『失敗の法則』

『失敗の法則』

RBCの勉強会では、「成功事例」や「ある方の成功談」を扱うことが
少なくありません。
そして、特に「ある方の成功談」の場合、
そっくりそのままでは応用できない場合が多いです。
ですから、
「そっくりそのまま応用」といった、
あたかもファーストフード店に入る感覚で、
勉強会に参加されるのであれば、
そういう人にとっては、RBCの勉強会はあまり役に立たないかもしれません。
とはいえ、「自分と全く同じ状況」かつ、「勝ち方も全く同じ」で、
しかも「既に成功している」
という方を、探していて、
「そういう方から学びたい」ということであれば、
それは、失礼な言い方かもしれませんが、
「青い鳥症候群」でしかないと思います。
さて、そういう意味では、「ある方の成功談」は、
自分でどうやって応用するか、実行内容に落とし込むか、
を考える必要がありますので、成果の現れ方は、人それぞれな部分が大きいです。
一方で、「失敗のポイント」となると、
実は、かなりポイントが絞られてきます。
ビジネスにおける失敗というのは、かなり抽象化、パターン化、メソッド化がしやすい分野です。
ですから、汎用性という点では、「失敗法則」を学ぶ方が、効率的です。
とはいえ、「失敗の法則」となると、色々と課題がありまして、
1.講師探しが大変
 ⇒失敗した人にとっては、失敗経験をさらすことになり、恥ずかしい(かもしれない)
2.市場が小さい
 ⇒成功談の教材や出版物に比べ、失敗の法則を網羅したものや、失敗の経験を振り返ったものが少ない
3.(そもそも)受講者が自分の問題と思えない
 ⇒誰しも、「失敗する」と思っては行動していません。しかし、確率論的には、3年で7割のプレイヤーがコケるのが、ビジネスシーンのお約束です。
 ⇒ということは、そもそも、「失敗法則」の大切さが分かっていない人が多い。
ということが挙がります。
1はすぐに解決可能ですし、2も、RBCくらいの規模なら問題になりません。
とすると、3が対応課題でしょうが、これは、まず言ってみるしかないですね。
ということで、この場をつかってお話してみました。
>スタッフの皆さん
こういう視点の勉強会もしてみませんか?
ここに書くと問題になっちゃうのですが(笑)
事例はたくさんあるかと思います。
明日は名倉くんです。
失敗しないための会員登録はこちら
※登録された方には、毎月会員限定メルマガをお届け中。

Nomura