中国との合弁事業(3) コミュニケーション

中国との合弁事業(3) コミュニケーション

海外事業に携わり、そこで感じたものをつづっていくシリーズ第三弾。
※これは私自身の体験からの感想であり、
 中国人すべてをいっている訳ではありませんことをご留意ください。
全体的にコミュニケーションをしていく上で
どんな場合でもあてはまるのが、
「引かない」 ということです。
私もどっちかというと頑固なタイプだが、
そのケタは違う。
例えば、一度Aといった場合、
それが明らかに間違っていたとしても、
いやあの時はAだったのだ。
という感じで、間違えを認めない。
そういう意味で、説得する、納得させることが極めて難しい。
昨日も双方の手配区分を決める打ち合わせの中で、
計画されているコストから盛り込んでいるにもかかわらず、
いやいや、そこには入っていない。
なんで、じゃ高いのだ?と聞くと
計画値をつくったお前たち(日本人)が計算間違いしているからだ。
という具合に平気で双方企業のトップが決めたことも反故にしてします。
同様に、これまで1年以上かけて取り決めたことでさえ、
すっかりひっくり返す・・・
これは契約した客から言えわれて驚いたのが、こんな言葉
「契約書は紙切れだ」
そんなもんいくらでも変更できるものだというのだ。
かなり驚きですよね。
これは余談。
もちろんすべての人がそうとは言えないが、
とにかく、「忍耐強く」「根気強く」いくことが大切なんですよね。

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