『お客様にタダで来てもらいますか?(1)』

『お客様にタダで来てもらいますか?(1)』

こんにちは。のむらです。
RBCでは、年度末にプレゼン大会を行っています。
プレゼン大会では、ビジネスプランの発表を行います。
優勝すると、チャンピオンベルトを手にすることができますので、
あなたもベルト奪取に向けて、ぜひがんばってください。
そこで、私は新規ビジネス立ち上げのコンサルティングを
生業にしていることもありますので、年度末に向け、
ビジネス企画についての
カンタンなチェックポイントを書いてみたいと思います。
本番まで、以下のトピックでいきます。
1.ビジネスアイディアが当たる確率は?
2.BtoC信仰が生み出すリスクとは?
3.あなたがそのビジネスをやる必然性がありますか?
4.儲かりますか?
5.お客様にタダで来てもらいますか?(1)
6.お客様にタダで来てもらいますか?(2)
7.オチは?
8.やりますか?
9.ビジネスの本質を端的に言い表せますか?
10.キャッシュフローはどうなっていますか?
11.楽ですか?
今回は5回目です。
■お客様にタダで来てもらいますか?(1)
顧客のあるビジネスで、忘れてはならないコスト要因として、
顧客獲得単価があります。
コストを考える時に、
商品の製造原価やサービスのランニングコストなんかは、
すぐに計算できるかも知れませんが、
意外と忘れられているのが「顧客獲得単価」です。
ビジネスプランを聞いたりした時に、
ここを積んでいない例は、けっこうあります。
仮に、数字上、項目としては積んであったとしても、
ザックリと「広告費」を申し訳程度に入れてあることが
あったりします。
(私の見たことのある事業計画の数字でも、そういうものがありました)
そもそもの売り上げ見込みが、
どのような顧客獲得の規模を前提としていて、
その規模の顧客を獲得するために必要な費用がどのくらいで、、、
という計算は、忘れずにしたいものです。
そうしないと、事業継続において、思いがけない費用が発生したり、
最悪、人海戦術だ、、、、、と、死にそうなくらいに働くことになったりします。
特に、Webをつかったサービスでは、これが最も重要なコスト
であるにも関わらず、コンテンツのほうに注力しちゃうことが
けっこうあります。
こうしたら面白い、ああなったら面白い、、、と考えるのも大事ですが、
どうやったら、これを面白いと感じる人を連れてこられるだろう?
という確認が、もっと大事です。
お客様に来ていただくための費用、忘れていないでしょうか?
ぜひとも、今一度あなたのビジネスプランを見直してみてください。
次回も、コストに関するお話です。
様々な知恵を拝借する場である、RBCへの会員登録もお忘れなく。
明日は友部くんです。

Nomura