『他人の目線』

『他人の目線』

こんにちは。のむらです。
「自分らしさ」と「他人の目線や評価」というのが、
時として相反するものとして捉えられがちですが、
それについて考えさせられることがありました。
余談ですが、今から数年前(!?)
高校時代に、「倫理」という教科がありました。
その授業の中で、
「アイデンティティが確立した状態」をどう定義するか?
という話が出てきた記憶があります。
細かいことは忘れましたが、
「私はこうである。」という主観的な思いと
周囲からの「あなたはこうである。」という評価とが
一致している状態。
と教わった気がします。
さて、本題です。
歌手の河村隆一さんという方がいますが、
あの方のモノマネと言えば、
「裏返りまくる声」
が特徴的です。
ところが、面白いことに、
初期の河村さんは殆ど声が裏返っていません。
【動画?】
初期の様子
ある時期から、若干その特徴が出てきました。
そのあたりの特徴を拾って、モノマネをする人が
かなり特徴的に歌ったのは容易に想像がつきます。
【動画?】
?から3年後
で、さらに、比較的最近の歌い方を見ると、
「あれれ!?」と(笑)
むしろ、ご本人の方がモノマネバージョン寄りになっています。
【動画?】
比較的最近(小林明子さんのカバー)
で、好き嫌いとか良い悪いは置いておいて、
初期の歌い方と比較的最近の歌い方とを比べてみると、
明らかに「河村隆一さんらしさ」が強くなっていったと考えられます。
初期の歌い方だと、そんなに特徴的とは言えません。
これは、
■自分が他人にどう見られているか?
■自分が他人からどう評価されているか?
によって、
自分の方が変化していった結果なのではないでしょうか?
そう考えると、
「自分らしさ」を考える上で、
「自分が他人にどう映るか?」は
重要な問題だと思います。
ということで、
他人から貼られるレッテルも、蔑ろにはできません。
自分自身をどうプレゼンテーションし、他人の評価をどう受け入れるか、
よくよく考える価値のあるテーマだと思います。
?「価値創造型人財」と評価される第一歩は、RBCに登録することから?
明日は、名倉くんです。

Nomura