『キャッシュポイントとリスク』

『キャッシュポイントとリスク』

こんにちは。のむらです。
今さらの白状ですが、
実は、私のブログは4つのテーマで書いています。
(キレイなサイクルを目指しつつもたまに前後していたりします。。。)
さて、よく聞かれることですが、
RBCは起業塾なんですか?
という話があります。
結論は、
「広義の意味では、その通り」
です。
というのも、私たちが目指すところは、
「世界のビジネスシーンで、人に今まで味わったことの無い感動を与える人財」の輩出
ですから、
「ビジネスシーンのあらゆるところで、自律的に新たな価値を生み出すこと」
を基本的な価値観とする人が集まり、また、そうあるように成長する場です。
そうすれば結果的に、
「何か新しい価値を生み出す」
ことになりますので、
「広義の意味での起業」
となります。
とはいえ、
会社勤めの私には敷居が高いんじゃないか?
という声もたまに聞きますが、それはあきらかに誤解です。
「世界のビジネスシーン」と言っている以上、
会社勤めの方でも当然、対象になりますし、
「会社のオーナーに限る」という線引きもしていません。
「ビジネスクリエーター」は、
立場や肩書きよりも、行動が大事なのです。
さて、これは(長い!?)前フリだったのですが、
今日は「キャッシュポイント」ということについて考えてみます。
学生の頃、就職活動で、本当にたくさんの会社を見ました。
そうすると、人気の会社とそうでない会社というのが、
「学生目線」ではありますが、分かれてきます。
その話題の中に、偉そうな話ではありますが、
「この会社、ヤバそうだよね!?」
というものがあります。
就活生からみて、「ヤバい」と判断する理由は色々ありますが、
そのひとつとして、
▼キャッシュポイントが1箇所のマネーフロー
というのがあります。
これはどういうことかと言えば、
例えば、
特定企業の完全下請けのような感じで、
なおかつその特定企業との結びつきも強くない状態
が、該当します。
ザックリ、「お金をくれるプレイヤー(顧客)が1者しかいない」状況、
と言っても良いかもしれません。
で、確かにこの場合、特定企業からの仕事がなくなったら、
収入がなくなることが予想されるため、
学生さんが見ても「ヤバい」
つまり、「超ハイリスクな企業」
と思うわけです。
ところが、そういう企業を避けて、
大企業どころか、コングロマリットと呼べるようなところに就職したとしても、
「自分と入社した会社の関係」
を見てみると、思いっきり「キャッシュポイント1箇所のマネーフロー」
に、今度は自分が陥っていたりします。
にもかかわらず、
大企業に入ることを「ローリスク」と捉えられることが多いというのは、
根本的にはおかしな話です。
結局、学生時代の就活中に言われていた「リスク」というのは、
「自分自身がハイリスクなマネーフローに身を置く」という前提は疑わず、
「(自分から見たマネーフロー的な意味で)顧客の体力があるか?」
という視点の議論であることが分かります。
最近では、「資産設計」や「資産を守ろう」系のセミナーも多く、
また、非常に集客状況も好調だったりします。
もちろん、最近の金融市場の情報や、運用ノウハウを知ることは重要です。
とはいえ、「資産をどうするか?」よりも前に、
「どうやってどれくらいの資産を築くか?」も、
よく考える必要があるでしょう。
その際には、上述のような、
「自分自身の持つキャッシュポイントとマネーフロー」について、
リスクを素直に見ることが、まずは大事なんじゃないかと思います。
根本的なリスクヘッジの第一歩は、RBCへの会員登録からです。
明日は名倉くんです。

Nomura