって、労働市場でもいっしょではないでしょうか?
安い働き手が出回ると、優秀な人まで買いたたかれてしまう。。
「安くでやってくれる人はいくらでもいるんだから」って。
自分はそうならないと言い切れる人ももちろんいるでしょうが
労働者の大半はそのあおりをうけますよね。
労働市場全体の底上げをすることは、ひとりひとりの
市場価値にも影響するわけで、そうなると最低賃金とかも
気になってきますね。
不況にも負けないビジネスパーソンでありたいと思う一方で
世の中の仕組み自体もひとまかせではなく
考えていかなくてはいけないな、なんて
田舎の緑に囲まれながら思うのでした。
ちなみに体験コースでわたしが作ったのを
処女作品ということで母に進呈したところ、
「あら。いい花瓶ね?。重さもあって安定してるわ?」
と大喜び。
あ、おちょこのつもりだったんですが・・・まあいいか・・
大差ない・・大差ない・・ぶつぶつ・・。
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