こんにちは。のむらです。
例えば、コンビニで「1050円です」と言われた時に2000円を出します。
その時、
「2000円お預かりします」
と返ってきます。
ここで、2000円ではなくて、1050円を出した場合、
「1050円、ちょうど頂きます」
となります。
が、
「1050円お預かりします」
と言われることがあります。
これは、店頭におけるオペレーションマニュアル上は、
間違いとして定義されていることが多いと思います。
と、思いきや、
よくよく考えてみると、
そうも言えないんじゃないかなぁ?と思ったのです。
というのも、
店頭販売価格1050円に対して私が1050円を出した場合、
そのうちの50円は税金、つまりは公金なわけで、
店舗側が私のかわりに50円を納税します。
(中学校の社会の授業を思い出しますがw)
となると、「お預かりします」という方が、厳密なんじゃないかなぁ?
と、最近そんなことを考えたのでした。
よく、「ファミレス言葉」と言われたりしますが、
「間違った日本語」というのも、ちょっと見方を考えると
正しい場合もあるのかも知れません。
典型的な「ファミレス言葉」を取り上げると、、
例えば、レストランの店員さんがオレンジジュースを運んできた時、
「オレンジジュースになります」
と言うと、
「じゃあ、今は何なんだ!?いつオレンジジュースになるんだ!?」
ということになるそうですが、これも一考の余地があるかも知れません。
厳密な意味では、「グラスに黄色い液体が入った状態」だけでは、
それがオレンジジュースであるか、少なくとも私の世界においては決まっていません。
もっと言うと、店員さんが「オレンジジュースです」と言っても、
実はパプリカジュースかも知れません。(って、そんなんあるのか!?)
おそらく、私がオレンジジュースをオレンジジュースであると認識するのは、
味を感じた時だと思います。
となると、「オレンジジュースになります」という予告も、認識のプロセスを考えると
かなり妥当な表現なのかも知れません。
と、くどくどと書いてみましたが、そういう言葉をつかう側にそこまでの意図があるかどうかは、
聞いてみないと分かりません(笑)
ただ少なくとも、何でもワンパターンの解釈というのは、寂しい気がします。
瞬時にたくさんの解釈をできることが、物心共に豊かなビジネスパーソンの第一歩ではないかと思います。
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